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水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

リフォームされた銚子電鉄の本銚子駅を見てきたよ。

2017年08月29日 | Weblog


24時間テレビの中で
銚子電鉄の本銚子駅のリフォームをしてくれたので見に行ってきたよ。

っていうか、今から10年程前まで住んでたアパートの最寄り駅が『本銚子駅』で
当時は車も持っていなかったから職場に行くにも買い物に行くにも
ほぼ毎日使っていたかなり思い入れのある駅なんだよね。

その後、引越しや車の購入などがあってこの駅を利用することは減ったけど
それでもたまに所用で本銚子駅を利用したりすると
ボロボロの駅舎で壁の穴は一向に補修されず
ベンチも汚なくて座板のベニヤがバキバキに割れてて普通に座る事すら抵抗を感じてたから
正直、駅舎を当たり前に使うにはキツイなーって思ってたんだよね。

そんな僕にとってマイナスイメージが強めだった本銚子駅だけど
テレビで大々的に取り上げられてリフォームされたとなれば
そりゃー、実際に見に行ってみたくなっちゃうのは仕方ないよね。

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って事で、いろいろな思いを持ちつつ本銚子駅に行ってみたら
テレビで見てた印象以上に実物が綺麗になっててビックリした!


(本銚子駅正面)
うん、かなり良いんじゃないの!
リフォーム前の駅舎からは想像出来ないくらい清潔感あるね。
屋根の裏板がカビて腐っていない姿なんて始めて見たよ!

今までの駅舎では電車が来るまでの時間に駅舎で待ってようって気になれなかったけど
これなら少し早めに駅に来て駅舎で電車が来るのを待っていようって気になれるよ。



切符売り場の窓口の横にある不思議な雨どいみたいなのは『伝声管』だってさ。
「伝声管」なんてラピュタで見た事がある程度で、実物を見たのは今回が初めて。



ドーラ『(タコが)上がったら、伝声管は使えないよ!中に電話があるからそれで・・』
  <ジリリリッ ジリリリッ(電話の呼び鈴)>
シータ『電話ってこれね! おばさまっ!』

ちなみに、本銚子駅の伝声管は切符売り場横、駅舎内、駅舎反対側屋外の3カ所に通じていて
電車待ちする時の子供のひまつぶしには丁度いいかもしれないですね。



錆びてパイプが崩れ落ちてた改札ゲートも溶接補修してペンキを塗り直してくれてました。
今まで朽ちたパイプの開口部分が何の補修もされずにむき出しで放置されてたからね。
パイプの切り口でケガする子供が出る前に直って良かったですね。



写真が下手だから上手く伝えられないけど
この駅舎外観を実際に見た瞬間に「良くなってるじゃん!」って自然に声が出ちゃいましたよ。
田舎にノスタルジーを勝手に求めてくる人達からしたら
ありきたりな普通の外観になってしまったかもしれないけど
普段から使う側目線で言えば、照明の数が増えて、夜間も明るそうなのがとてもイイ感じ。
夜とかマジで怖い暗さだったからね。
普通に何の不満も無く使えることが一番ありがたい。時計の設置も地味に嬉しい。


さっそく伝声管に夢中になって遊んでる子供達がいっぱいいました。
あの暗くてマニア以外喜ばないヤバい雰囲気たっぷりだった本銚子駅が
こんなに幸せオーラたっぷりな子供達の声であふれるなんて・・・(しみじみ)。

室内の雰囲気もステンドグラス風の窓が付いたおかげで見た目に華やかになったし
今まで暗くなってた時間でも室内に採光されるようになって、実際に明るくなりましたね!



番組を全部見てたわけじゃないから詳しく知らないけど、清水小の子供達が作ったんだってね。
自分が使う駅に自分の作品があるのはいいね。ほのぼのした感じの絵もいいんじゃないかな。



丸い柄は、おはじきをクリアパネルに張り付けてあるんだね。
絵の方はガラス絵具かな?直接クリアパネルに描いてあるみたいです。
で、写真だと分かりにくいけど、格子状の枠1つ1つに子供達の作品をはめ込んであるけど
この窓枠全体をカバーする様に手前側には大きな1枚のアクリルのクリアパネルがはめてあるので
意外と2層構造になってたりして手が込んでますね。
アクリルパネルの内層部分に作品がある状態だから
これなら不意に触れて作品を壊しちゃうような事も無さそうだし手入れもしやすいですね。
それにアクリルなのでガラスのように割れて飛び散った破片でケガとかしにくいのもいいね。

ただ、アクリルは劣化で濁ったりするし、表面に細かい傷も付きやすいから
綺麗なうちに子供たちの作品を見たいなら早めに来た方が良さそうですね。



室内照明もチョット小洒落た感じになってましたよ。
ただ、よくよく見ると照明の傘が1個無いね。作業中に破損しちゃったのかな?
でも、そのおかげでLED電球ってのが画像からしっかり確認できたよw



レンガ風に塗装したコンクリート床。
柄が入ることで滑り止めにもなるし、コンクリートだから丈夫で維持管理も簡単そう。
ベンチの座板も分厚い角材で作っているから
今までのようにベニヤ板の座板が劣化して崩壊する心配は無くなったね。
ベンチの下の空間もタイルで塞いだからゴミ捨て場状態だったのも解消。
(っていうか、ベニヤ板すら直せなかった銚子電鉄ってマジで貧乏すぎだろ)

あと、伝声管は入れ代わり立ち代り子供達にずっと大人気。
ベンチに靴のまま乗っちゃうのも今日はOK!w



駅舎の外の外川側にベンチも設置。
ベンチ前のコンクリートは濡れると文字とチーバくんが浮き出てくるらしい。どういう仕組みだろう?
ちょっと面白いから自分でもやってみたいなぁ。

その他、駅舎裏の斜面の雑草も刈り取ってくれたみたいだし
建物を含めた敷地全体が小綺麗になってて
本当にリフォームされて良かったなあって実際に見て思いましたよ。
今度からは本銚子駅で電車を待つのも全然苦にならないで済みそうです。



やっぱり普段使いの駅は綺麗で普通に使えるのがいいね!
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