MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ミッシェル・ルグラン(作曲家・アレンジャー・ピアニスト)

2019-01-29 20:17:59 | 音楽夜話(ジャズ)
最近、訃報を聞いた。映画音楽の大家くらいしか知らなかったりする。
JAZZでもアルバム出してるし、活動もしているが遠い方だった。

バイエルン放送協会のインターネットラジオのJAZZ番組で
追悼番組が放送されていた。1時間程度のものだったが、何曲か
関係のある曲が取り上げられ流れた。ドイツ語なので、内容は
わからないが、ルグラン氏の曲が主に流された。
最後の曲は、「You Must Believe in Spring」ルグラン作品。
ビル・エヴァンスの演奏が流れた。彼は同名タイトルの
アルバムを作り秋に亡くなる。

そしてルグランは今年の春を見る事はなかった。

偉大な才能に。合掌。

Bill Evans - You Must Believe In Spring
https://www.youtube.com/watch?v=FTlKzkdtW9I

バロック音楽が流れる喫茶店

2019-01-29 15:30:22 | 音楽が流れる喫茶&BAR
用事があって出かけたときに寄った1店。
階段を上がり2階の入り口から入る。
店内はそれ程込み入った時間ではないが、
テーブル客が増えると、おしゃべりが
多くなるので店内がにぎやかになる。

ご夫婦で営まれてるのか、きびきびした
感じで動かれていた。

この手の店は若者と仕事人はいない。
パソコン持ちこめないからだ。

ブランドの食器で暖かい紅茶が運ばれる。
店内のBGMはバロック音楽が中~小音量で
本当に邪魔にならない感じで流れている。
テクニクスの3ウェイが店内に向けて、キッチン上の
壁に埋め込まれ、国産シャンペンゴールドのアンプ・
CDプレーヤーがラックに入って使われていた。

しかしながらたぶんCD音源だと思うが、高域が
マスクされていて、トランペットやチェンバロが
輝かしくない、セッティングちがいなのか、
トーンコントロールで高域落とされてるのか・・・。
知る由もなかったけれど・・・。オーナーは気にする
様子も見られなかった。

名曲喫茶ではないので、ジャケットが出ていることも
なくBGMだった。へンデルかな・・・。

カップのダージリンを美味しくいただいた。

カフェ グレ
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13016437/





BGMがBEATLESだけの店

2019-01-29 00:21:37 | 音楽が流れる喫茶&BAR
今時そんな店がある。
そば屋、うどん屋、ラーメン屋、すし屋、コム・サ
居酒屋、洋食屋、カフェ、美容室・・・。

どんな理由でオンリーにしたのか、聞いてみたくもある。

以前、新宿のラーメン屋に入った時に、
BGMがBEATLESオンリーだった。

なんか、すごく違和感を感じた。
自分が好きで聴いていたものが、
ナガラは出来なかったというのはある。
でも巷では存在する。

駅近のカフェに入った。そこは駅近だけあって、
いろんな人が来て、流行っている様子だった。
その店のBGMがBEATLESオンリーだった。

珈琲飲みながら、BOSEの101スピーカーから流れてくる
曲を聴きながらすることといえば、イントロ曲名当てクイズ。

悲しいかな歳と共に衰える記憶力とのせめぎあいで、
イントロで解ればOK、歌詞1番ならなんとかで、
サビまで行かないとわからないという事実もあったりして、
なんか、ショックだったりする。

ビートルズだけの音源をそろえて流している店は少ないと思う。
大体が、USENの「ビートルズチャンネル」B-23だ。
答え合わせはプレイリストの検索でする。

店にいたときのイントロで、曲名当てクイズの正解プレイリスト。
ハニー・ドント/アイ・コール・ユア・ネイム/マジカル・ミステリー・ツァー
オール・アイヴ・ガット・トゥ・ドゥー/ツイスト&シャウト/ウィズン・ユー
ウィズアウト・ユ―/アイム・ア・ルーザー/エイト・デイズ・ア・ウィーク
ベイビーズ・イン・ブラック/ウエイト/みんないい娘/サボイ・トラッフル
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/ストロべリー・フィールズ
フォーエヴァー/ビコーズ/セクシー・セディーで時間切れで席を立つ。

一体私は何をしているのだ(笑)。このグループに関しては、
いまだにナガラが出来ない。
下手すると、コーヒー飲みながら、一緒に口ずさんでしまいそうだ(笑)。

その店の名前が「ブラウン・シュガー」という。
もしオーナーが別の何かに入れ込んでたら、ビートルズは流さない
と思うが、どうだろうか。きっと違う意味合いで店名つけたのだろうな。

12Bars Blues

2019-01-28 15:18:52 | 音楽夜話(ロック)

「12小節の人生」を見に行く(ねたバレあり)。

驚音上映。思ったよりサウンドに厚みが出ていて、
バンドサウンドになっていた。

クラプトンの人生は幼少期から、祖母に育てられたりして、
紆余曲折あった。対人関係、特に女性に関しては色々な思いが
錯綜しているようで、難しさが常にあった。

人妻に横恋慕したりして、それも結局成就せず、その代わり
音楽の神様はそんな彼を時々救った。

初めての男の子を授かり子育てに入ったが、その子は、
クラプトンの精神的な後ろ盾になって、天国から見守る形になった。

そのようなどん底を見せられても、麻薬や飲酒から
彼は這い上がってきた。
彼には最終的に音楽があり仲間がいて助けられている。

対人関係でうまくいかなくても、最終的に良い形で妻をめとり
子孫を持つことで、彼の子供と一緒に成長して行きたいという
夢がかなう事になる。普通こんな好都合には展開しないと思うが、
彼の本来の人間的強さと信じる音楽と時々の人との出会いが
巡り合わせ的に良かったのだろう。

ご本人は長生きしないと若い頃インタビューに答えていたが、
早逝はせず、きちんと課題を乗り越えてきた。

これはある意味凄いことだ。だれでもまねできるものではない。
ドキュメンタリーでご本人も監修しているだろうから、
ここまでの作品になったのだろうと思う。

我々年代は見ていて懐かしくも深い彼の人生を追体験した。
会場の視聴者も同年代か上の方たちばかりだった。

楽しい話ばかりでないが、最後はハッピーに締めくくっている。
心を開き許し家庭を持ち子孫を持つことで、彼の今回の事業は
終息に向かっているのかもしれない。

音楽の神様に愛され、周りに見捨てられず。母親には拒絶されたが
それを乗り越えた。ジョンブル魂を持つ、音楽だけでない、
彼の成功物語がそこにあった。

たぶん彼はクロス・ロードで魂を売り渡していないだろう。


耳の件あるも来日コンサート。

今年4月に来日予定と発表があった。
大きなツァーはしないものの、武道館5日は結構ハードではないか。
70を過ぎての海外遠征。

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/59104/2

https://www.barks.jp/news/?id=1000163713/////

NOISE 

2019-01-28 10:01:07 | 音楽が流れる喫茶&BAR

noise
1980年にオープンした「町田ノイズ」。

町田ノイズ
https://jazznoise.jimdo.com/

ツイッターより
引用開始
皆様。今日も沢山ランチに来ていただき ありがとうございます。
沢山のお言葉ありがとうございますノイズを今までやってきた
スタッフを代表して「ありがとうございます。」まだいつどうなるか
私もわかりませんがライブも4月まで入っています出来る限り全力でやります。
いつまでかは又報告します。

東京・下北沢「ノイズ」の2号店として1980年にオープンした「町田ノイズ」。
1号店は閉店しましたがこちらはオーナーが3代目となったいまも健在。
ほとんど改装はしていないそうで、昔の喫茶店の造作がいかにしっかりしていたかを
今に伝えてくれます。椅子はスウェーデン製のディレクターズチェア。

お客様各位】1
まだまだリツイートしきれない程の
沢山のお言葉、、私達スタッフがあんな状況でも何故
ノイズをやめれなかったか。これが理由です。
ジョルナやビルのオーナーはこの経営で何故出て行かないのか
と思っていたと思います。
私はずっと「立て直したい、又は違う方にノイズを経営して貰う


お客様各位】2
昨年末 契約解除の内容証明が届いた時
私は笑いました。どうしたらいいのか
、とうとう来たよ。いろんな人がアドバイスをくれました。無言の人も
号泣する人もいました。
更に店の解体費用の見積もりが出て
これには私は怒りました笑。

お客様各位】3
去年の年末から 半年くらいは経ってる様な感覚です。
弁護士さんを紹介してくれて相談にも行きました。
私は決断しました。
ジョルナを出て行きます。

【お客様各位】4
いつまでジョルナにいるかは
まだ決定していません。
決まり次第 お知らせ致します。
ノイズの内装は再現することは
不可能だと思っています。
是非 写真を撮りにいらして下さいね!

町田ノイズのスピーカーは、お客さんが会話できるように
天井近くにセッティングされてます。
たぶんアルテックの612C/604-8H。
アンプは以前はSOULNOTEのsa.4.0+sa1.0でしたが
今は違うかもしれません 引用終了



閉店の可能性か。
ジョルナの4階。女子系の店が多いので、ビルに入りずらかった。
その若さもとれた私の社会人デビュー1980年に神奈川に来て、
町田が東京都下町田市だという事をおぼろげながら理解した時、
ノイズが現れた。ビルに田原のCD店があったりもした。
何度か行ってみた。居心地のいい空間。

大きな音でJAZZが鳴っていることがただ単純にうれしかった。
薄暗い空間に美味しい飲食。こういう店はいくつになってもいつ来ても
その時に戻れ落ち着ける、個人的なヒーリングスポットだったりする。
何も出来ないけど、また来ます。

久しぶりにお邪魔した。コーヒーとシフォンケーキをおいしくいただいた。
関西方面のJAZZのフリーペーパーがなぜかあったりする。なんでやねん。
これがなかなかの優れもので感心。目の付け所がちゃうやん。

今回のレコード係は店が忙しくなって変えられないのか、
下の一枚をヘビロテしていました。2月発売予定。
ピアノトリオですが、芯があって伝わります。

太田耕平 / DO YOU LIKE DO-YOU?.
1 I'll remember April; 2 ペチカ; 3 Our happy medium;
4 赤とんぼ; 5 肥後手毬唄; 6 Conception; 7 A sleepin' bee;
8 Recuerdos de la Alhambra.
太田耕平(ds)田窪寛之(p)池尻洋史(b).