藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

沼津と、わさビーチク

2013年01月31日 | 旅行


藻類の調査で沼津に行くついでに数年ぶりに会う友達と待ち合わせて
前々から気になっていた沼津港深海魚水族館に行ってみた。



沼津港深海魚水族館は思っていたよりも若干小さめだったけど
中身の充実っぷりはナカナカ立派な感じでしたよ。



ダイオウグソクムシ素敵!



規模が小さい分、展示物も工夫がしてあり努力しているのがよく分かります。
展示内容も深海にこだわっているから他者との差別化も良くできていると関心しました。



冷凍シーラカンス。
子供のころ古代の魚シーラカンスが見つかったって学研の科学で読んだときには
「恐竜時代の生き物がまだいるなんて!」と、めっちゃワクワクしたものです。

そんな感じで一通り回って最後にお土産を買って水族館終了。
水族館を見ているうちに良い感じに昼時を外せたので待つことなくご飯屋に入れましたよ。

というか、水族館よりも見てみたかったのが
水族館横にある食べ物屋「Donどこ丼」で出している『駿河湾の深海魚丼』。
ネットの写真を見ると、なかなかのグロい感じがブログネタに持ってこいの見た目で
ぜひとも注文したいと思っていたのだが
ネットでよく見かける深海魚丼は2~3人前のレギュラーサイズで
これを同行した友達とシェアして注文しようとしたら
「そんなんいらん」の一言で全ての計画が一瞬で吹っ飛んでしまった。

もうね、こういうお遊び的要素を受け入れられないなんてツマラナ過ぎですよ!

ということで、一人前の小さい深海魚丼を注文。



うーん、これはこれでそれなりの見た目してるけど
やっぱりネットで見たドーンと迫力のある深海魚丼が見てみたかったなぁ。
味はそれぞれ美味しくて骨せんべいになるまで揚げた深海魚が結構美味しかったよ。

その後、近くのお土産物屋などを物色しつつ
友達オススメの『ビーワサのルービー』を買って帰ってきました。



ビーワサのルービー。説明するまでもないが「ワサビのビール」って事です。



わさビーチクって...すげぇセンス。
考え方は嫌いじゃないけど狙いすぎてて趣向が合わない。
土産物屋では、わさビーチクが結構一押しみたいになってて
Tシャツとかストラップまで売ってたよ。



ビールにワサビを入れたそのままの味だったよ。

桃太郎市 イイ!

2013年01月30日 | Weblog


懐かしい感じのHPに笑った。
リンクフリーっていうからリンク貼ってみた。

珍しく雪が降った。

2013年01月28日 | Weblog


普段雪なんて降らないから雪装備を持って無いとしても
チェーンの代わりに縄巻きつけるのは無しでしょ!
切れたら危ないじゃんか、てか、切れてるじゃん!
こんなの初めてみたよ。ビックリしたよ!

雪道をFRの軽トラで運転しちゃうってのがスゲーな。
うちの職場の人もノーマルタイヤなのに運転してきちゃうし
雪やアイスバーンの怖さを知らない人ばかりで
こんな車に巻き込まれて怪我でもしたらスゲー迷惑と元長野県民は思った雪の日。

筑波山ガマ洞窟

2013年01月24日 | Weblog
(前回、ガマの油売りの実演販売を見た続きの話)

ガマの油売りを見終わってもまだまだ時間はお昼をチョットすぎた程度で
せっかく遠征してきたのにこのまま帰るのは勿体なかったので
前々から気になっていた茨城県のディープなB級スポットの
「筑波山のガマ洞窟&ガマランド」に行ってみることにしましたよ。



去年、友達を連れて「ケネディー電気」や「あらいやオートコーナー」等を巡った際に
最後まで行くべきか悩んだけど時間的に厳しくて泣く泣く断念したガマ洞窟。
あれから半年、ついにガマ洞窟にリベンジしにやってまいりました。

目の前に広がるのはまさに昭和のバブル時代の負の遺産。
思い付きでどんどん増築し、ぶくぶくと膨れ上がって収拾がつかなくなった巨大なカオス。
こんなものがまだ現役で存在することが信じられないですよ。



真っ先に出迎えてくれるのは弥勒菩薩の様なポーズをした巨大なガマ。
なぜこれが家内安全なのか分からないが、ここがどういう場所なのかビシビシと伝わってきます。



巨大ガマの横には全くガマとは無関係な「にぎり石」が野ざらしで絶賛放置中。
こんなあからさまにウソ臭い物を堂々と設置してある現実。
しかも、「石をなでると幸せになれます」とか乱暴な付加価値まで書いてあるし。
誰か止めるヤツは居なかったのかよ

メインの洞窟に行く前からこんな謎オブジェが至る所に置かれており
全部見てツッコミ入れてたら洞窟にたどり着く前にこっちのHPがゼロになる危険があるので
体力のあるうちに売店で500円を払ってガマ洞窟へ向かいます。

ちなみに、売店には「お客様へ 入場料の払い戻しはいたしません」とデカデカと書かれており
過去にクレームを付けられたのが一度や二度ではなかった事が容易に想像できます。



ここが洞窟の入口ですが、予備知識が無ければ本当に入っていいのか悩む見た目。
一応、入口っぽくのれんがかかっていますが完全に劣化して丸まっているし
看板の周りにはプラスチックのバラと色が完全に無くなったヌイグルミが大量にくくり付けられてます。
こんな入口の建物が近所にあったら小学校の通学路を変えろとPTAが騒ぐレベルですよ。



勇気を出してのれんの先に進んだ直後の世界です。
洞窟の外でもやばい空気が充満してたのに、中に入ったらヤバい濃度が一気に20倍に跳ね上がりました。
まだ入口から2mも進んでいないのに人格が崩壊しそうです。

入口から少し進んだ押し戸から先はほぼ真っ暗な闇が続きます。
基本的に一本道なので壁伝いに行けば迷わないですが
安全を考慮した薄明かりなんて軟弱なものは設置していない中で
さまざまな謎の物体が突然ぶら下がっていたり足元が意図的にぐにゃぐにゃしてたりして
いろんな意味で常に危機感たっぷりですw



上は仕掛けの一つをフラッシュ撮影したものですが
まさにB級スポットと言わんばかりの素人の手作り感たっぷりなオブジェ達。カオス過ぎる。



洞窟を進んでいくと少しだけ明るくなった場所に出ます。
この先は鉄柵がされており、どうやらここが最深部のようです。

そして、その鉄柵のとこから中を覗き込んでみると



猪明神と書かれたイノシシの剥製が置かれていました。
ガマ洞窟に入ったはずなのに一番奥に置いてあったものがイノシシですよ。
もう、常人の考えでは追いつくことが不可能なセンスです。
ここでは何が間違ってて何が正しいのかなんて事はどうでも良いのかもしれません。

最深部の謎を見たところで少し通路を戻り洞窟の出口方向へと進みます。







真っ暗な中でいくつものカオスなオブジェを見せつけられて
正常な判断能力が無くなった頃にようやく出口に到着するのですが
この出口が意外なところにあり最後に強烈な一撃を食らって現実世界へ放り出されます。
終始、ガマ洞窟にはやられっぱなしでした。

ガマ洞窟を出た後は無料で見て回れるという「ガマランド」に向かいました。



ガマランドで最初に目に入ってくるのは昭和感たっぷりな乗り物の数々。
そして、それら全てが故障中という現実。
洞窟を出てもあらゆる角度から精神破壊の攻撃をされ、だんだん生きてるのが辛くなってきました。



遊具置き場の先に進むと山の一番上に鎮座している「ガマ大明神」まで行けますが
今回は山道が雪解け直後でベチャベチャの泥道になっており生きて帰ってこれるか不安だったので
ガマ大明神まで行くのは止めときました。



謎の意味が書かれてる看板が設置されており宗教っぽい怖い雰囲気が出ていましたが
深く考えたら負けると思ってスルー。



逆さ舟石と書かれた看板もありましたが、どれが逆さ舟石なのか全くわかりません。
これも答えを出そうとした時点で負けが確定しそうだったので全力でスルーです。



予想以上の強敵に後半は無事に帰ることだけを考えてガマランドを下山しました。

内容が非常に濃くてB級の王道ともいえる「筑波山 ガマ洞窟&ガマランド」。
人を選ぶのは確かですが無くなる前に一度は行っておいても損は無いかもしれません。

・・・って、こういう場所は意外としぶとく残ったりするんだけどね。




売店に売っていた本物の皮で作っていると書いてあったガマポシェット。
こんなのリアル過ぎて怖くて誰も買わないだろ。しかも3500円て。

筑波山とガマの油。

2013年01月22日 | Weblog
今年初めに知り合いが筑波山に鳥の写真撮りに行って
なかなか面白かったと言っていたので
僕も筑波山に行ったこと無かったし鳥の写真も撮りたかったので
フラリと行ってきましたよ。



ふもとの神社の脇にある市営駐車場に車を置いたら
そこから筑波山山頂までは徒歩だと厳しいのでケーブルカーで行くことにしました。
山頂へはロープウェイって方法もあるけど
今までケーブルカーってものを見たことすらなかったので
ついでにケーブルカーも体験しちゃえって事です。



初めて見る車体の構造にビックリ。斜面ありきの菱形ってのがスゲーな。
こういう特殊車両とかって男だったらテンションあがっちゃうよねー。
そして、何よりもこれから登ろうとする線路のハンパ無い急勾配に感動しちゃったよ!
こんな急斜面を一気に登っていくんだもん、そりゃー車体も変形させとかなきゃって話だよな。

そんな素敵なケーブルカーに乗ること8分、筑波山頂駅に到着ですよ。



よし、頑張って撮影するぞー!って駅を出るとそこは完全な雪山でした。

かろうじて駅と売店周辺だけは雪かきがされていたものの
山に続く遊歩道はガチで遭難できそうなほどの積雪っぷりで
遊歩道を歩いてくる人たちはアイゼンを装備して寒さ対策もバッチリなガチ装備の人達ばかり。
それに対し自分は靴底がすり減ったスニーカーに
ユニクロで買ったペラッペラのウルトラライトダウンと普通のジーパンという
近所のコンビニに弁当を買いに行くのと同じ格好。

はい、自分、完全に山を舐めてました。



大自然の脅威を前に当初予定していた自分の計画は簡単に崩れ去り
残雪の少ない売店周辺で気休め程度にしょーもない小鳥を撮ってみるものの
虚しさが募るばかりで、撮影意欲も全くなくなってしまい即下山。
せっかく遠征までしたのに大惨敗。

ケーブルカーを降り駐車場へ向かう途中の神社を通ると
ちょうど広場で「ガマの油売り」の実演が始まるところだったので見ていくことに。

「ガマの油売り」なんて、もう絶滅した民族的文化芸能だと思っていたので
本物を見る事が出来るとはウレシイ誤算。



胡散臭い山伏と侍を混ぜたような格好のおっちゃんが
客いじりをしながらガマの油の取り方や秘薬としての説明をしてくれる。
ガマの油は恋の病や禿げには効かないがそれ以外だったら何でも治すらしいよ!



自慢げに見せるガマの油。
ガマから出た油を濃縮させたものが貝の中に入っているらしいよ。

このあと、刀を抜き和紙を紙吹雪になるくらいに切り刻んで
刀の切れ味に嘘いつわりが無い事を証明してくれるのだが
その刀で今度は自分の腕を切り付けるという荒業が始まった。



真剣な表情のおっちゃん。
よくよく見ると腕には薄っすらと刀傷のような跡が見える。
大丈夫かおっちゃん。



あぁ、やっぱり血が出たよー。メッチャ痛そうな表情のおっちゃん。
そりゃそうーだろ血出てんじゃん。早く病院行けよ、死んじゃうよ。

と、思っていたら「ガマの油」が登場。



痛みをこらえながら必死の形相で傷口にガマの油を塗りこんで
1、2、3と数えた後、傷口の血をサッと拭き取ってみると



さっきまで開いていた傷口もしっかりとふさがって
出血も綺麗に止まっているという万能薬っぷり。

まだちょっと苦しそうな顔をおっちゃんはしているけど
傷があった場所を指さしながらガマの油の凄さを熱弁。

マジでスゲーなガマの油!
iPS細胞なんて必要無いんじゃないかと思うくらいの万能秘薬じゃないっすか。
ノーベル賞とか選ぶ人たちはこんなにも凄い薬に何故ノーベル賞をやらないのか!と軽く怒りすら感じるよ。


実演をみてガマの油めっちゃ欲しくなって
500円までだったら出しても良いよって思ったのだが
この実演の場所では売らないとの事で非常に残念。
でも、珍しいものが見れたし、楽しかったからとても良い経験できたよ。
死ぬまでに一度くらいはガマの油売り見とかなきゃダメだね。



無事に実演も終えて、いい笑顔してるおっちゃん。

銚子電鉄の肉飯弁当

2013年01月07日 | Weblog
昨年12月の話だけど
銚子電鉄で昔、まかない飯として駅長が出していたという肉飯を復刻した
「銚子電鉄の肉飯弁当」というものが発売されたので3回程買って食べてみた。



包装は銚子電鉄の鉛筆画が全面に印刷されていて、下の方に説明書きとして

「昭和の時代、駅長が鉄道職員のために
 つくったまかない飯、「肉飯」の味を
 ご提供させていただきます。」

と、お弁当の由来が書かれている。
全体的にモノトーンな為、ワクワクするというより落ち着いた感じだね。



弁当の中身は約半分が肉飯エリアだけど
ご飯自体は肉飯の上側にあるゆで卵のところまで入っており
ボリューム感は十分に確保されていると思うよ。
ゆで卵以外に箸休め的なものが3種類入っているので
単品系の弁当にありがちな味の変化がなくて食べ飽きることもなさそうで
ここも自分としては高評価。



肉は薄切りショウガと一緒に調理されており甘辛な味付けとなっています。
ようするに、牛肉のしぐれ煮って感じかな。
味はとっても好きな味であり、しっかりと味が付いているので、ご飯と相性がよくて大満足です。

ただね、「肉飯」と書いてあるからにはせめて肉飯エリア全面は肉で覆ってほしかったね。
昭和のまかない飯として出してた頃は牛肉は貴重な物だったかもしれないが
今時、こんなにご飯が丸見えの肉飯を出されてもガッカリ感が半端無いです。
すき家や松屋でこんな肉スカスカの牛丼が出てきたら客全員激怒レベルですね。
3回買った全部が同じスカスカだったのでこれが商品として完成したものでしょうが
正直、これで販売のGOサインを出せるのが考えられない。
せめて公式ブログの写真くらい肉を敷き詰めておかないとダメでしょ。
こうも公式写真と実物が違うとマクドナルド並みの公式詐欺とか言われちゃうよ。



副菜のつけものや豆の煮たやつ、インゲンの胡麻和えなどの方は
非常にシンプルで、上でも書いたけど箸休め的にちょうど良い感じです。
ゆでたまごもあまり味が染みてはいないけど、これはこれで悪くないね。
個人的にはただのゆで卵よりは燻玉くらいの方が良いんだけど
燻玉にすると調理や箱詰めなどの手間が格段に上がるから難しいだろうね。
一手間を惜しんでいるうちは名物になりにくいだろうけど
今後の売れ行き次第では燻玉とかになってくれたらうれしいな。



今回、「銚子電鉄の肉飯弁当」ってことで買ってみたけど
銚子電鉄と書いてあるものの駅舎で売っているわけではなく駅前の店で売っているから
惣菜弁当であって駅弁ではないよね。
「昔、駅長がまかないで出してました」って書いてあるけど
突然そんな聞いたことも無い話を突然持ち出されても
もう少し確証的な話が無いと付加価値も感じにくいかなーって思った。

駅弁で550円という値段であれば結構頑張っているとは思うけど
普通にコンビニ弁当ですら550円は結構高級品の部類だし
すき家、松屋なら肉がちゃんと盛ってある牛丼がもっと安く食べれるから
個人的にはなかなか難しいんじゃないかなぁ~とか思った。
ましてや、「日曜日には販売しない」って事なので観光客に売る気はどれくらいあるのかわからないが
地元民的にはそんなに毎日銚子電鉄ってだけで弁当は買わないんじゃないかなと。



味はとっても良かったのに、いつの間にか消えていた「さんまかば焼きずし」の二の舞にならないように
頑張ってほしいですよ。味はほんと良くできているから。