藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

8月に行ってきた広島&愛媛・瀬戸内海の旅

2013年09月29日 | 旅行と水どうロケ地巡り
【7月の広島&愛媛旅行からの続きになります】



広島旅行に行くきっかけとなったANA機内誌『翼の王国』4月号。

この号で特集されていた『アマモでみんな生きている』の記事を見て盛り上がった勢いで
7月末に石風呂温泉 岩乃屋さんまで行ってみちゃったわけですが



岩乃屋さんに行って記事になっていたアマモ作業の話を聞かせてもらったら
『この記事の作業は今年は8月にならないとやらないよ』と教えてもらったんです。

まぁ、見れなかったのは残念だったけど
瀬戸内海巡りしてタコも食べたし、石風呂温泉も体験できたりして
充実した愛媛&広島旅行だったから仕方ないなぁーと諦めていたんだけど
でもやっぱりアマモ作業が見れなかったのが心のどっかに引っかかってモヤモヤしてたので
もう一度広島まで行っちゃえ!って思ってまた行っちゃいました。


(またまた広島へ移動中)

広島空港から岩乃屋さんのある竹原市忠海までは車で1時間かからないので
サクッと岩乃屋さんへ到着。



羽田で買ってきた手土産を渡しつつ挨拶してさっそく石風呂に入らせてもらうと
「また俺、広島に来ちゃってるよ~」と、ようやく実感してなんとも不思議な感じ。

小一時間石風呂を堪能したあとは母屋でおじさんと雑談しつつ
翌日からのアマモ作業の事も教えてもらい次の場所へ出発です。
(岩乃屋さんの事は後日書きます。)→書きました。

次に向かったのは先月行くことが出来なかった愛媛県にある「白楽天」ってお店。
先月の旅行ですっかり気に入ったフェリーとしまなみ海道を使って一気に愛媛県に渡ります。



僕が玉子好きという事はこのブログで何回も書いているけど
愛媛県の今治市には『焼豚玉子飯』という
白ご飯の上に焼豚、半熟目玉焼きの順に載せ、甘辛ダレをしっかりかける
僕の嗜好をそのまま具現化したようなB級ご当地グルメがあるのです。
そして、その焼豚玉子飯の老舗であり一番人気なのが白楽天らしいですよ。


白楽天に到着。

平日の午後2時過ぎだというのに駐車場は満車、周辺の道にも路駐が並ぶほどの人気っぷりです。

こういう家族やカップルで来ている人達が多い中に一人で並ぶのは耐え難いものがあるのですが
到着早々、運良くカウンター席が1つ空いたとの事ですぐ座ることができましたよ。

いろいろなセットメニューもありましたが、今回はシンプルに焼豚玉子飯単品を注文。


玉子めし(スープ付き 700円)  ※白楽天では「玉子めし」と呼ぶそうです

甘辛の焼豚タレとトロトロの黄身を混ぜながら食べるこの味にハズレがあるはずが無いでしょ。
焼豚も程よい厚さなので適度な肉の食感がありながらも脂のしつこさが無くて美味しいですよ。
"まかない飯"が原点なのでパッと見た感じで「自分でも作れそう」って思えるのは
B級ご当地グルメならではですね。



各地でいろいろな玉子料理を食べてきたけど僕の中ではかなり上位に入る美味い玉子料理でした。
わざわざこれを食べるために瀬戸内海を渡って大正解。
自分で再現してみるのもいいけど、また食べに来たいと思う味でしたよ。

白楽天を出た後は早めに今治市内のビジネスホテルにチェックインして
翌日からの撮影に備えて準備しつつ初日終了です。

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旅行2日目は外もまだ薄暗い朝5時半から出発。


朝日が差し始めたばかりの瀬戸内の島々を渡るしまなみ海道の運転は実に気持ちイイです。

しまなみ海道を通りフェリーに乗って岩乃屋さんに到着したのは朝7時ちょっと前。

岩乃屋さんの横の堤防には翼の王国を読んでから僕がずっと見たいと思っていた
モバ干しの風景が広がっていました。



日本中探してもこの風景はこの時期のこの場所でしか見れないんだよなー

なんとも言えない達成感から何百枚も撮りまくり、すっかり気を良くしちゃった僕は
さらに図々しく頼み込んで今月も石風呂の準備風景を撮らせてもらいました。





今になって考えたら完全に仕事の邪魔してるだけでした。ごめんなさい。
岩乃屋のおじさんがホント気の良い優しい人で良かったです。
(岩乃屋の写真はまとめて後日UP予定です)

そうこうしているうちに石風呂の準備も終わって午前中が終了。

午後からは特に予定も無かったので先月来たときは東側の尾道を観光したので
今回はとりあえず西側の呉市方面に行ってみることにしました。



iPodで車内カラオケしながらゴキゲンで海沿いを西に1時間ほど進むと
ドンッと、道路標示の青看板が出てきた。


(Google ストリートビューより)

青看板には左に行くと島へと続く大きな橋があると書いてあり、
すっかり瀬戸内の島々が気に入っちゃってた僕は
看板を目にしたと同時に無意識のうちにウインカーを出して左にハンドルを切ってました。



島へと続く大きな橋を渡ってからは、とりあえず道沿いを進んでみました。



千葉の感覚ではまったく理解できない景色に軽いパニック。



しばらく道を進んだ先に道の駅っぽいところがあったのでちょっと休憩。

何も考えず勢いで来ちゃったのでこの先何があってどうなってるのか何も知らなかったので
無人観光案内所に置いてあった観光マップ(↓)を見てみると


とりあえず岡村島ってところまでは車で行けるらしいし、
岡村島から先はフェリーに乗って大三島へ渡れる事も分かった。
大三島まで行けると分かったら
あとは昨日、白楽天に行くときに乗ったフェリー航路を使い大三島から岩乃屋の近くに渡れるので
今日はこのまま島巡りの観光をしながらグルッと戻ってみる事にしました。

途中、途中の島々には派手な何かがあるわけではないですが




入館料無料って言葉に釣られて藻塩資料館を見学してみたり



この辺のお盆の風習なのか分からないけど、やたら飾り立てたお墓を見てグッときたり



なんとなく気になった名も知らない小さな漁村の集落にフラッと立ち寄ってみたりしながら
岡村島のフェリー乗り場を目指し気ままにドライブ。


岡村島フェリー乗り場に到着。

フェリー乗り場のおじさんに会うまで誰とも会わない超ド田舎っぷりにビックリ。
でも、その誰もいないっぷりが逆に最高に良かったですよ。
天気もメッチャ晴れてて気持ち良かったし
島の道は適度にうねうねと曲がってて運転するのも楽しかったですよ。

それにしても、何も無かったから楽しいなんて僕も年をとったなぁ。

ここからはフェリーを2本乗り継いで岩乃屋のある竹原市忠海まで戻ります。


フェリーで大三島へ移動中。

大三島から忠海へのフェリーは毒ガス島を経由しますよ。


通称:毒ガス島 (大久野島

忠海にフェリーが到着して再び岩乃屋さんに行ってゴールしました。
おじさんに「おめぇ、また来たのか」と茶化されつつ
この日の締めの石風呂に入って広島2日目の旅が終了です。


お客さんがみんな帰っちゃってて貸切状態でしたよ。

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広島最終日となる3日目は
もう一度、早朝から石風呂温泉に行き、すっかり仲良くなったおじさんと雑談をしながら
飛行機に間に合うギリギリの時間までアマモ干しや石風呂準備の作業風景を撮影させてもらいました。



最後の最後まで押しかけちゃう迷惑かけまくりの旅行でしたが
今回もいろいろと楽しい経験が出来て大満足でした。
特に石風呂のおじさんが超良い人だったので、また来年にでも会いに行きたいですねー。

やっぱ、旅って楽しいよ。今度はどこに行こうかねぇ。


帰りの空港に行く途中で買った「愛のスコール」うまし!

7月に行ってきた広島&愛媛・瀬戸内海の旅

2013年09月28日 | 旅行と水どうロケ地巡り
今年の4月に行った「九州~四国の旅」の時のANA機内誌「空の王国」に載っていた
『アマモでみんな生きている』という広島の記事を見て
記事に出てくる「石風呂温泉」ってところに行ってみたいと漠然と思っていたんだけど



6月頃にたまたまこの記事の事を知り合いに話してみたら
偶然にも知り合いもこの記事を知っていて興味があったらしく
そこから話が盛り上がって7月末に広島へ1泊2日で行くことになりました。


富士山見下ろしながら西日本へピューっと飛んで行きます。

旅行に行こうと決めたのが旅行直前だったこともあり
目的地に一番近い広島空港の安い飛行機チケットが入手できず
安いチケットが残っていた愛媛の松山空港に行ってから
そこからレンタカーで瀬戸内海を渡る「しまなみ海道」を通って広島に上陸する作戦になりました。



予定通り愛媛からレンタカーを借りた僕たちは
しまなみ海道の途中にある生口島(いくちじま)へまず向かいました。(地図の紫目印のところ)

というか、僕の強い要望で無理を言って強引に立ち寄ってもらいました。



そのわざわざ行ってもらった場所はタコ料理専門店の「蛸処 憩」

ここに寄ってしまうとその後の旅行行程が厳しくなるのは十分に分かっていたけど
それでもどうしても行きたかった理由がありまして、その理由とは



『どうでしょう軍団がこのお店に行ったから。』 (サイコロの旅6より)

僕にとってこれ以上の理由は存在しません。
どうでしょう軍団が行った場所、そこは僕にとって行かなければならない聖地(メッカ)なのです。



店に入って早速大泉さんたちが注文した「ミニたこコース(3,000円)」を注文しようとしましたが
すでにこのメニューは存在していなかったので
今回はほぼ同じ内容と思われる「生口丸コース(3,150円)」を注文しました。


『生口丸コース』

出てきた料理は刺身に天ぷら、煮物やから揚げ、ご飯や御椀のツミレまで完全にタコづくし。
タコ料理は日本中どこでも食べれるけど、ここまでタコのフルコースは意外と珍しいかも。



刺身なんかも茹でたタコじゃなくて生のタコですよ。
濁った白じゃなくて透明感のある白がとても美しいです。

刺身を一切れ口にしてみるとタコの持つ甘みが口の中いっぱいに広がり染み渡ります。
茹でて身の固くなった噛み切れないタコと違い
噛み応え十分でありながら適度なところでブツッと切れるみずみずしさが素晴らしい。
大変おいしゅうございます。

そして、このタコのコースで僕が一番美味しかったのがタコのから揚げ。



足から削いだ吸盤の部分のみを使った唐揚げだそうで
噛んだときの吸盤のコリコリの食感が最高に気持ちいいです!
本来、身となる足の筋肉部分を大胆に除いて
吸盤のコリコリだけを堪能させる料理を出すなんてさすがは名産地です。
この唐揚げを食べられただけでも、ここに来た価値大アリでしたよ。

食べ終わった頃にはタコの弾力でアゴがだいぶ鍛えられちゃいましたけど
タコのフルコースはとても美味しかったですし、どうでしょう巡りもできて大満足。
知り合いも大変満足してくれたようですし、わざわざ寄って大正解でした。



ただ、タコ料理を堪能しすぎてしまったため時間的にかなりおしてしまい
急遽予定を変更して生口島から出ているフェリーでショートカットをしてみることにしました。

普段フェリーなんて滅多に乗らないので予備案程度にしかチェックしていなかったけど
あらためてGoogle Mapで瀬戸内海を見てみると各所に短いフェリー航路が出ていて
東京でのスマートな移動には地下鉄が必須なように
瀬戸内海をサクサク移動するにはフェリー航路の熟知が必須科目のようです。


フェリーでショートカット中。

フェリー乗り場に行き待っていると
想像していたのよりずっと小さい可愛らしいフェリーが来てビックリしたけど
こういうのもまたローカル旅ならではって感じで良いですね。
フェリーに乗り甲板で風に吹かれながら通り過ぎる島々をボーっと眺めていると
「俺、今、本当に瀬戸内海に来ちゃっているんだなぁ~」と
自分でも不思議で、それでいてワクワクするような気持ちになりましたよ。

出発から30分ほどしてフェリーが広島に到着したら
いよいよ今回の旅行の目的地『石風呂温泉 岩乃屋』にダッシュで向かいました。



ローカルな場所すぎてちょっと迷いましたが岩乃屋さんに到着。
この写真↑の建物が岩乃屋さんの母屋になります。
昔は旅館を兼ねていたそうですが今は温泉の入浴料のやり取りをするだけで
宿泊はしていないとの事でした。

入浴料を母屋で払ったあとは母屋の脇を抜けて敷地の奥へと行きます。
本命の石風呂温泉は海の崖沿いの細道を歩いて行った先にあります。


海ギリギリの崖に埋まっているように見えるのが『石風呂温泉』です。

ただ、この石風呂温泉については
画像も書きたいことも多いので後日あらためて書きます。→(書きました。)

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石風呂の貴重な体験に大満足したあとはお隣の三原市に移動して本日の宿にチェックイン。
そこから歩いて晩飯を食べに行きました。

今晩は何を食べようかサミットを開きましたが
「せっかく広島に来たんだからお好み焼きでしょ!」って事で満場一致で即決したので
早速スマホで調べて食べログの評価の高かった『お好み焼き てっちゃん』に行きました。



お好み焼きはもちろん食べたことがあるけど専門店なんて初めてだし
地元の人たちが省略した単語で注文してるのを聞いてテンパッちゃって
とりあえず、一番高かった"スペシャルもだん焼き"と、通ぶって"ねぎ焼き"を注文。



注文したお好み焼きはカウンターで作ってから僕達のテーブルに運んできてくれたけど
僕がイメージしてたキャベツ山盛りのお好み焼きじゃなくて最初「あれっ?」と戸惑ったのですが
確か、秘密のケンミンショーの京一郎も広島でお好み焼きを注文した時に
僕と同じように想像と違うお好み焼きが出て驚いていたっけなぁ。
京一郎の上司に「これがこの地域では普通じゃ」とか言われて気がしたので
三島ではこれがスタンダードなお好み焼きの形って事なんだろうね。
広島のお好み焼きは初心者には難しすぎるよ・・・



想像と全く違ったお好み焼きだったけど、味はおいしかったですよ。
中の麺に中華そばではなくてうどんが入っているのを初めて食べたけど
僕も同行者もうどんの方がイイかも!って思ったし
具に鳥モツが入っていたのもビックリだったけどモツも美味しかったですよ!

ちょっと注文しすぎておなかいっぱいになるまで広島名物を堪能したところで初日は終了。

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翌日は石風呂の準備風景を見学させてもらうために
朝から再び「岩乃屋」さんに押しかけて写真撮りまくらせてもらいました。
10時過ぎになって石風呂の準備作業が一段落しておじさんが休憩となったので
僕たちは車で1時間ほど行った尾道市の観光をしてきました。

尾道といえば「尾道三部作」って言わる有名な映画3本の舞台であり
その3本の映画とは「転校生」と「時をかける少女」と、あと何か1本を指すらしいです。

・・って、有名な3本の映画と言いながら実際2つしか名前を知らないし
名前を知っている2本についても見た記憶が無いレベルでしかないです。
この映画の事でかろうじて知っている知識といえば
「転校生」は階段から転がり落ちて男女が入れ替わっちゃうっていう映画って事と
「時をかける少女」は原田知世が主題歌を歌っていたっていう程度なので
特に何の思い入れも無い場所ではありましたが
せっかく行くのならって事で
「転校生」で一緒に転がり落ちて魂と体が入れ替わったっていう階段を見に行ってきました。

階段のある場所は超有名なので検索するとすぐに出てきました。
その階段は御袖天満宮の正面の階段だそうなので早速カーナビに登録して向かいました。



現地に行ってみると天満宮の周辺は昭和の風情が残る狭い入り組んだ路地だったので
近くのコインパーキングに車を停めてから歩いて行きました。



路地の突き当たりまで行くとその先は長い階段が天満宮まで続いていました。
真夏の鬼暑い中を歩くだけでも辛いのに運動不足の自分にこの階段は地獄の試練過ぎる。



膝が若干おかしくなりながら何とか神社に到着。

あとでこの御袖天満宮をウィキで調べてみると
転校生以外にも結構いろいろな撮影作品などで舞台として使われているらしくて
例としてNHK朝の連ドラ「てっぱん」やテレビアニメ「かみちゅ!」にも出てくると書かれていましたが
やっぱりこれらも見たことが無い作品でした。

で、肝心の転校生で転げ落ちたっていう石段はこれ↓だそうです。



コケたら加速しながら一気に門まで落ちて激突死が確実の急な角度の階段でした。
この階段から落ちて魂がチョット入れ替わってラッキースケベ程度で済んだのは
かなり運が良かった方だと思いました。



『転校生』この冒頭の白黒シーンに出てくる階段です。

天満宮からの見晴らしも良いし有名な石段も見れて満足ですが
でもやっぱり元ネタを知らないというのは思い入れが少ないので達成感がイマイチですね。
まぁ、その辺については僕自身も水曜どうでしょう巡りをしていて
水曜どうでしょうを知らない人からしたら「う~ん」っていう場所の写真を撮っては
キャッキャ、ウフフと自己満足うpしているので多少なりとも分かってるつもりです。
やはり、撮影地(聖地)に行く時には予習は必要ですね。

階段を見終わったあとは、せっかくなので尾道ラーメンでも食べようって事になり
これまた検索して食べログ評価の高かった『朱華園』に行ってきました。



普段は行列の絶えないお店らしいですが行ったタイミングが良かったのですぐに座れました。
今回僕が頼んだのはチャーシュー麺でしたが一押しはオーソドックスな中華そばだそうです。
コッテリするのかなと思いきや結構あっさりしていて食べやすくて良かったですよ。
ぜひ次回尾道に行くことがあれば一押しの中華そばの方を食べてみたいものです。

尾道観光をパパッと終えたあとはまたまた岩乃屋さんに戻って
もう一度石風呂に入ってたっぷり汗を流してから
おじさんに「また来るよー」と挨拶をして広島空港から飛行機に乗って帰ってきました。



そして、広島から帰ってきてから1ヵ月後、僕はまた広島に行ってきましたよ。 

情熱大陸app

2013年09月28日 | Weblog
 

明日9月29日の午後11時15分から放送の情熱大陸で行われる実験。
スマホとテレビをリンクさせて新たな放送の形をするとかって話。

こういう技術的なものにグイグイ興味を引かれてしまう自分なので
早速アプリをダウンロードして明日に備えてますよ。

とりあえず情熱大陸の公式HPのロゴのARを見てみたけど
こういうの作れる人ってやっぱすげーなぁ。