藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

和歌山って行った事無いなぁ。【3】

2016年10月13日 | 旅行と水どうロケ地巡り
和歌山県の旅【2】からの続きです。

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和歌山県の海沿いを南下して本州最南端まで行ったついでに
世界遺産であり、日本三大瀑布の1つに数えられる『那智の滝』を観に行きました。


那智の滝 世界遺産

駐車場から続く長い階段を上って20分くらいで那智の滝がある飛瀧神社に到着。
ちなみに、那智の滝はもちろん世界遺産だけど、この周辺の参道もすでに世界遺産って事らしいよ。


那智の滝 手前から

この滝自体が神社の御神体になるだけあって超立派!やっぱ滝は何だか分らないけど純粋に良いねぇ~

ちなみに、このエリアまでは無料で散策できますが、『もっと滝に近づきたい!』って人は
300円の拝観料を払って滝の間近にある観光台までに行く事が出来ます。

ここまで来たら、もちろん近くまで行きますよ。


那智の滝 聖水

拝観入り口を入ってすぐの所に竜の口から聖水が出ているので頂きます。(タダだからw)
何に効くのかは全くもって不明ですが、たぶん何らかのパワーをいただきました。


那智の滝

那智の滝の一番近くに到着。やっぱ滝っていいね!
以前、華厳の滝を見たときも思ったけど、壮大というか圧倒される威圧感があるのに
怖いとか逃げたいじゃなくて、目が離せなくなる引き付けられる魅力もあって
やっぱ、日本三大の滝に数えられるだけあって、ただただ凄い。


那智の滝 拡大

華厳の滝に行ったときはスマホしか持ってなかったけど
今回は一眼も持って行ってたからいつもより寄りで撮影してみたり。
写真センスナシすぎるのがガッカリだけど、それでも優雅で素敵だわー

日本三大瀑布のうち2本を見ることができたから
こうなると、いつかは第三の滝『袋田の滝』も見に行きたいな。


おみくじ
拝観順路の最後に『日本一の(大きな)おみくじ』があったのでやってみると、珍しく『大吉』でした。

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紀伊半島南部も満喫したので、あとは帰りの飛行機に乗るために関空まで北上するわけですが
和歌山から帰る前にどうしても行きたいお店があったので、お昼ごはんついでに行ってきました。

何年前か忘れたけど『秘密のケンミンSHOW』で紹介されて京一郎のように衝撃を受けてから
いつかは行ってみたいお店リストに入れたままになっていた『満幸商店』。
中二だったらちょっとテンション上がるような名前のお店w


満幸商店

ちょっとだけ分かり難い場所にあるけど、ネットの時代なので下調べしておけば問題ナシ。
ちなみに、2016年現在、テレビやSNS等で有名になったこともあって
うちらのような観光客がひっきりなしにやってくるので店の裏側の方に専用駐車場を準備したそうです。

ということで、車を駐車場に停めて入店。
そして、一応メニューを見つつも店に来る前から決めていた『しらす丼』を注文。
待つ事5分くらいで、しらす丼の登場。


名物 しらす丼(ノーマル)

この山盛りを見たくてやってきたんだよね!
ホントはダブルサイズを注文したかったんだけど、N氏に「シェアが面倒」と拒否られてしまったので
今回はノーマルサイズを個々に注文。
ダブルとかは絵の迫力が違うので、知らない人は是非ネットで検索して見てもらいたい。

食べ方はいたってシンプル。しらすご飯に特製のしょうゆダレをかけていただくというスタイル。
特製しょうゆダレには梅も入っており、さすが和歌山だなと。そして、これが美味い。
一緒に頼んだ「わさびスープ」も鯛のだしが美味しいし、ワサビでサッパリしており、しらす丼との相性は抜群。

満幸商店の両隣にも同じようなお店が出ているけれども、そちらは非常に閑散とした状況。
見た目のインパクトがある『しらす丼』を出した満幸商店のアイデア勝利だね。

しらす丼は美味しくて胃袋も満足でしたし、見た目のインパクトもあるから目も満足だし
和歌山に行ったら満幸商店でしらす丼(できればダブル以上)を注文するのをオススメ!!

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最初は「行った事がないから」という理由だけで行くことになった和歌山だったけど
行ってみたらいろいろと楽しめた旅行になったんじゃないかと思います。
時間の都合で今回行けなかった観光地や水曜どうでしょうロケ地がまだあるので
また、1年後とか2年後なんかに来てみたいですねー

和歌山って行った事無いなぁ。【2】

2016年10月12日 | 旅行と水どうロケ地巡り
和歌山旅行【1】の続きです。

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和歌山旅行2日目。
今回の旅行で僕が絶対に行きたかった場所「水曜どうでしょうのロケ地」にまずは向かいます。

水曜どうでしょうで和歌山県が出てくるのは
『サイコロ2』と『原付日本列島制覇』の2つの企画がありますが
今回の旅行はいつものロケ地巡りとは違って同行者がいるので
『サイコロ2』のロケ地だけに絞って行ってきました。

そのサイコロ2での和歌山のシーンがこちら


(サイコロ2 第2夜 和歌山港駅)

サイコロ2の最後の目的地となりラストを飾った1カットだけ和歌山が出てきます。
この和歌山で時間切れとなりサイコロ2はゴールに到着できずに失敗となりましたね。

ちなみに、この和歌山には徳島からフェリーに乗ってきていますが
このラストシーンの建物はフェリーターミナルではなくて
フェリーターミナルから連絡通路でつながった先の南海電気鉄道の『和歌山港駅』です。


(2016年現在)

建物自体はほとんど変わっていません。「旅客のりば↑」の看板が無くなったくらいでしょうか?
ただし、ロケ当時に全く無かった木が、今では思いっきり生長していました。
ロケがあったのは20年も昔の話ですからね。そりゃーこれくらい木も育つよなぁw

といった感じで、あっけなく今回のロケ地巡りは終了です。
原付日本列島制覇のロケ地もそのうち行かなきゃいけないね。

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次はN氏が行きたかった本州最南端に向かいました。
本州最南端は和歌山県串本町の潮岬(しおのみさき)となります。

・・・っていうか、日本最南端だったら超テンション上がるけど、本州最南端って微妙すぎねぇか?

まぁ、そんな感じで僕のテンションは高くないけど、とりあえず行ってきました『本州最南端』。


なんともテンションの上がらない「本州最南端」

本州最南端と書かれた構造物が3つもあるよ...何これ?結局どれが最南端なんだよ!
どれが正解なのか分らないからまとめてUP。とりあえずどれか正解あるでしょ?

まぁ、こんな感じで本州最南端に到着して潮岬観光タワーで証明書ももらってN氏の目的も達成です。

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本州最南端を見た後は『日本一』を見に行きました。

といっても、珍百景的な日本一なのでガイドブックにあまり載ってないマニア向けのスポットです。

向かった場所は「ぶつぶつ川」。


この川が何の日本一かと言えば『日本一短い川』だそうな。
短い川なんていくらでもあるだろうとツッコミたくなるけれども
正確に言えば「法に基づいて河川指定された川の中で一番短い川」ということなので
一応、根拠がしっかりとした日本一短い川ですね。

駐車場に車を止め徒歩2分くらいで到着。


「ぶつぶつ川・全景」
はっ!?これを川というのか!?地元の用水路の方が全然大きいじゃんか!!
いや、もしかしてコッチじゃない向こう側を流れている川がそうなのか????
子供が遊べるくらいの浅くて小さなところだぞ?これが川なのか??
日本一短いというから見に来たけど、川という概念から離れすぎててポルナレフ状態。



しかし、たまたま川遊びをしていた女の子とお母さんが居たので確認で聞いてみたら
やっぱりこれが「ぶつぶつ川」で正解とのこと。これが川なのかぁぁぁ!


「ぶつぶつ川 全長」
これね、リアルで見たらホント短くてビックリするよ。小学校の25mプールよりも短いんだから。
水源は湧き水で、写真みたままなので他から汚染される要素も無いのである意味、ものすごく清流。
っていうか、川の水源って初めて見たよw しかも水源から河口まで河川全域を全部見たの初めてかもw

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またまた、記事が長くなっちゃったので、和歌山旅行の続きは次回へ。

和歌山って行った事無いなぁ。【1】

2016年10月11日 | 旅行と水どうロケ地巡り
ある日の事、富士山に一緒に登ったり香川まで一緒にうどん食いに行ったN氏との雑談で
今までに行った事ない都道府県の話になった。

その話の中で「そういえば、和歌山って行った事ないなぁ」と俺が言ったら
N氏も、『本州四端踏破ラリー』というのに興味があるんですよ」と妙なところで利害が一致。
んじゃ、和歌山に行ってみちゃう?と盛り上がり、ノリと勢いだけで和歌山に突撃旅行してきました。

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今回の旅行は2泊3日の予定ですが初日は日中に別の用事が入っていたため
夕方過ぎに成田空港を出発し、関空に到着してから急いでリムジンバスで和歌山に行くも
ホテルに到着したのは夜9時過ぎでという状況。

先に和歌山入りをしていたN氏と合流し
せめて食事だけでも和歌山っぽくしたいと、『和歌山ラーメン』を食べに行くことに。

全国的に和歌山ラーメンとして有名になった豚骨ベースの名店「井出商店」や
地元和歌山に多くの弟子を持ちのれん分けの本家である「丸高」なども候補にあがったが

今回行ったお店はここ↓

『まる豊』

ここは『ビックリするくらい傾いている店』として全国区の知名度をほこるお店で
その傾斜角は過去のテレビロケで測った時には12度を超えていたという話。
傾いちゃっている事で有名な世界遺産の「ピサの斜塔」でもMAXで約5度だったというから
世界遺産の倍以上傾いちゃってるこの店のすごさ、超世界遺産級と認定してもいいんじゃないか?

それくらいものすごい角度で傾いちゃっているので
入り口は天然の「半自動ドア」状態になっており
ドアをガラガラっと開けてから手を離すと地球の重力で勝手に閉まるという超エコロジーっぷり。

店内は大変狭く、10席程度のカウンターだけのこじんまりとした作りになっており
カウンターの上にはこの店名物の「傾き補正用ボード」が並べられています。


まる豊名物「傾き補正ボード」

普通にカウンターにラーメンを置くと斜めすぎてラーメンがこぼれたり鉢ごと滑ってしまうので
常連の建築業のお客さんが傾斜角にあわせて台を作って無償提供してくれたものらしいです。
ただ、台を作ってもらった後も地盤沈下は進んでおり
上のラーメン写真を見てもらえばわかるように傾斜は今なお進行中で根本的な解決はしていない模様w


まる豊の中華そばと、はや寿司

今回注文したのはオーソドックスな「中華そば」に和歌山ラーメン名物の「はや寿司」。
味はシンプルに「うまい」と言える親しみのある味。
初めて食べた「はや寿司」もラーメンの合間のサッパリとした口直しに合って美味しかったです。

店に入った時間帯がちょうど空いてる時間帯で僕達しか客が居なかったため
ラーメンを食べ終わった後も店主ご夫婦と1時間近く楽しく雑談して
おなかも心もホッコリとした時間が過ごせました。


追加注文をした焼きとんそく

ラーメンを食べ終わった後、店主のおじさんと雑談してる時に
「さすがに何も注文しないでダラダラと話に付き合ってもらうのも悪いな」と追加注文した「焼きとんそく」。
そしたら、これがまたスパイシーで美味いの。ビックリした。
ただ、スジとか骨が多くて、肉として食べれる部分が少なかったから噛みながら味を楽しむしかなかった。
これは、おかずというより酒の肴って感じだね。でもマジで美味かったですよ。

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これだけネットが発達してもやはり本当の事は体感しないとわからないですね。
傾きで平衡感覚がおかしくなりながら食べるラーメンと
話し上手なひとなつっこいご夫婦の店の雰囲気を楽しむのが大事なお店。
ここは食べログの評価だけでは到底表現する事が出来ない楽しさや良さにあふれてていますよ。
まずは自分が行って感じ取る事が大事と思わせてくれる人間味あふれる楽しい良店でした。

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和歌山旅行初日はこんな感じで終了。
意外と長くなっちゃったので、和歌山旅行の話は次回に続きます。