MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

12月16日生まれのジャズマン ジョニー・ハモンド・スミス ジョン・アバークロンビー 

2021-12-17 08:24:05 | 音楽夜話(ジャズ)
12月16日生まれのジャズマン ジョニー・ハモンド・スミス ジョン・アバークロンビー 


Johnny"Hammond" Smith (Organ) 1933–1997.生誕88周年。米寿。


オルガンのジミー・スミスと勘違いしてしまいそうなネーム。ジャズギタリストに
同姓同名がいるので、ミドルネーム入れ間違い防ぐ。こういうファンキーなオルガニストは
いるよなという感じの演奏。いいじゃないか。ファンキー結構。


Black Coffee
Johnny 'Hammond' Smith
https://www.youtube.com/watch?v=CHIoz_iF7Yw&list=OLAK5uy_n8h6i2mAdBFVquqEWZDHTsM9lH2006gHI&index=1


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John Abercrombie (Guitar) 1944–2017. 生誕77周年 喜寿


アバークロンビーって初期からこのようなサウンド設定だったのだろうか。
コーラスやディレイを使って深い浮遊感というか、シングルトーンでも
ベールをかけたような音色ですべて通している。これは彼ならではの
サウンド設定で、それを通しているのも彼オンリーのような気がする。


1968年なんと、同じ日生まれのスミスのオルガンにサイドメンとして参加している。スミスの方が
先輩だけれど、玉石混交のプレスティッジ盤だ。


このころは、ある意味普通のジャズギターのトーン。ウエスやジム・ホールの影響あります
みたいなところがある。


Johnny Hammond Smith & John Abercrombie Speak Low(1968)
https://www.youtube.com/watch?v=NoDHpYOkChc&list=RDNoDHpYOkChc&index=1
Jonnhy Hammond Smith - Nasty (1968)
https://www.youtube.com/watch?v=jlm0r53wQNU&t=43s


2019年リリースのベースとのDUOアルバム。やはり後年の彼のトーンは
ワン・アンド・オンリーだし表現が独特。


John Abercrombie · Don Thompson
https://www.youtube.com/watch?v=29ivsaWx-Fw&list=OLAK5uy_kPC4iTHcsOpzUI5NwLXH0xy3Z2qhdZjRA&index=1











バリー・ハリス 堕つ

2021-12-12 11:33:56 | 音楽夜話(ジャズ)


バリー・ハリス 堕つ




91歳大往生。それまで、週一回ワークショップを開いている。
バド・パウエルスタイルの継承者。このスタイルを好きなファンには
多分堪えられないと思う。


バリ・ハリとか訳されていたけれど、元気で活動されていた。
生身の伝道者が数少なくなるので、貴重な存在だったと思う。
その演奏をきいて改めてそう思う。 合掌。


Barry Harris Trio: Preminado + at the Jazz Workshop (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=JKWvYadEeq8&list=OLAK5uy_nFVM1axhlMPIJ6VAe9K0B9mCEr6Jw11Vk&index=1



白崎 彩子 ジャズ・ピアニスト訃報

2021-12-08 11:18:04 | 音楽夜話(ジャズ)
白崎 彩子 ジャズ・ピアニスト訃報


白崎 彩子YOUTUBE
https://www.youtube.com/c/AyakoShirasakiJazzPianist
FB
https://www.facebook.com/ayako.shirasaki

2019年9月のブログに書いた。出会いは突然。
その時にぽちっとしたアルバムがある。
今はそのアルバムのみ、スポティファイで聴けたりする。
別れも突然。ネットのニュースで報じられていた。

52歳1年半の闘病の末旅立たれたとか。
それほどメジャーではないと思うが、訃報は速かった。
亡くなる前まで、YOUTUBEに演奏をUPされており聴くことができる。
記録は残る。若いよな。まだまだ、活動できたのに残念。


ライブ・イン・ハンブルグを聴きながら、追悼。合掌。





サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2002年9月7日 

2021-12-07 08:34:59 | 音楽夜話(クラシック)
12月5日
04:00-06:25 20.00-22.25 RBB


アデス:アサイラ op.17
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
ハンガリー舞曲第3番ヘ長調




サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2002年9月7日 ベルリン、フィルハーモニー


するすると入ってくるマーラー、ある意味聴きやすかった。
、スーパー軍団なので、何でもできそう。
就任披露を盛り上げようとする気運もあったのかもしれない。


流れに無理がなく、一定のテンポ感は聴き手を引き込む。
毒気のあるマーラー像ではないけれど、譜面を細かく読み込んで
再構成したのかもしれないけれど、プロの仕事だと思う。


放送録音原本なのか、それともCD版を放送したのかわからないけれど、
それと当日アンコールがあったのか。それとも別の日なのか、ドイツ語が
聞き取れないのでわからないけど、放送には載っていた。


マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サイモン・ラトル(指揮)


 録音時期:2002年9月7~10日(デジタル)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)


ジャズ・ロフト(ネタばれあり)

2021-12-07 08:22:48 | 音楽夜話(ジャズ)
ジャズロフト

50年代のユージン・スミス(写真家)の半生と当時のジャズ・
ミュージシャンの関わりを絡めて映し出す。
ドキュメンタリーだった。

そこにはロフトに集まるジャズミュージシャンと彼のやり取りが
プリントされた歴史として残った。


彼はマイクを繋ぎオープンリールを回し、演奏や媒体を写真の様に記録した。
生きざまは、家庭人ではなく、仕事人として生涯送るような生きざまだった。
芸術家、アーティストといってもいいかもしれない。
そこにジャズがあって彼は表現する一つとしてそれを選んだのでは
ないかと思われた。画面に現れたジャズマンの表情は自然で、
作為的なものは感じられなかった。
気配を消してそこにいて写真を撮っていたというようなコメントがあった。
プロとはいえそういう写真家もいたのだ。LIFEという写真誌に、
報道写真を掲載し続け、戦争にも従軍カメラマンとして仕事をし、
最後は「ミナマタ」という作品を残した。
それらの過程の中で、当時のジャズを記録に残した。

テープにはモンクとホール・オーヴァートーンの会話が残されていた。
モンクの打鍵している写真があった。複雑に絡まった指から出る音は、
そのままモンクの音楽になっていた。そのような写真が残されていた。
オーヴァートーンが音楽的に博識でクラシックもJAZZもできる人だった。
彼のアルバムを1枚知っていたけれど、そんな人だとは思わなかった。
このロフトの常連だった。
メインはスミスを映すことで当時のジャズの一面を切り取っている。
ジャズをメインにはしていないので、それをメインに置くと
肩透かしを食らうかも。
メインはスミスなので。席は52席、観客は3名19:55~21:30。