MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ブルックナーのモテットより 正しい者の口は知恵を語り

2019-05-31 12:35:51 | 音楽夜話(クラシック)

Bruckner- Os Justi Meditabitur- Monteverdi Choir
https://www.youtube.com/watch?v=ov-OAmpcRfw&list=RDov-OAmpcRfw&start_radio=1#t=0
 
正しい者の口は知恵を語り WAB 30(1879)ブルックナーのモテットより。
宗教曲で、混声8声部、ハ長調。♯、♭が使われていないというもの。
聴いて癒され感あり。シンフォニーは長いが、これは数分で効果が
有ったりする。ただ、静かに聴く。


宮沢明子さん。

2019-05-31 09:30:00 | 音楽夜話(クラシック)
宮沢明子さん。


ベルギー在住で亡くなられていた。ある時から
話題を聞かれなくなって、移住されたんですね。

「弾かれないホールの名だたるピアノがかわいそう」。
とバブル当時、新しいホールや、市民会館レベルでも
スタインウェイなどの、コンサートグランドが配置され
試弾などに呼ばれる機会もあり、その時にそのような
コメントをなされたと思われる。

コンサートやリサイタル。地方の会場では年に何回その
音色を聴くことが出来るのだろう。ほとんど死蔵されるのが
現実で、それを憂いていた。ピアノ愛の方だった。

指先からピアノに伝わり、それが音楽になる。
同じ様でも出てくるものは違う。
宮沢さんの音楽がそこにあった。    合掌。

エリーゼのために 珠玉の名曲集~心をこめて
https://www.youtube.com/watch?v=nBjG8YwGoPg&list=OLAK5uy_khcMe7nHT4HxP6bqtPfwOlJcL1ixvyTTc&index=1

メンデルスゾーン交響曲第5番「宗教改革」

2019-05-30 10:23:58 | 音楽夜話(クラシック)
メンデルスゾーン交響曲第 5番「宗教改革」

メンデルスゾーンと言えば、結婚行進曲のファンファーレか、
4番イタリアの冒頭部分くらいしか知らなかったけど、
以前、「宗教改革」という副題のついた5番を聴いたことがあった。

これはある程度若い頃の作品という。
1楽章と終楽章が長く2-3楽章が短く、30分程度の作品になる。
1楽章のドレスデンアーメンが印象的に響いて曲の入りはなかなかなものだと思う。
2楽章さわやかに流れる印象のアレグロ・ヴィヴァーチェ。
3楽章終楽章へのつなぎ的な、短調で起承転結の転を作っている。橋渡し的な楽章か。
終楽章、ルターのコラール「神はわがやぐら」が使われフルートで奏されている。
荘厳に展開され終結。
確かにこのような旋律聴いたことがあった。と思い出すまで少しかかった。
途中のフーガ風の掛け合いが素晴らしい。

クラウディオ・アバド指揮/ロンドン交響楽団(1984)

アヴェ・ヴェルム・コルプス(同名異曲)

2019-05-30 06:15:32 | 音楽夜話(クラシック)
アヴェ・ヴェルム・コルプス(同名異曲)

16-17世紀のイギリスの作曲家。
キリスト教。カソリックの敬虔な信者であったようだ。
バードと言うと、昔、リュート曲を聴いた記憶がある
けれど、ルネサンス期のイギリスの作家の曲位の認識で、
あまり、印象に残らなかった。同時期ならば、ダウランドの
方が印象にある。やはり世俗曲などの印象が強い。

アヴェ・ヴェルム・コルプスはモーツァルトの曲の
方で知っていたが、同名異曲がたぶん多数あるのだろう。
これもその1曲。
Byrd - Ave Verum Corpus
https://www.youtube.com/watch?v=vFZZMF7SRRo&list=RDvFZZMF7SRRo&index=1

朝早くこの様な天から降り注ぐ様な曲を聴くと、心洗われるような気分になる。


ブラームス・交響曲第一番 終楽章

2019-05-30 05:55:38 | 音楽夜話(クラシック)
ブラームス・交響曲第一番 終楽章

苦悩から歓喜へ。ベートーヴェンと同じような筋書きで、
「ゲルマン民族高揚の音楽」とクラシック・リスナーの先輩が
いっていた。確かに、高揚してくる流れを作る音楽だった。

ブラームスのシンフォニーが聴けるようになるまでかなり時間がかかった。
楽章単位で聴いてそれをつなぎ合わせて1曲にする。それを4曲分。
「暑苦しくて夏場は聴いてらんないし」とか、いってた時期も
あったからなおさらで、その味がわかるまで、なかなかブラームスからの
OKはもらえなかった。

音楽が細かく、いろんなところでいろんな音が鳴っている感じがしてそれを
ひとまとめにエイヤッと聴きまとめることが初めは難しかった。最近では
それもいとわなくなったけれど、時折、楽章単位で失礼することがある。
今回は、カラヤンとウィーンフィルでの演奏盤から。