MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

土岐英史氏 逝く

2021-06-30 12:04:35 | 音楽夜話(ジャズ)
土岐英史氏 逝く


サックスプレーヤーで教則本なども出筆。
昭和のころはシリアスなものから、フュージョン系などもこなして、
自分のグループを率いて活動。山下達郎・竹内まりあなどのアルバムや
ステージにも参加していたと思う。印象深いのは竹内まりあの「駅」
でのサックスプレイ。泣ける演奏だと思う。これ1曲で彼を覚えていられる。
愛娘の土岐麻子嬢も成長し、ミュージシャンとなった。
ご冥福を祈る。
「駅」竹内まりあ 
LIVEの映像で、土岐さんのソロが聴ける。これも泣けるソロ。
 SPARKLE - Tatsuro Yamashita / スパークル - 山下達郎 / 
テレキャスターのカッティングのイントロがもう素敵すぎ。
土岐さんのソロも冴え冴えとして夏。 

ニコライ・アレクセーエフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団演奏会

2021-06-30 11:36:12 | 音楽夜話(クラシック)
ニコライ・アレクセーエフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団演奏会




02:00- 20.00- YouTube_Филармония Шостаковича
Шуман Малер | Николай Алексеев Барри Дуглас | Трансляция концерта


シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」


バリー・ダグラス(ピアノ)
ニコライ・アレクセーエフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
2021年6月29日 サンクトペテルブルク、フィルハーモニア大ホールから生中継

https://www.youtube.com/watch?v=K0bFnWy35EE

久々にこのピアニストの名前を聞いた。1960年生まれ、還暦を過ぎているけれど、
チャイコフスキー国際ピアノコンクールで1位の持ち主。若いころはイケメン、
今はロマンスグレーの感じのピアニストになった。今でも演奏活動できるようだ。
指揮も手掛けている様子。今回はピアニストで。
シューマンは気持ちゆっくりなテンポ設定で、早いフレーズにも対応できるようにか
じっくり歌いこむようなペースで進んでいった。このようなシューマンもロマンティックで
いいかもしれない。聴きごたえがあった。


アンコールは、ブラームス7つの幻想曲作品116より第4番 間奏曲ホ長調、
シューマン・クララシューマン・ブラームスとのつながりでのアンコール曲か。
協奏曲からトーン・ダウンして終える。なかなか憎い演出。


後半は、マーラーの1番。
ステージも狭い感じで団員の方も密ですね。そんなに金管など煽ることなく
バランスのいい演奏のように感じる。1番は聴かせる旋律も多いので、
飽きずに聴いていられた。最後の金管立位の大団円。立派でした。


サンクトペテルブルクは聴衆もマスクなしの人もいたし、
団員もノーマスクだった。変化あり。

6・29パノラマ バイエルン放送響

2021-06-30 10:03:10 | 音楽夜話(クラシック)
6・29パノラマ バイエルン放送響

・ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:トリオ 変ホ長調 Op.11 - "ガッセンハウアー"(街の歌)
(クリストファー・コーベット、クラリネット;セバスチャン・クリンガー,チェロ;
アンナ・キリチェンコ、ピアノ);
・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K. 453
(内田光子, ピアノ;コリン・デイビス)




6・29パノラマ バイエルン放送響


BR‐Klassikでベートーヴェンの若いころピアノトリオを聴いた。
「街の歌」と副題もついている。さわやかな1曲だった。
たまたまプログラムされていたのを聴いたのだけれど、
こういう出会いも面白い。出会いがなければ聴くことのなかった
1曲だと思う。感謝。


同じプログラムの中に内田光子さんのモーツァルト17番のピアノ協奏曲が
入っていた。デイヴィス・バイエルン響のもの、内田さんはテイト・イギリス室内
内田さんの弾きぶりでクリーブランドと2種の全集を組んでいるけれど、
デイヴィス・バイエルンはない。17番はコンサートでもよく取り上げられている
1曲なのかもしれない。デイヴィスが中庸を行き、内田さんがそれにコク付けするような
イメージがあり、聴いていてなんともいい感じに浸れた。
こういうモーツァルトもありかな。

旅するサックス奏者 仲野麻紀 テイストオブジャズ より。

2021-06-26 18:20:30 | 音楽夜話(ジャズ)


旅するサックス奏者 仲野麻紀 テイストオブジャズ より。




こういう方をアーティストと呼ぶのかもしれない。
ある意味自由だけれど責任は自分持ちだ。
好きなこと、して身になるかは別問題だけれど、
好きなことをやりたいことが沢山ありすぎてと
言いながらも、視点は鋭いものがあるのかも。

サティやモンクを取り上げるところはなかなかな目線。
クラシック寄りのサティーではあるけれど、サティー
ミュージックがそこにある。彼の音楽なのだ。
モンクにしても彼の音楽。それを取り上げ自分のものとして
提出する。音楽がこなれている。耳に心地よいだけでなく
やはり芯がある。ジャズというよりはワールドミュージック
みたいな感じで、聴いてて、ジャズの幅を広げたような
ある意味、ゆるい感じがいいと思う。


【今週の番組ゲスト:フランス在住のサックスプレイヤー 仲野麻紀さん】
新譜『アンソロジーvol.1-月の裏側-』と『Cyrcles』から
M1「おもてとうら〜「ふたりののベロニカ」のために〜」
M2「あなたが欲しい」
M3「リフレクション」
M4「ジムのペディ1番」


インターネットラジオもあれているという。
聴いてみたい。


オープンラジオ 仲野麻紀 で検索。
https://www.mixcloud.com/makinakano/


アラン・ギルバート指揮  ニューヨーク・フィルハーモニック 演奏会

2021-06-26 16:21:51 | 音楽夜話(クラシック)
6月26日
11:00-14:00 21.00-24.00 WFMT


ヴェーベルン:大管弦楽のための牧歌「夏の風の中で」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K 488
ヴェーベルン:交響曲 Op.21
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス Leif Ove Andsnes
指揮:アラン・ギルバート Alan Gilbert
ニューヨーク・フィルハーモニック New York Philharmonic
2009年12月29, 30日 2010年1月2日 エイヴリー・フィッシャー・ホール, ニューヨーク Avery Fisher Hall

一昔前だけれど、アンスネスの23番別音源で聴くことができた。
ビッグ5のニューヨーク・フィルだ。
アンスネスもこのころは、元気でガンガン飛ばしていた感じ。
1楽章のカデンツもキレキレのいいカデンツだった。
若干早めのテンポ感も当時のものかもしれない。


ヴェーベルン:大管弦楽のための牧歌「夏の風の中で」は
後期ロマン派のような、メロディー・リズム・ハーモニーを持つ曲。
ある意味聴きやすかった。
交響曲Op21は、メロディーリズムハーモニーが現代曲調で、
頭で考えて聞く曲ではありませんでした。
シューマンの2番は本当によく実演される曲で、ほかのタイトル付き
曲よりもよく演奏されているのではと思います。
この回の放送録音は音もよく、Vnがシルクトーンというか
つやのある音を出したいました。
ティンパニも迫力あったり、ダイナミックな2番が聴けた。
最近、ギルバートさんはN響に呼ばれませんね。
ほかで活躍しているからいいのかな。