藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

青森味噌カレーミルクラーメン

2013年03月23日 | Weblog


青森で買ってきたお土産たち。
いちご煮の缶詰、せんべい汁のレトルト、青森味噌カレーミルクラーメン。

いちご煮とせんべい汁はすでに本場で本物を食ってきたからOK。
ということで、青森味噌カレーミルクラーメンの話。

(味噌カレーミルクラーメンの発祥などはWikipediaに分かりやすく書いてあるよ。)



で、入っていたのはバター風キューブ・ドライかやく・粉末スープ・液体スープの4つの袋。

数が多いのは別にいいんだけど
・ドライかやくは、麺の上に乗せてからお湯を入れる。
・液体スープは、お湯を入れたフタの上で温める。
・粉末スープは、食べる直前に入れる。
・バター風キューブは、温めると溶けるのでフタに置かない。

って、それぞれの小袋の扱い方が全部違ってて、なんかめんどくさいわっ!



でも、仕方ないのでその注文通りにするしかない自分。
5分待ってから全部投入したところで完成。



具らしい具といえばチャーシューくらいか。

とりあえず食べてみるが、カレー味もミルク味も味噌味も薄っすら伝わってくるけど
相乗効果がある感じも無く、かといってケンカしてるわけでもなく
ネーミングのインパクトの割には普通の味。味に落ち着きが無い分マイナスかな。

でも、これはレトルトだからって気がする。
お店でちゃんと作って出した物なら意外と美味しい可能性を感じたよ。
青森なんて今後いつ行くか分からないけど
このラーメンの事を覚えていたら元祖の店に行ってみたいものだね。

人生最北端。蕪島から帰ってきた。

2013年03月20日 | 旅行と水どうロケ地巡り
(前回の八戸初日からの続きです。)

八戸館鼻岸壁の朝市に行ったあとは『蕪島(かぶしま)』に行きましたよ。

チョットだけ趣味で鳥を見ていたりするんだけど
この蕪島は「ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定」されている事で
バードウォッチャーの中では有名な場所なんです。

朝市の場所から徒歩で歩くこと30分。蕪島に到着。



さすが天然記念物。蕪島の周辺はウミネコが狂喜乱舞してて怖い怖い。

この鳥居の横ではウミネコの餌として、かっぱえびせんが売っているんだけど
ウミネコ達はすっかり学習しちゃってて赤い袋を買った人がいたらすかさず大集合し
その人が餌をまき始めたら想像を絶するかっぱえびせんの争奪戦ですよ。
止められない止まらないのは人間だけじゃなかったみたいです。

他人が餌をやっているのを見ていましたが
それを見てテンションがあがるどころか恐怖でドン引きしてしまったので
今回は餌やりイベはやらずにさっさと島の上の蕪嶋神社にお参りに行きました。



鳥居をくぐり階段を登った島の頂上にあるのが蕪嶋神社です。

ちなみに柵は設置されていますが人からウミネコを守るための柵なので
人間の行動はかなり制限されますがウミネコは柵とか関係なくやりたい放題です。
なので、柵の外はもちろんの事ですが柵の中の階段や神社の境内もウミネコだらけです。

ウミネコも完全に人間に慣れちゃっているから近づいたくらいでは全然逃げないし
むしろウミネコの機嫌が悪いと何もしてないのに大声で威嚇されたり
「いつでも殺ってやるぞ」と言わんばかりの鋭い目つきで睨まれたりして
野生丸出しで超コワイです。



これでもまだウミネコの最盛期じゃないっていうんだから
MAX状態の蕪島ってどれだけカオスなんだろうか。



神社の守護神の狛犬ですらこの有様です。
狛犬の表情が「たすけてくれー」と言ってるようにしか見えないです。
でも、ウミネコが怖すぎて自分にはどうすることもできないです。

そんなカースト制の頂点にウミネコが君臨する蕪嶋神社ですが
神社の周りを3周回ってから神社に設置されているヒョウタンとカブのオブジェを撫でると
心身が祓い清められ運が開けると看板が出ていたのでやってみることにしました。



神社の周囲の通路をぐるぐる廻りながら島の斜面を眺めると
どこもかしこもウミネコだらけなのがよくわかります。

神社の周りを3周回ってカブとヒョウタンも撫でて開運も完了。
というか、こんな怖いところを無事に3周回りきれた事に安堵です。

最後にお守りを買っておみくじをひきました。



「小吉」ってダメじゃん。運あがって無いじゃん。
旅行のところなんて『南に人の縁あり』とか書かれているけど
今、人生で最北端に来ちゃってるんですけど。真逆の行動しちゃってるんですけど。

ま、まぁ、運はこれから上がるという方向で期待しておきます。



神社の階段を降りると子供たちが鳥居の横でダンスの録画をしていて
何を踊ってるのかな―って曲をよく聞いてみたら
金爆の「女々しくて」だったのが結構ツボに入って面白かったですね。




新幹線の時間が近づいていたのでここで今回の旅は終了とし
八戸駅へ急いで帰り駅弁を買って帰ってきました。

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今回の旅行は八戸の人たちの生活リズムが全く読めなかった為に
旅の予定が崩壊しつづけたグダグダ旅だったけど
大きなトラブルもなくそれなりに楽しめた旅になりましたね。
ただ、やはりやり残した感が無くもないので
東北人の生活パターンも考慮して、もう少し日程的にも余裕を持って
八戸も含めた青森方面にリベンジの旅行をしたいですね。

あと、『美人すぎる市議』は見たかったなぁ。ポスターすら見なかったのが非常に残念。

人生最北端。八戸へ行った。

2013年03月18日 | 旅行と水どうロケ地巡り
先月行った九州旅行ですっかり調子づいて今度は東北へ1泊旅行に行ってみました。
目的地は青森県は八戸です。

八戸に行った理由はたいしたことなくて
新幹線に乗って行く旅行がしたかったのと
前回は南に行ったから過去1回だけ行った宮城県より北に行きたかったからです。

当初の予定だと朝4時起きで東京駅に向かって朝一の新幹線で行く予定だったけど
目が覚めたら6時。いきなり予定が2時間遅れる。
急いで東京駅に向かうが乗った新幹線は予定より3時間も後のやつ。

いきなり旅行の午前中の予定が全部崩壊。



ということで昼過ぎにようやく八戸到着。
ただ、自分で勝手に来ておきながら「なんでココに居るんだろう」って気持ちが8割です。



とりあえず午前中に行く予定だった八戸市営魚菜小売市場の「かって丼」を食べに
八戸線に乗り換えて最寄り駅の陸奥湊駅に向かいます。



陸奥湊駅に到着すると駅前で何とも言えない個性的な石像がお出迎え。
この石像越しに見える緑の屋根のところが八戸市営魚菜小売市場です。

が、到着した午後2時にはほとんどの店が閉店した後でした。

この八戸市営魚菜小売市場は朝3時から始まり
ほとんどの店が昼前には営業終了という超超朝型の営業形態。
だから午前中の内になんとか来たかったのに
早朝の2時間の寝坊のせいでいきなり初日のメインイベントが潰れてしまう始末。



途方にくれながら閉店状態の市場内を歩いていると
料理の仕込みで唯一残っていたお店で出来あがったばかりの
「あんこうのともあえ」をお情けで分けてくれたのだが
それが衝撃的に美味すぎてビックリした。
と同時に、もっと他にも美味しいものが食べれたはずだったのに
寝坊で全て逃してしまったことを激しく後悔した。

あまりにも美味しかった「あんこうのともあえ」を買って市場を出ると
小雨だった天気は本降りになっていて周辺の観光すら出来ない事態。
しかも八戸線は電車が1時間に1本の為、別の観光地に行くことすらできず
ただただ陸奥湊駅の待合室で次の電車が来るまでの40分のロスタイムを過ごす。

電車に乗りようやく八戸まで帰ってきたのが午後4時。
陸奥湊駅でのロスタイムにいろいろ検索した結果
夕方4時からでも行ける唯一の観光場所ぽいところの
八食センターってところに行ってみることにした。



八戸のいろいろなものを集めた市場というだけあって
海産物や水産加工品、農産物、各種名産品など八戸の物産館のようなところでした。
観光バスもやってきてお土産を買い求める人でごった返す賑わいでしたが
俺の求めていたのはこんな小綺麗なところじゃないんだよねー。便利だけどねー。

ということで、ここではお土産等をチョロッと買った程度で
早々に退散してビジネスホテルにチェックインして晩御飯を食べに行きました。



八戸名物で第7回B-1グランプリ第1位の「せんべい汁」と
第1回全国ご当地どんぶり選手権で2位の「八戸ばくだん」のセットを注文。

八戸ばくだんは見て想像してた通りの味。
美味しいけど予想の範囲内すぎて特筆する程でも無いかな。もう一工夫出来そうだね。

せんべい汁はB-1に頼らなくてもいいくらい歴史のある名物だよね。
あっさりとした醤油ベースの汁の中に鶏肉といろいろな種類の野菜が入っていて
俺のようなおっさんには味も優しくて野菜もたっぷり取れてすごくいい感じ。
そこに、割り入れられたせんべいは、汁を吸って適度に柔らかくなり
食感と味の良いアクセントになっているね。
ボロボロだった八戸初日の疲れた体にはとても嬉しかったですよ。

そして、上記セットに追加で「いちご煮」も注文してみました。



「いちご煮」というネーミングのインパクトが強すぎて
はじめてこの名を聞く人すべてがメダパニの呪文をかけられた状態になる
これもまた八戸名物の食べ物ですよ。

むき身のウニと薄切りのアワビを入れた薄味のお吸い物のようなもので
粒々のウニの感じがイチゴに似ているから「いちご煮」って言うらしいけど
最初に似ているって言い出した人はよっぽど目が悪かったんじゃねーか?
周りの人も注意してあげよーよ。「イチゴに全然似てないです」って。
でもまぁ、その突飛な名前で名物になってるんだから結果ヨシではあるけど。

味はさっぱりとしたお吸い物そのものなんだけど
ウニとアワビが飾り程度に入っているお椀1杯が1,500円と超高級。
せんべい汁と八戸ばくだんのセットよりも高いお値段ですよ。
八戸記念なので食べたけど八戸以外の土地で同じものが出てても食べないだろうなーw

といった感じで
青森初上陸・八戸名物食べまくったなど様々なミッションをクリアしたが
終始グダグダ感がつきまとって達成感の薄い八戸初日が終了しました。

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八戸2日目は八戸の館鼻漁港で行われる館鼻岸壁朝市に向かってみました。

が、これまた八戸線の電車の少なさが痛い。
八戸から最寄駅へ出る電車の始発が5時37分、その後7時12分、27分と
日も昇らないものすごく早い時間の後は、朝市が終わりかけの時間しか無い状況。
天気予報が雪だった事もありレンタカーを借りなかった事が非常に裏目に出てしまった。



朝起きれなかった事もあり、7時27分の電車で朝市に向かうものの
それなりに人は居ましたがチラホラと店じまいが始まっており
地元の活気みたいなものが全然感じられず残念過ぎです。



一応、ご当地商品などもチョロッと見かけることができ
市場に行ったら見たいなと目的としていたものもゲット出来たので良いのですが
自分の中のイベント的にはもうひと盛り上がり欲しかったなぁ。

というか、八戸の人達の超朝型の田舎ならではの活動時間に付いていけないのが敗因だな。



そんな感じで、それなりに早起きして急いで向かった朝市でしたが
行って30分も経たないうちに終了となってしまったので
館鼻岸壁の近くにある「蕪島(かぶしま)」という観光地に向かいました。

つづく。

マルメターノ

2013年03月07日 | Weblog


ついにウチのスーパーにもマルメターノが来たよ!

ネットで流行ったのって2年くらい前だもんなー
今更感は200%あったけど
やっぱしテンションあがちゃって写真撮っちゃうよね。

大泉さんのカレーと、『カチッ!』

2013年03月06日 | Weblog


北海道に卒業旅行に行くという学生さんがいたので
『じゃ、じゃ、じゃ、じゃあー、お土産買ってきて!』と藤やん風に強制的にお土産リストを渡したら
北海道が猛吹雪に見舞われている中、頑張って全部買ってきてくれた。

買ってきてもらったのは
・大泉洋プロデュース「本日のスープカレーのスープ」
・水曜どうでしょうシリコンアイストレー(カチッ)
・じゃがポックル

お土産の66%が大泉さん・水曜どうでしょう関係。



最近は家に帰ると必ず1杯はモヒートを作って飲んでいるんだけど
藩士としては是非ともこの『カチッ』アイスでモヒート飲んでみたかったんだよね♪
送料とか考えると、買うのもなぁ~と悩んでいた所だったのでナイスタイミングでした。

で、実際に氷を作ってみたら
ブロック1個1個が結構大きくてクラッシュアイスで作るモヒート向きじゃなかった。
ブランデーのオンザロックとか大きな氷の塊をゴロンと入れるタイプになら良いかもね。
でも、藩士としては嬉しいです。氷はカルピス飲むときに使います。



スープカレーは大泉さん関係なしにしても好きなんだけど
こっちで普通にスーパーで買う場合にはハウス食品の「スープカリーの匠」の一択しかなくて
この匠は辛いだけのスープカレーなので、毎回食べる度にコレジャナイ感にガッカリしてたんだよね。
かといって、レトルト食品をわざわざ北海道から高い送料出してまで買う気ににもなれなかったし。

でも、今回大泉さんのをレシピ通り (アレンジ具材も入ってるけど) に作ってみたら激ウマ。
ちゃんとしたスープを使えばレトルトでもこんなに美味いのか!とビックリしたよ。
大泉さんのでもこんなに美味いのなら名店のレトルトはどれだけ美味いのかスゲー気になるよ!
これだけ美味さが格段に違うなら高い送料に目をつぶってでも
北海道のレトルトスープカレーを食べ比べても良いかなと本気で思ったよ。

スープカレー美味し!水曜どうでしょう大好き!
っていうか、北海道行きてぇー

そうだ、九州へ行こう。3

2013年03月03日 | 旅行と水どうロケ地巡り
( 『そうだ、九州へ行こう。2』 からの続きです)

九州旅行4日目は早朝に福岡のホテルを出発し、大分県に向かいました。

高速を乗り継いで最初にやってきたのは大分県大分市にある『道の駅 佐賀関』

だいぶ前の「秘密のケンミンSHOW」で佐賀関の『クロメたこ焼き』をやっていて
それがかなり美味しそうで、いつか行ってみたいなーと思っていたので勢いで来てみちゃいました。

カーナビに言われるままに海沿いの細い道を不安になりながら進んでいくと
想像していた道の駅よりだいぶ小さくて、地域の共同販売所といった感じの道の駅に到着。


そうそう!この「クロメ」とデカデカと書かれた建物をケンミンSHOWで見たんだよ。

到着したのが開店直後だったので
ちょうど今出来あがったばかりのクロメたこ焼きを入手できましたよ。


黒地に「め」で『クロメ』のクロメたこ焼き!

クロメ自体には味は無いんだけど
海藻のコリコリとした食感と海藻のネバネバを含んだトロっとした甘めのソースが独特で美味しい。
たこ焼きはふわふわに柔らかく、中のタコは結構大きめにカットされてて生地の方もいい感じです。
建物のすぐ横にひろがる海を見ながらベンチでのんびりと食べるたこ焼きに大満足でした。

ところで、この謎の海藻「クロメ」ってのが地元では大人気らしく
佐賀関の売店ではクロメ関連商品が大量に売られていました。
また、地元の人達も次々に売店にやってきて「クロメあるかい?」とお姉さん達に聞いて買っていきます。
話を聞いてみるとどうやら今が旬の食べ物ということなのでクロメを見に行きました。



教わった場所に行ってみると、朝に漁に出て行った船がちょうど帰ってきたところで
クロメを棒状に巻く作業が始めるところでした。
この日のクロメは海が荒れ気味で収穫量は少ないが、旬の出始めで上等な物が入ったと言ってました。



姉さん達が手作業で一本一本クルクルと巻いて40cmくらいの棒状にしていきます。
ほぅ、こんな形にした海藻の商品なんて初めてみたよ。
うちの地元では誰も見向きもしない海藻なのに、ところ変われば地域の名物にもなるんだなぁ~。

2~3時間程おしゃべりをさせてもらいながらクロメの作業風景を見学したところで
ちょうどイイ感じにお昼ご飯タイムになったのでお礼を言って次の場所へと移動。
やはり大分の佐賀関と言えばブランド魚の「関サバ・関アジ」が有名な場所なので
ブランド魚を食べようと「関あじ・関さば館」にランチを食べに行くことにしました。



到着して早速食事処に行きましたが、さすが連休だけあってすでに満席。
店の人に「またあとで来てください」と言われたので
今回の旅行で行くかどうか悩んでいた場所に急遽行ってみることにしました。

車で移動すること1時間弱。


やって来ました「臼杵(うすき)市」へ。(2013年の今も看板残ってます!)

この場所に来た理由は、ここも『水曜どうでしょう班が訪れた場所』だからです。

サイコロ1の第2の選択する時のフリップにも「謎のまち 臼杵」と完全にネタ的に書かれてて
その後のいろいろな旅の中でもミスターと大泉さんに事あるごとにボロクソに言われている場所です。



まだ人気の無い北海道ローカル時代の企画だったから
今になって聞いてみると知らない場所だからってキツメに言ってますよねw

ミスターは「来たーい」と思って来たわけじゃないと言ってますが
その一言のおかげで自分は「来たーい」と思ってわざわざ来ちゃいましたよ。
また一つ、どうでしょう班の行ったロケ地に行けて満足してますよ。



どうでしょう班のロケの時点ですでに古い感じだったので
この看板が無くなっているんじゃないかととても不安でしたよ。
でも放送当時そのままの看板が立っていてメチャクチャ嬉しいというかホッとしました。
(だって、この看板見る以外に特に用事ないんだもん。)


看板を撮影した後は少し離れたところにある「小手川商店」というお店に行きました。
以前テレビでこのお店の「味噌汁御膳」に付いてくる「黄身の味噌漬け」が絶品と紹介されてて
自称たまご好きとしては見逃せない店としてずっと気になっていたんですよ。

ほんの2時間前まで来る予定では無かったので
急いで営業日時の確認をすると、ランチ営業は3時半までやっているとの情報を確認。
さっそく安全運転をしながらダッシュで行くと、3時15分に店に到着。ギリギリセーフ。

店に入るやいなや「味噌汁御膳をください!」と店の人に言うと
「今日はもう3時で店は終了にしちゃいました」と素っ気なく言われました。
予想外の返答に軽くパニック症候群になりながら呆気にとられていると奥からもう一人出てきて
「ご飯無くなっちゃったから帰って」と。
なんやねん、その今作ったような無理やりな理由は!

完全に内心ブチ切れでしたが、ここまで来て何もなしで帰るのもイヤだったので
お土産用の黄身の味噌漬け6個入りを買って帰ってきました。


いろいろな思いで、ようやく手に入れた「黄身の味噌漬け」。

実際食べてみると、画像から想像していたトロっとした食感では無くて
ドライフルーツとか生キャラメルのような噛むと奥歯に詰まるモチャッとした固さの食感でした。
味噌漬けといっても甘めの味付けなので、噂に聞いてた程ご飯に合うかは個人的には疑問だけど
とりあえず気になってた一品を入手できて目的達成したのでヨシとしましょう。

そんな感じで、謎のまち臼杵でのやりたい事を一通り済ませたので
かなり遅くなったランチを食べに佐賀関の「関あじ関さば館」に戻りました。

ようやく関サバが食べれるとウキウキで食事処に行くと
入口の前に「本日は終了しました」の看板がポツンと立っていました。

おいおいおい、ちょっと待てや!
「あとでまた来て」と店員に言われたから臼杵まで行って軽くイヤな思いもしてきたし
閉店時間をしっかり確認てから出かけて、閉店時間よりだいぶ余裕を持って帰ってきたのに
もう終わっているってどういう事だよ!

あまりにも納得いかなかったので店の人に説明を聞くと
入口に書いてある閉店時間は前の経営者の頃の閉店時間で今は別の時間になっているとの事。
さらに、「あとから来てください」と店員に言われた時点で
すでにラストオーダーの30分前だったという事も発覚。

なんだよ!ラストオーダー直前だったならその事をちゃんと言わずに
あとからまた来いとか言うのはダメだろ。
しかも、店の営業時間の表記がウソ書いてあるなんて誰が思うんだよ!
こんな事だから一度つぶれたりするんだよ。大分まで来たのに本当にガッカリだよ。
いまだに食べログにはニセの営業時間の情報が載ってるし
そもそもネットで下調べしようにも公式HPすら無いから
観光客が旅行前に情報を集めるなんて不可能じゃないか。なんて日だ!


すっかり大分には騙されまくって食事も食べそこない、気持ちも疲れ切ってしまったので
この日はサッサとビジネスホテルにチェックインしてファミマの弁当を食ってフテ寝しました。

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いよいよ、九州旅行最終日です。

この日は大分空港から午後の飛行機に乗って帰る予定だけだったので
大分の有名な観光地「別府温泉・地獄巡り」をしてから帰ることにしました。



大分のビジネスホテルで地獄巡りについて調べていたら
地獄巡りは10時からオープンすることと、地獄には入浴が出来ない事が分かったので
せっかく別府に行くのに温泉に入らないのはもったいないと、別府温泉で入浴可能の場所を探すと
別府一番のおススメ温泉として出てきた「竹瓦温泉」が朝6時半からやっているとの事だったので
朝一でひとっ風呂浴びてから地獄巡りに行くことにしました。



到着した竹瓦温泉は歴史の香りが漂う立派な建物で、いい雰囲気ですよ。

って、この建物自体には古くからの歴史を感じるいい雰囲気があるのですが
この建物が飲み屋街・風俗街の一角に建っていてせっかくの雰囲気がブチ壊し。
というか、予想していた温泉街とかけ離れすぎててドン引きレベル。
どうりでネットで検索しても同じ構図の写真ばかり出てくるはずです。
平日の早朝でネオンが光ってなかったのがせめてもの救いかな。大分、センス無さすぎ。

ここの温泉は普通に湯船に浸かる温泉の他に「砂湯」もあるのが特徴で有名との事でしたが
砂湯は10時からということだったので今回は普通の温泉の方だけ入りました。



上の写真のように湯船の場所と階段の上にある脱衣所との間に仕切りが無かったり
お湯の出る蛇口が設置されておらず、湯船の横に座って掛け湯をする方式だったりするのは
温泉というより、ゆっくり湯に浸かって身体を癒す昔ながらの『湯治場』そのものな感じです。
お湯は熱めの温度設定だとは思いますが、子供の頃から温泉街の近くで育った自分には
ちょうどいい湯加減でとっても気持ち良かったです。


別府温泉のオリジナルタオル。

地元の方と話をしながら1時間以上たっぷりのんびりと温泉を満喫したところで
いよいよ今日のメインとなる別府地獄巡りにむかいました。

別府温泉郷には多くの地獄があるらしいですが
現在、地獄巡りの組合に加入しているのは8つの地獄となっており
その8つの地獄を巡れるお得な共通観覧券があるとの事だったので
今回は共通券で行ける8つの地獄をコンプリートをする地獄巡りをしてきました。

先が長いのでサクッと8か所の地獄巡りの報告です。
まずは「かまど地獄」から。



かまど地獄にはかまど地獄1丁目から6丁目まであり
それぞれの丁目ごとに泉質や趣向の異なった地獄を見ることができます。


トロトロの泥からポコポコと噴気が出てる、かまど地獄4丁目。

かまど地獄には丁目以外にも足湯ありましたが到着して最初の地獄だったので今回はパスしました。
次はかまど地獄のすぐ横にある山地獄に行きました。



入口からしばらくは植物園やミニ動物園のなかを歩くようになっており
ところどころで微妙な古さの遊具やイラストがちらほらと見かけられるものの
一向に地獄に辿り着く事ができず、ちょっと不安になりました。


一番奥まで歩いて行った先にあった山地獄。

ここは、お湯の池があるタイプの地獄ではなくて
岩山の隙間からものすごい量の水蒸気が噴き上げているタイプの地獄でした。

山地獄の次は徒歩5分ほど離れた場所にある「海地獄」へ行きました。



海地獄には地獄巡り名物の一つ「竹かごに入れて茹でた地獄のゆでたまご」があり
たまご好きとしては絶対外せない卵イベントの一つだったので
竹かごで卵を茹でてる最中の風景が見れて大満足ですよ。


もちろんお土産に、茹でたての地獄のゆで卵も購入しましたよ。(5個入り300円)

海地獄の次は「鬼石坊主地獄」に行きました。



他の地獄のような昭和の遺産的な感じはなく
近年になって綺麗に整備された管理庭園のような、ある意味没個性的な地獄ですね。
園内の何箇所かに設置された灰色の泥沼ではポコポコと熱せられた泥が吹き上がっており
やはりここも地獄である事は間違いないようです。



この吹きあがって弾ける瞬間の丸くドーム状になった泥の形が
坊主の頭に似ているから坊主地獄って言うそうですよ。

次は鬼山地獄です。



ここは温泉もありますが、温泉の熱を使って飼育しているワニが有名らしく
別名をワニ地獄とも言うそうです。


巨大なワニが居たり、一か所に大量の小型のワニがビッシリ飼われてたりします。

どこかで見たことある風景なんだよなぁ~と思ったら
何年か前に行った伊豆のバナナワニ園とほぼ一緒な感じですね。
単品で見たらバナナワニ園の方がちょっと勝ちかな。

次は白池地獄。



うーん、もう見慣れた温泉池って感じでさほど印象もなかったので
証拠写真だけ撮って出てきちゃった。ゴメンネ。

ここまでの6地獄は歩いて回れる距離に密集していましたが
残りの「血の池地獄」と「竜巻地獄」の2つは少し離れた場所にあるので車で移動します。


地獄巡りの中で一番有名な「血の池地獄」に到着です。

血の池というだけあって温泉が赤っぽい色をしています。
が、この日は気温が低かったので、湯気の量がハンパ無い量になっており
赤色の池の全体像が写せなくて写真では血の池感はイマイチわからんね。
でも、小学生の時に学研の科学で見てスゲーって感動していた血の池地獄を
ついに生で見ることが出来て大変感慨深いですよ。



ところで、「血の池バーガー」なんて名前のバーガーが売っているのを見ちゃったら
こんなにネタ的に面白そうなものを買わずにスルー出来るはずが無いって話ですよね。
ランチにはちょっと早いですがお店が混んでしまうまえに食べてみることにしました。


血の池バーガーと海地獄のゆで卵でお昼ごはん。

血の池バーガーは単品で700円超えの強気の料金設定だったので買うのを一瞬ためらいましたが
出てきたバーガーは結構しっかりとしたボリュームがありました。
また、ボリュームだけでなくパンや肉などそれぞれの素材もしっかりした物を使っていて
値段に納得のいくとても美味しいバーガーでした。
あえて言うならそれぞれの素材が良すぎてバーガーとして全体のまとまりが弱いのと
バーガーの具が食べてる最中に崩壊しがちなのを改善してくれたらもっと嬉しいですね。

血の池バーガーでお腹いっぱいになったところで最後の竜巻地獄に行きます。



竜巻地獄は他の地獄のような池や沼とかと異なり間欠泉タイプの地獄になっていました。
自分が到着したときは噴出が終わった直後だったので次の噴出まで20分以上待ちました。

いざ噴出が始まればそれなりに楽しめるのですが、正直なところ予想よりは迫力に欠けるかな。
間欠泉といっても噴出するお湯の周りと天井部分が石で固められちゃってて
噴き上がる迫力がまったく感じられないのが全然ダメ。
観光客の安全対策のためにこの型になっているらしいけど間欠泉の噴き上がり感を殺しまくってるよね。
客席も見下ろす形になっちゃってるからなおさらショボく見えるよ。
でもまぁ、今では天然の間欠泉が見れる事は貴重らしいし
これで8つの地獄もコンプリート出来たのでとりあえず良かったとしておこう。

とりあえず、やや微妙な気持ちになってしまう地獄もあったけど
歴史のある日本の代表的な観光名所を見る事が出来て大変良かったです。



地獄巡りを堪能した後は大分空港に行き
飛行機を待ちながら大分名物のとり天を食べて羽田へ帰ってきました。

今回の旅行は、やりたいと計画していた事はほぼ全て経験できたし
最初から最後まで大きなトラブルになることもなく全日程を予定通り終わらすこともできて
自分の中で大きな意味があった旅行になりましたよ。
やってみればなんとかなっちゃうもんなんだね。


(普通のゆで卵だけど、海地獄のゆで卵うめー!)

この歳になって今更ながら旅行好きになっちゃいました。

そうだ、九州へいこう。2

2013年03月02日 | 旅行と水どうロケ地巡り
( 『そうだ、九州へいこう。1』 からの続きです)



門司港駅周辺は大正ロマンを彷彿させるレトロ調の建物が建ち並んでて
隅々まで観光用に整備が行き届いている地域発展のお手本のような素晴らしい街でしたよ。
うちの地元もこれくらいしっかりとした方向性を持って街づくりをすれば
もう少しまともになるんだろうなぁ、と、つくづく思いました。



とはいえ、個人的にはこういう後から客寄せのために作られた
薄っぺらい見た目だけの街並みには全く興味が湧かないので
門司港の街並みの風景写真とかはカメラでは一枚も撮って無いんだよね。
唯一手元にあった写真は「バナナの叩き売り発祥の地」の碑をスマホで撮ったやつだけです。

そんなわけで門司の街並みには全くテンションが上がらなかったんだけど
門司港で見つけた「巌流島上陸ツアー」はテンション上がりまくりました。
巌流島って、ここにあったのかー!



巌流島と言えば、猪木とマサ斎藤がプロレス史に残る
無観客・ノールール・時間無制限の激闘を繰り広げた伝説の島ですよね!

・・って、そんな事を知ってるのは古参のプロレスファンだけで
やっぱり巌流島と言ったら宮本武蔵と佐々木小次郎の戦いが有名ですね。



巌流島って瀬戸内海に浮かぶ孤島のような場所を想像していたけど
陸地から2~300メートルくらいしか離れてなくて
頑張ったら中学生でも泳いで渡れそうな距離にあってビックリしました。
この程度の距離しかない決闘場所に遅刻していくとか、武蔵時間にルーズ過ぎだろw
同じ事やられたら俺でもブチ切れるの分かるわ―。



巌流島のところどころには佐々木小次郎の碑や武蔵が乗ってきた伝馬舟(レプリカ)が設置されて
伝説の戦いのあった場所という演出がされていましたが
あまりにも綺麗に整備されているので
ここが伝説の死闘を繰り広げられた場所とはとても思えない
芝生と遊歩道で散歩するには丁度良い感じの普通の小綺麗な都市公園でしたね。


「小次郎破れたり!」と武蔵が小次郎を撲殺する瞬間の銅像がこの島一番の見どころですね。

島自体はとても小さくて、トイレと東屋以外は売店すら無い普通の無人島なので
20分も散策しちゃうと島の全部を見終わっちゃうくらいの場所でしたが
巌流島に行った事があるよっていうネタ話は一生話せるので一度は行っておくといいと思います。



さらば、巌流島。

再び門司港に帰ってきたところでビジネスホテルにチェックインし
今回の旅行の大きな目的の一つ「和布刈(めかり)神事」を見に行くため準備をしました。

この和布刈神事は旧暦元旦のド深夜2時くらいに
神社の神職が神社の前の海に降りてワカメを採ってくるという祭りで
やる方も極寒の海に足袋だけ履いて入らなきゃいけない大変な祭りだけど
観る方も写真の場所取りをする為に真冬の深夜に屋外で4時間近く待たなきゃいけないっていう
精神的な難易度がメッチャ高いお祭りです。

そんなわけでホテルで十分体力回復させてから夜10時に出陣。



和布刈神事の行われる神社に到着すると
すでに先客が三脚立てて場所取りしていましたが自分も無事に場所確保が出来て一安心。



あとは祭りが始まるまでの4時間近くをどう過ごすかが悩みどころでしたが
意外にも場所取りをしていたおじさん達と写真やカメラ等の話しが弾んで
祭り開始までヒマを持て余すことなく楽しくを待つことが出来たのはラッキーでした。

2時半をちょっと過ぎた頃、待ちに待った和布刈神事が始まりました。



鎌・桶・松明を持った3人の神職が神社の前の石段を下りた先にある磯でワカメを刈ります。
派手さは無い祭りですが、約1800年の間受け継がれてきた祭りだけあって
神事が粛々と行われる様子を見ているだけで、とても神聖な気持ちになってきます。

神職が磯に降りていたのは15分程度で、あっという間にワカメ刈りは終了。
刈り採ったワカメを神主に渡し、神棚に供えたところで神事が無事に終わりました。



撮影環境など全く分からない事だらけで撮りに行った和布刈神事でしたが
証拠写真程度とはいえ一応何枚か観れる写真が撮れて良かったですよ。
休暇取って飛行機に乗って九州まで行き、真冬の夜中に待ったあげく
1枚も観れる写真が撮れなかったらマジで凹んだだろうからね。

参拝客も帰り始めて、気がつけば朝の4時になってました。
事故らないように気をつけてビジネスホテルへ帰り即爆睡しました。

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そして翌朝。いつもより遅めに起きて九州3日目がスタート。

旅行3日目は山口県下関にある住吉神社に行きました。



昨晩、自分が和布刈神事を撮影していたのと同時刻に
関門海峡をはさんだ対岸でも住吉神社のワカメ刈り祭りが行われていたのですが
こちらの祭りは現在でも非公開とされており一般の参拝客が見ることは許されていません。
ですが、その時に刈られたワカメは「開運わかめ」として翌日に参拝者に配られるというので
どんな風に配られるのか見に行ってみました。



開運わかめは袋入りで売られていましたが
色々な飾りを下げた笹に袋入りワカメもぶら下げたミニ七夕みたいな豪華バージョンもありました。



開運わかめは大人気で今年一年の無病息災を願う参拝者が次々に買っていました。
自分はせっかく来たので一番豪華な笹のバージョンを買ってきましたよ。

その後は一度福岡県側に戻ってから
関門海峡の『人道トンネル』という歩いて海峡を渡れる通路を使って山口県に行ってみました。
なんで、そんな面倒なことをしたかと言えば
やはりこの「人道トンネル」も水曜どうでしょうの聖地の一つだからですよ。

原付西日本制覇の企画でミスターと大泉さんがカブを押して人道トンネルを渡ってきた直後に
ミスターvs魔神の甘い物対決をした場所が人道トンネル福岡側出入口のすぐ目の前にあります。



ここを見つけた時に自分はテンションが上がりきっちゃって
ヒャーヒャー言いながら階段をいろいろな角度から撮りまくっていたけど
どうでしょうを知らない他の観光客の人達からは
何でもない階段を一生懸命撮ってるチョット危ない人に見えてたかも。



どうでしょうと同じアングルで撮ろうとしても
うれしーは結構広角のレンズを使ってるから無理なんだよね。


人道トンネル福岡側出入口。
藤やんが大爆笑で人道トンネルを歩いてきた出演陣2人を迎えたところですね。


人道トンネル内の山口県と福岡県境。

ここは県境の線をまたいだ記念写真を撮ろうする人が順番待ちをするほどの
人道トンネル一番の撮影スポットになっていました。



大泉さんが指さしている県境のパネルは今は無くなっていて
反対側の壁に同じようなパネルが貼ってありました。
どうせ同じようなパネルを貼るなら位置も同じ位置にしてくれれば
全国のどうでしょう藩士も大喜びするのになー。もうホント残念だよ。


人道トンネルの山口県側出入口。

関門国道トンネルをカブで通れなかったミスターと大泉さんが
さんざん迷ってようやくここにたどり着いたときに



「あのヒゲ、殺していいよね」と愚痴を言っていたところです。
放送当時とほぼ変わって無い風景を見ることができてメチャ嬉しいです。



この山口県側出入口の前には公園があって
源平最後の合戦となった壇ノ浦で源義経が八艘跳びをしている銅像が建てられていました。



この銅像はNHKの2005年の大河ドラマ「義経」を記念して建てられたということで
主演のタッキーの手形も設置されてましたよ。

ここからはスマホを頼りに山道の狭い道をひたすら歩き続けて
関門自動車道の壇ノ浦パーキングエリアに向かいました。



本当に徒歩で行けるのか不安でしたが、マジで歩いてパーキングエリアに来れちゃいました。

わざわざ、この壇ノ浦パーキングエリアに来たのは
やはりここも水曜どうでしょうでは有名な「壇ノ浦レポート」の聖地だからですよ。




壇ノ浦レポートでは全員がかなりやられちゃってる事を熱く語っているけど
この時に乗っていた深夜バスってキングには乗車時間が遠く及ばない
高知から博多へ行く「はりやま号」(乗車時間9時間)なんだよね。
まだサイコロ2の頃だから、どうでしょう班の深夜バス経験値も低くて
2晩連続バスというだけで見事なやられっぷりを披露してくれてますね。



せっかく下関に来たのでお昼ごはんは
下関名物のふぐを使った「ふぐバーガー」を食べてみましたよ。

聖地も巡礼もして、お腹もいっぱいになったのでさっさと福岡県に戻ります。


和布刈神社入り口
和布刈神社の建物のすぐ裏の場所に人道トンネルの福岡県出入口があります。


ワカメ刈りが行われたのはこの石灯籠のすぐ横のところです。


渋すぎて誰がやるのか非常に勇気がいりそうな顔出しパネルもあります。

昨晩来た和布刈神社などを回りながら写真撮ったりしてましたが
ここで急激に眠気と疲労感が出てきたので早々とホテルに帰って風呂入ってグッタリしてました。

数時間休んだ後は少し体力が戻ってきてたので
門司名物(?)の太い卵焼きが入った巻き寿司を晩御飯に買ってきました。



何回かブログでも書いているけど、自分の一番好きな食べ物が『たまご』なんです。
なので、この明らかにバランス感覚がおかしい極太卵焼きの巻き寿司を初めてみたときには
「何故、今までこれに気がつかなかったのか!」と、青天の霹靂でしたよ。
それ以来、いつかは食べたい卵料理の一つとしてずっとチェックしていたのですが
ようやく長年の夢が叶ってゲットすることができました。

卵は甘めの味付けで、ふわっふわに巻かれており
かぶりついた時に口の中は卵焼きの洪水がドバッと広がり、最強に美味しいです。
こんなに美味しいのにまだメジャーになりきれていないのが不思議で仕方ありませんよ。
たぶん、ネーミングが「巻寿司」っていう味も素気も無いのが良くないと思うよ?
頑張れ「門司 千両」さん。そして、こんな素敵なものを作ってくれてありがとう!

そんな感じで、九州旅行3日目も大満足のうちに終了しました。
まだまだ九州旅行はつづきます。

そうだ、九州へいこう。1

2013年03月01日 | 旅行と水どうロケ地巡り
先月の話になっちゃったけど
3連休に休暇を追加して九州一人旅をしてみましたよ。

実はこの歳になるまで一人で飛行機やレンタカー、宿泊場所など
全部予定を立てて旅行に出たことが無かったという事実。
なので、今回の旅行は目的地に行って観光をする事も大事だけど
自分で予定を立てて全部手配して無事に帰ってくるという
普通の大人ならごく当たり前にこなしている事をやってみるというミッションも兼ねてます。

ということで、飛行機で一路福岡へ。九州初上陸です。



空港に到着した時にはそれほど実感が無かったけど
空港から地下鉄に乗って博多駅に行き
『博多』の文字を見たときに「あぁ、本当に九州来ちゃったんだなぁ」と軽く感動。

どうでしょう藩士でもある自分にとって「博多駅前」はある意味聖地なので
どうでしょう班の来た場所を巡礼できて非常に感慨深いです。



どうでしょうではサイコロ企画がある度に来てたんじゃないかっていうくらい博多の出番が多いわけで
今回の旅行を計画した時にも「キングオブ深夜バス」で行こうかと思い悩んだのですが
ただ、冷静に考えた時に初日から「やられる」わけにはいかなかったので今回は深夜バスは断念。
藩士としては、いつかはキングにチャレンジして「やられたねぇ」と博多駅前でうなりたいものです。

博多に到着した後はビジネスホテルに荷物を置いて簡単な博多観光をしてみました。
ホテルに置いてあった観光マップを見てると
何となく聞いたことがあった「櫛田神社」というのが目に止まったので歩いて行くことにしました。



なんか、すげぇデカイおたふくの顔が貼り付いてました。あまりの異文化過ぎて度肝を抜かれました。



おたふくの口を通って櫛田神社にお参りをしたら
境内の牛の像をみんなが撫でていたので自分も意味もわからないまま撫でてみたり
神社の目の前にあった「ふるさと館」というところにいって博多人形を撮ってみたりしましたよ。



ふるさと館を出たところでちょうど良い感じの夕食時になっていたので
九州在住の友達に「夕飯のおススメは何?」とメールしてみると
「一蘭」というお店が良いとの返事が返ってきたので
一蘭に行き本場の豚骨ラーメンを食べてみることにしました。



普通のラーメン屋を想像して行ってみたら
一蘭の店舗の特徴という「味集中カウンター」という謎システムにビビり倒してしまいました。
一人分のスペースに仕切られた半個室で横の人どころか店員の顔すら見えないままの異空間。凄すぎる。
豚骨ラーメンならではの『替え玉』もやってみたかったけど
とにかく味集中カウンターシステムに完全に気後れしてしまい
豚骨ラーメンを食べ終わったら逃げるように出てきてしまいました。
完全にチキン野郎です。豚骨なのにチキン野郎です。
メールで返信してくれる時にシステムの事も教えておいてもらいたかったよ。
でも、豚骨ラーメンは本当に美味しかったので、店を出る時にお土産用の豚骨ラーメンセットを購入しました。

そんな感じで初上陸の九州には完全にやられっぱなしだったけど
初日からドキドキ感たっぷりの一日が過ごせて大満足でした。

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九州2日目は博多から色々な場所を観光をしつつ北九州市の門司(もじ)へ移動です。



この日は移動日という事で特に予定も入れていなかったので小倉に寄ってみました。
というのも、やはりこの小倉もサイコロ1でどうでしょう班が来た場所だからですよ。



とりあえず同じ場所を探してみたけど小倉駅はすっかり綺麗に建て変わっちゃってて
どうでしょう班と同じ場所を見つけることが出来なかったのは残念。
まぁ、サイコロ1なんて15年以上前の話だから仕方ないよね。

そんな感じで藩士としては少しガッカリしたのだが
折角、小倉に来たんだから小倉が発祥の「焼うどん」を食べねばと
焼うどん発祥の店「だるま堂」へ行ってみる事にしました。



到着した時はまだ開店5分前で店が開いておらず
入口写真だけ撮って時間つぶしに周辺を散策して開店時間に戻ってきたら
狭い店内はすでに満員状態。マジか!完全に油断してたよ。
せめて看板の「焼うどんと」の後に紙で隠されている部分の秘密くらい知りたかったよ。

電車の時間もあったので「だるま堂」はまた次の機会ということにして
同じ商店街で焼うどんを出している「赤ちゃん食堂」に行きました。



こちらのお店も歴史は古く
一説にはこちらの店の方が発祥じゃないかとも言われているけど
戦後すぐの混乱期の話なのでその辺は確認のしようがないよね。
でもまぁ、焼うどんの老舗であるのは間違いないので突入して焼うどん(450円)を注文。



出てきた焼うどんはソースのすっぱい湯気の中に
魚ダシのしっかりした味と目玉焼きのとろっとした甘さが良い感じに混ざり合って美味しいです。
この素朴な味の焼うどんは昭和生まれのノスタルジーな感情を刺激しまくりです。
さすがは本物の歴史がある焼うどんです。



時間があれば他のメニューも頼んでみたかったけど
これまた次回来た時のお楽しみということで駅に急ぎました。

ところで、どうでしょう班の撮影場所はどこだろうと探しているときに
小倉駅の北口に出てみたらメーテルと鉄郎が居ました。



どうやら機械の身体もらいに行く時には小倉に来れば良いらしいですよ。

そんな感じで、とりあえず今日は機械の身体をもらわなくても良いので
機械伯爵に殺される前に小倉から今日の目的地の門司港駅に向かいました。



とりあえず、長くなったのでここまで。まだまだ続きます。