MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ジョナサン・ノット指揮 東京交響楽団 第九演奏会

2022-12-29 00:33:29 | 音楽夜話(クラシック)
12月28日


18:30- ニコニコ生放送_ニコニコ東京交響楽団(ニコ響)
全40台のカメラで見るベートーヴェン「第九」 演奏:東京交響楽団


 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125


隠岐彩夏(ソプラノ)
秋本悠希(メゾソプラノ)
小堀勇介(テノール)
与那城敬(バリトン)
東響コーラス
ジョナサン・ノット指揮東京交響楽団
2022年12月28日 赤坂、サントリーホールから生中継


早めの演奏だった。これが今の流行りなのか。古楽風なやり方を
取り入れているような、あまりドラマを膨らましたような演奏でなく、
スマートに直球勝負みたいな感じが伺え、前に進む攻めの感のある、
それでいて速さが仇にならない、受けれられるテンポというか、
歌いながら流れていけるので、まだ、好みの範囲かも。
ベートーヴェンの作曲の凄さがわかるというか、この速さの演奏でも
隙がない。立派な演奏だと思う。3楽章入る前に独唱陣が入場。
合唱は初めからP席に陣取ります。
3楽章の弦楽部も早めに流れていきますがそれでも不足はありません。
終楽章も切れ目なく入ってきます。大団円。オケは加速します。
独唱も気合入った歌が聴かれます。独唱陣の最後の4重唱が終わってからは
怒涛のフィナーレで崩壊するのではという感じがあってもそこはプロ。
りハも積んでいるのでしょう。切り抜け終演。なかなか聴きごたえがありました。


東響独自の蛍の光でしめくくる。第9の後の・・・。


12月28日 生まれのジャズマン アール・ハインズ ミッシェル・ペトルチアーニ

2022-12-28 20:59:24 | 音楽夜話(ジャズ)
12月28日 生まれのジャズマン アール・ハインズ ミッシェル。ペトルチアーニ


Earl"Fatha" Hines (Piano) 1905–1983.  生誕117年 没後39年
スイング期のスタイルのピアニスト。バップの前なので、音源に当たることもなかったけれど、
リズム感のある演奏がいい感じだと思う。


GT STOMP
https://www.youtube.com/watch?v=8LEgFYcIeAU&list=OLAK5uy_kKnrXXAI7WubEoej3iJ69p-A8udGfmhJI


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Michel Petrucciani (Piano) 1962–1999. 生誕60年 没後22年


先天性の障害があったものの、それを超えて素晴らしいJAZZを残した。
ジャズを割と聴いていたとき、彼の名前を知った。エヴァンス風の演奏にそれでも
今風な感じも漂わせ、当時のトップ・ピアニストに躍り出た。フランスでブルーノート
レーベルと契約した初めてのアーティストだったという。音源が残されていてよかった。


Live
https://www.youtube.com/watch?v=XXMGFkNECMw&list=OLAK5uy_nAWJB1BKJMgcXUzUkDoBCwcC79-j59oZ0



クリスチャン・リー 李映衡(ヴァイオリン)アンドリュー・デイヴィス指揮メルボルン交響楽団演奏会

2022-12-28 20:55:04 | 音楽夜話(クラシック)
12月28日


11:00-13:00 13.00-15.00 ABC


チーサム Deborah Cheetham(ルーク・スピーディー=ハットン編):長い間ここに住まっていた(1:39)
現代曲


ヴァイン Carl Vine:交響曲第1番「マイクロシンフォニー」(12:20)
現代曲


メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98


クリスチャン・リー 李映衡(ヴァイオリン)アンドリュー・デイヴィス指揮メルボルン交響楽団
2022年12月3日 メルボルン、ハマー・ホール


クリスチャン・リ(2007年10月30日 - )は、オーストラリアのヴァイオリニスト。


2018年4月20日、10歳のとき、ユーディ・メニューイン国際コンクールの
ジュニア部門で優勝した[1]。WIKI。


今日のメンコンは聴かせるなぁと思って聴いていた。検索すると、現在15歳の俊英。
5歳でヴァイオリンを始め、12歳でデッカ・レーベルと契約。2021年にファースト
アルバムをリリース。コンクールなどもジュニア部門で優勝をしているなど、評価は
高まっている。プロは上手いのは当たり前だけれど、聴かせられるかどうかはまた別問題。
伝わりやすく共感しやすいというのは演奏者の特性にもよる。
なかなかな逸材なのではないかと思う。20過ぎたらただの人になってしまうかどうか。
楽しみだ。


ブラームスの4番はゆったりと鳴らし、丁寧な演奏でよかった。
楽章間の拍手も気にならない。奇を衒わない。それが伝わる。


ABC ランチタイムコンサート(アーカイブ)
https://www.abc.net.au/classic/programs/lunchtime-concert/mso-mendelssohn-and-brahms/14121026


12月27日生まれのジャズマン ビル・クロウ T.Sモンク

2022-12-27 19:12:40 | 音楽夜話(ジャズ)
12月27日生まれのジャズマン ビル・クロウ T.Sモンク




Bill Crow (Bass) in 1927. 95歳おめでとう。


ビル・クロウと言えば、村上春樹氏の翻訳もので、
「さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想」 (新潮文庫)
というのがあった。手にしてたこともあり、多分、うちの中のどこかにあると
思われる。村上春樹氏の小説よりも一時期面白かった記憶がある。
クロウの演奏は音源に当たったことがなかったので、もしかすると、
サイド・マンのものを聴いてたかもしれない。しかし上記の作品は
読み応えがあったと思う。


Gerry Mulligan Quartet Complete Studio Recordings
https://www.youtube.com/watch?v=uPdDiWtucH8&list=OLAK5uy_l8onbYwoY5POrt6ffb0HfPazrbo25r7Kw
4つ刻みのベースを聴いてなごむことにしよう。


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T.S. Monk (Drums and Percussion) in 1949.  73歳おめでとう。


セロニアス・モンクの息子さんですよね。その方がもうこのような年齢とは
知りませんでした。父親とツァーに出ていたり、その後は父の意志を継ぎ
研究所を設立したり、JAZZにかかわる仕事を続けているようです。
もう演奏自体はしていないのかな。2世というのもなかなかないので。


Take One
https://www.youtube.com/watch?v=6heIcYba09k&list=OLAK5uy_lw2G2j80u2hj7pxkG7EXC9sN3a4Wfc4NY&index=1
フロント3管のブルーノートの奢った作り。多分1枚目なのではなかったか。
NHKのジャズ番組で紹介されていたのを聴いた覚えがある。ドラムも達者だな。



ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 バイエルン放送交響楽団演奏会

2022-12-27 19:04:47 | 音楽夜話(クラシック)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 バイエルン放送交響楽団演奏会


リハーサルの後の番組でコンサートの放送があった。収録日時・場所は
不明。曲目は、番組プログラムとは別のものだった。


モーツァルト 交響曲第40番 ト短調K550
シューベルト 交響曲第9番D944「グレート」


彼の演奏は正統派というか、隙がないというか、かっちり
出来上がってる。それでも息苦しいわけでもない。流れもある。
40番のト短調も重みのある演奏で味のあるものだった。


シューベルトは長い。これは昔から変わりない。いつ終わるのか
と思うことがある。そういう演奏ができるというのもある種正統派
なのかもしれない。時々引き込まれて、もう終わった的な演奏もある
けれど、それは少ない。どちらもあるその意味では面白い曲だったりする。