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ハワイ交響楽団

2020-05-21 06:58:24 | 音楽夜話(クラシック)
ハワイ交響楽団
http://hawaiisymphonyorchestra.org/

ホノルル交響楽団の歴史は長いのですが、それが前身で、
閉団し2年後にハワイ交響楽団として生まれ変わる。
メンバーの大半がホノルル交響楽団からのメンバー。

ハワイというと、やはりハワイアンで、クラシックという素地が
あまり感じられないと思われがち。ハワイは実はアメリカで、
本土からも音楽家は来るわけで、その意味では、地方交響楽団の
一つとしてあるのだろうと思う。

レベルとしては、どうなのだろう。聴きに行く方は、聴く前はそれ程でも
と思っても、聴いた後はそのレベルに驚かれたというネット記事を見ました。

芸術顧問にジョアン・フェレッタの名前がありました。バッファロー・
フィルハーモニック管弦楽団の音楽監督1999年から歴任していて、
ハワイ交響楽団の芸術顧問を歴任しているようです。

アメリカは、国からの補助金がないので、コンサート収入と寄付金が
運営のすべてになるそうなので、大手のスポンサーがつけばいいものを
そうでないと運営も難しいものがあるといいます。特に本土でなく島ですので
条件もきついものがあるかもしれません。


チケット料金は 27(約3000円) ドルから 79(約8,600円)ドルです。


本日放送のコンサートより。


ブラームス:交響曲第3番
3番は、盛り上がって終わる曲ではなく、人生の秋を感じさせるような
ところがあるので、終わりに持ってくると盛り上がれず、
しみじみしてしまうので、初めに来ることも多いようです。
破綻のない演奏で、十分な音量と技量はあるように聴きました。


ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
指のよく回る、スマートな演奏という感じでした。
オーケストラもソリストによくつけているという感じで、
指揮者の意向が反映されているのかもしれません。
終演後にスタンディングオヴェーションがありました。
とホストが語っていました。


リスト: 交響詩「前奏曲」
終盤は「レ・プレリュード」。これを終わりに持ってくるのは指揮者の
意向もあると思いますが、盛り上がりもあるかもしれませんね。
終演後は沸いてました。なかなかな力演でした。

コンラッド・タオ(ピアノ)
ジェラード・シュワルツ指揮ハワイ交響楽団
収録日時・場所は不明。




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