MOBU'S MUSIC MAZE

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大人のJAZZ TIME 演奏別タイトルを2つずつ紹介。2022・11・26

2022-11-30 10:28:20 | 音楽夜話(ジャズ)


大人のJAZZ TIME


演奏別タイトルを2つずつ紹介。
隣は何を選び、聴くひとぞ・・・。




枯葉 
ケニー・ドーハム(tp)(市原 選)
演奏:Kenny Dorham
アルバム:Sings and Plays: This Is The Moment!


歌うドーハムは初めて聴いた。ストレイトな吹奏は
ストレイトな歌唱だった。歌うように吹くというのは
このことなんだとわかった。歌も何げに味わいあってよかった。


バーニー・ケッセル(g)(田辺 選)
演奏:Barney Kessel
アルバム:Autumn leaves


上手く聴かせるケッセルのギター。わかりやすく聴きやすく。




ジョーンズ嬢に会ったかい?


サラ・ヴォーン(市原 選)
演奏:Sarah Vaughan
アルバム:The Divine One
サラのスキャットもすごく、かっこいい。
自由自在に歌う彼女。天啓。


ジョー・パス (田辺 選)
若者はジャズギターを目指す。ありがちな展開。
田辺さんがジャズ・ギターを始めたのはこの方がいたからとのこと。
このケースいるのではないかと思う。
ある意味ジャズ・ギターソロを展開して売れる演奏を提示した
数少ない一人。プロデューサー・ノーマン・グランツの手腕も
すごいけれど、ヴァーチュオーゾ前と後の彼のブレイクはある意味
凄いと思う。ジャズのソロ・ギターのジャンル開拓もしたし、
コンボでも活躍。ヴァーチュオーゾはびっくりどっきりな演奏。
楽団ひとり。言いえて妙。175の音も、マイク収録、ボディー泣きを
押さえるためにゴム・バンドをボディーに巻いている。弾き方もある意味
繊細。録音にも気を使っている。
田辺プロが言う。「こんだけひけたら楽しいだろうな~。」上には上がいるのですね・・・。


ゼバスティアン・テヴィンケル指揮バイエルン・バートブリュッケナウ室内管弦楽団演奏会

2022-11-30 09:24:27 | 音楽夜話(クラシック)
11・29
04:05-06:00 20.05-22.00 BR-KLASSIK


モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
シベリウス:即興曲
セジョルネ:マリンバ協奏曲
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調 op.48
クララ・デ・グロート Clara de Groote(マリンバ)
ゼバスティアン・テヴィンケル指揮バイエルン・バートブリュッケナウ室内管弦楽団Bayerisches Kammerorchester Bad Brückenau
2022年11月19日


室内管弦楽団とうことで、弦の鳴りがいいように感じられた。
モーツァルトのセレナータ・ノットルナはある程度知られた曲なので耳馴染みよく流れた。
シベリウスの即興曲は初めて聴く小品だけれど、シベリウス感のある染みる曲だった。
マリンバ協奏曲は、現代曲なので聴くのみにとどめる。
やはり白眉はチャイコフスキーだろう。流れ良く、弦もつややかで聴いていて気持ち良い。
演奏者もある意味酔える曲なのではないかと思ってしまう。

11月29日生まれのジャズマン  チャック・マンジョーネ

2022-11-30 06:06:13 | 音楽夜話(ジャズ)


11月29日生まれのジャズマン


11・29


Chuck Mangione (Trumpet) in 1940. 82歳おめでとう。


どちらかというと、フリューゲルホーンの印象が強い。
ヒットしたアルバムがそちらなので、そういう方向の
音楽の方なのかと思っている。フュージョン志向の
アルバムが多そう、ラテンもスクリーンミュージックも
手掛け、グラミーまで手にしている才人だ。


Feels So Good
https://www.youtube.com/watch?v=BwWT6U65sl0&list=OLAK5uy_k7oRGGpja1m6yois5ZaMA3ByE03fAJuYQ&index=1


参考までに、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのアルバムに、「バタコ―ン・レディー」というのがある。
これに20歳のキース・ジャレット、25歳のチャック・マンジョーネが参加している。アルバム・タイトルの自作曲や
「マイ・ロマンス」の達観したミュート・プレイが聴ける。一期一会だ。


Buttercorn Lady
https://www.youtube.com/watch?v=ad8sqFQ_RO0&list=OLAK5uy_nyshJyEZJ-C4bLFgD8YZq20ZElYFqrifU&index=1


アンドラーシュ・シフ(ピアノ)バッハ: イギリス組曲全曲演奏会 2003/2/11

2022-11-29 21:10:25 | 音楽夜話(クラシック)
11・26
バッハ: イギリス組曲1-6番 アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
03:35-06:00 19.35-22.00 BartokRadio


バッハ: イギリス組曲第1番 イ長調 BWV.806
同: イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807
同: イギリス組曲第3番 ト短調 BWV.808
同: イギリス組曲第4番 ヘ長調 BWV.809
同: イギリス組曲第5番 ホ短調 BWV.810
同: イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV.811
(アンコール)同: フランス組曲第5番 ト長調 BWV.816
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
2003年2月11日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


フランス組曲は典雅で好きだった。たぶんイギリス組曲よりも
数多く聴いたと思う。イギリス組曲はなんかイギリスらしいと
いうか、イギリス風というか、フランスとは違う匂いがある。
ある種のキメというか、形があり、それが、いまいち入らなかった
のかもしれない。


シフは1988年にこの曲をレコーディングしており、この録音は
2003年なので、アルバムから15年後の演奏を19年後の今年
放送された。シフのバッハは当時から定評があり、ピアノで
バッハを弾く意味とか説いていた方もいたが、シフの様な
演奏を聴くと、ピアノもありかなとも思う。グールドとは
また違う切り口の様で、これはこれで引き込まれる。


歳が行って、イギリス組曲も聴けるようになり、歳取る
というのは、あながち悪いものではないと思える。
こういう小さな幸せも運ばれたりするからね。
Bachはやはりすごくて、音楽職人以上の
何かを持っている音楽家なのだろうと思う。



ゼバスティアン・テヴィンケル指揮ノルトライン・ヴェストファーレン州立ユーゲント管弦楽団(ドイツ)演奏会

2022-11-29 20:38:02 | 音楽夜話(クラシック)
04:04-06:00 20.034-22.00 WDR


ヴェーバー:歌劇「魔弾の射手」~序曲
シェールホルン Johannes Schöllhorn:skima(世界初演)
シューマン:4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調 op.86
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
Jens Plücker(ホルン)
Marc Gruber(ホルン)
Jonathan Wegloop(ホルン)
David Neuhoff(ホルン)
ゼバスティアン・テヴィンケル指揮ノルトライン・ヴェストファーレン州立ユーゲント管弦楽団(ドイツ)
2022年10月1日 ヴッパータール、歴史的公会堂


今日はホルン日和。魔弾の射手とかシューマンのホルン4本の曲とか、なかなか面白かった。
2曲目は初演の現代曲だから聴くにとどめる。最後の5番は、良くまとまっていたし、終楽章では
普通のオケではそれほど強調しないところでアクセントが入ったりちょっと演出が入った。