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フェスティバルシーズン キッシンジャー・ゾンマー ソリスト(オーボエ):マリー・テツラフ  ヴァイオリン・指揮 :クリスティアン・テツラフ  ベルリン・バロック・ソリスト バッハプログラム

2024-07-24 08:53:08 | 音楽夜話(クラシック)
フェスティバルシーズン キッシンジャー・ゾンマー






ソリスト(オーボエ):マリー・テツラフ
ヴァイオリン・指揮 :クリスティアン・テツラフ
ベルリン・バロック・ソリスト


カール・フィリップ、エマヌエル・バッハ:協奏曲変ロ長調、Wq 164 (オーボエ)


ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:協奏曲ニ短調、BWV 1052 R


カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:交響曲 変ホ長調 Wq 164


ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:協奏曲 ト短調 BWV 1056


「音楽の捧げ物」リチェルカーレ ハ短調 BWV 1079


協奏曲 ニ短調 BWV 1060 R


録音(2024年7月6日)






朝からバロックはすがすがしい。バッハ一族の音楽。
エマニュエル・バッハはオーボエ協奏曲とシンフォニーを。
大バッハはBWV1052R 1,056 1079 1060R


ソリストのマリー・テツラフは親類縁者なのかどうか、検索しても
出てこない。
チェリストの妹はでてくるものの、どうなのか。
立派なソロを展開していただけに残念。
テツラフはバッハなども盛んに演奏している様子もあり、こういうフェス系の
ステージにも立ち、俊英らしくきびきびした演奏を展開した。
指揮振りも堂に入ったもののようだ。リチュレカーレが印象に残る。



マーク・エルダー 指揮 ハレ管弦楽団 マーラー5番

2024-07-23 17:00:56 | 音楽夜話(クラシック)
7・22


03:30-06:00 19.30-22.00 BBCRadio3 BBC Proms
Prom 4: Sir Mark Elder conducts Mahler’s Fifth


ジェイムズ・マクミラン(James MacMillan):
ティモテウス、バッカスとチェチーリア Timotheus, Bacchus and Cecilia


マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調


ハレ児童合唱団 Hallé Children's Choir
ハレ・ユース合唱団 Hallé Youth Choir
ハレ合唱団 Hallé Choir
ハレ管弦楽団 Hallé
指揮:マーク・エルダー Sir Mark Elder
2024-07-21 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


よりマーラー5番。
ハレ管弦楽団といえばイギリスで伝統のある楽団。
指揮者のマーク・エルダーは、23年までのシーズンの
音楽監督で交代の予定があるようだ。プロムスが
花道かもしれない。それでのマーラー5番。
アダージエットも深く歌い、なかなかな演奏だった。
5番はステージにかかる回数も多く、いろいろな団体が
競って演奏する演目の一つだけれど、全体的にまとまって
一体感のある演奏というのはなかなか当たらないけれど、
その意味では今日の様な演奏はそれにあたるのかもしれない。
プロムスとはいえ侮れない。

張浩謙(チャン・ハオチェン)張昊辰(ピアノ) ナタリー・シュトゥッツマン指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ベートーヴェンP協5番 交響曲第7番

2024-07-23 16:51:53 | 音楽夜話(クラシック)
7・22
02:00-04:00 13.00-15.00 WRTI


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
ソリスト・アンコール:リスト超絶技巧練習曲集 S139/R2b No. 12変ロ短調 "雪あらし"


同:交響曲第7番 イ長調 op.92
張浩謙(チャン・ハオチェン)張昊辰(ピアノ)ナタリー・シュトゥッツマン指揮フィラデルフィア管弦楽団
2024年2月29日-3月2日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール




チャン・ハオチェンは90年生まれの34歳。若いころのキムタクに
似ている写真もある。皇帝は何かヴィルトオーゾ風の演奏をしていて
キラキラ輝いているようなピアノトーン。若い力を発揮している。
「皇帝」の雰囲気あり。シュトゥッツマンの指揮も意気上がるような
気分があり頑張っている。


それに輪をかけるような7番であるといいなぁと思いながら聴いていた。
出だし1発目のティンパニーでそれは決まった。いいじゃないか。
ゆっくりと曲は進む。馬車のテンポ。フィラ管の厚みのある演奏がいい。
怒涛の終楽章はテンポアップ。熱気のある取り組みで、膨らましている。
終演後は会場は歓声で満ち溢れていた。7番はこうでなくてはという感じ
の演奏。シュトゥッツマンやるなぁ。



デニス・コジュヒン(ピアノ)ハイメ・マルティン指揮クイーンズランド交響楽団 ラヴェルクープランの墓・ラフマニノフパガニーニ・ラプソディ・ブラームス4番 

2024-07-23 16:22:46 | 音楽夜話(クラシック)
7・21
12:00-14:00 13.00-15.00 ABC


ラヴェル:組曲「クープランの墓」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 op.43
(アンコール)チャイコフスキー:子供のアルバム op.39~第24曲「教会にて」


ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
オーケストラ・アンコール:シューベルト・軍隊行進曲第一番ニ長調D733、Op51


デニス・コジュヒン(ピアノ)ハイメ・マルティン指揮クイーンズランド交響楽団
2024年6月24日 ブリスベン、クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センター内コンサートホール


ハイメ・マルティン(1965年スペイン)59歳。スペイン国立管弦楽団の
首席客演指揮者就任(2022/2023シーズンから)という。クイーンズランド交響楽団は、
オーストラリアの楽団。久々南半球のオーケストラ。
ラヴェルはアベレージは超えてきたものの、それほど個性的な
演奏でなく、標準的なアプローチな感じ。


デニス・コジュヒン。ロシアの男性ピアニスト。1986年生まれの38歳。
ラフマニノフのパガニーニラプソディーは、ピアニストの個性に持ってかれた
様なところがあった。情熱的な演奏が際立った。




後半の4番は標準的な演奏という感じで、聴きやすかった。
感情に流されるようなこともなく、抑制も効いていて、でも、聞かせどころは
外さないような演奏


アラン・ギルバート指揮(首席客演指揮者)東京都交響楽団 モーツァルト39・40・41番

2024-07-21 10:26:32 | 音楽夜話(クラシック)
7・21


都響アンコール 2022/7/25 


東京都交響楽団 第956回定期Bシリーズ演奏会




モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調K543
       交響曲第40番ト短調K550
       交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」
東京都交響楽団 第956回定期Bシリーズ演奏会

アラン・ギルバート指揮(首席客演指揮者)東京都交響楽団


2022/7/25 サントリーホール


アンコール!都響(7月20日~8月31日)
https://tver.jp/series/sruc5ngn8k


東京MXという地上デジタル局の、補助
チャンネルで放映されてるアンコール
番組、7月からTVerに代わり、選曲
されたアンコール番組に変わった。
其の1本目がギルバートのモーツァルト集。
都響でも首席客演指揮者の場にあり、この
企画も温められていたものだった。


モダン・オケでモーツァルトを演奏する意味。
クラシックも変化を遂げている。古楽の集団が
演奏するようになっても、モダンオケの需要は
ある。モダン・オケでもピリオド奏法を試したり
しているし日常になってる感はある。そこから
引き出されるモーツァルト。


ここ何年かネットのクラシック番組を聴き続けて
いる。海外のオーケストラが主になる。その意味では
国内オケを聴くことは少なくなっている。また、
それらはN響くらいしか、常時放送されていない。
現地に行くしかないのだけれど、放送音源を主軸に
聴き比べをしてみると、国内のオケも善戦していると思う。
トップ・クラスのオケなら海外のオケにも肩を並べることが
できる演奏もある。
今回の演奏でいえば、日本的なモーツァルトとというか、
海外のオケではない感じのモーツァルトになっている。
微妙な違いだと思うので、他人様にどうこう言うことはない
のだけれど、海外オケを聴き続けていて、折り目正しい日本の
オーケストラサウンドが聞こえてきたりする。ギルバート氏も
微妙な立ち位置の方だけれど、海外の音はしない。
都響の音は日本のオケの音。それはいい悪いではなく好き嫌いの
範疇になる。今回のモーツァルトは好き嫌いの範疇で聴いた。
都響は善戦していた。