藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

コロナで外出出来ないのでビリーバンドを自作して10数年ぶりにビリーズブートキャンプ。

2020年04月13日 | Weblog

コロナの感染拡大を抑えるために緊急事態宣言が行われて
昼夜を問わず自宅等から不要不急の外出しないようにという状況になった事を受けて
うちの職場からも自宅待機命令の通達があった。

という事で、何とか室内で出来る運動が無いかと考えて思い出したのが
15年程前に買った『ビリーズブートキャンプ』のDVDセット。
これ買ったものの結局3~4回しかやらなかったんだよなぁw


という事で、さっそく発掘してきました。

お久しぶりですビリー隊長!!
部屋の片隅にずっとDVDが放置されていたのは覚えてたけど
まさか、令和になってまた隊長と出会える日が来るとは。。。
再入隊、よろしくお願いします!!!

ところでビリー隊長、肝心の「ビリーバンド」がどこにあるか知りませんか?
いくら探しても出てこないんですよねぇ・・・捨てちゃったかなぁ?
仕方ない、ビリーバンドは自作でもしてみるとするかな。

ということで、引きこもり用の生活必需品を買いに行くついでに
ビリーバンドの材料となりそうなものもホームセンターで買ってきました。

ちなみに、「DVDなんて持ってないよ」もしくは「無くしちゃったよ」って人。
Youtubeにどこかの誰かが1~4まで丸々アップしてます。
ビリーズブートキャンプ Disc1基本プログラム

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ビリーズブートキャンプをやったことがある人なら想像がつくかと思いますが
ようするに、足を引っかけられる輪っかとグリップ部分の輪っかが付いたゴムチューブという
非常に簡単な構造のものを2本作れればいいわけ。

まずはスポーツ用品売り場にゴムチューブを見に行くと
『エクササイズチューブ』(ハードとソフト/共に3m)が売ってたので即購入。

どちらの強度が良いか分からないので、二度手間で買いに来るのが面倒なので両方購入。

次はグリップになるようなものを探しに部材コーナーへ行ってみると
都合のいい感じのスポンジカバーという商品が売られていた。

大きさは同じくらいだけど溝の付いたタイプの方が若干お高め。

どちらでも良いんだけど今回は溝の無い安い方を2個購入。

で、最後にグリップの穴の中を補強出来るようなパイプを探したのだが
これがなかなか見つからず
いろいろ試行錯誤をしてついに見つけたのがこれ↓

安いし、程よい硬さもありながら柔らかいし
スポンジグリップの穴に入れてみたら、これ以上ないくらいベストフィット。

という事で、必要な部材はあつまったのでコロナに感染する前にサクッと帰宅。
今回ビリーバンドの自作用に買ってきたのがこちら↓

今回購入してきた物これだけなんだけど、(ゴムチューブのハードはとりあえず使用しない)
次の画像に出てる結束バンドはご家庭にはなかなか無いかもしれないので
小さいタイプの結束バンドも一緒に購入していただければと思います。


家で用意した道具はこんな感じ。

画像に乗せ忘れているけど、目印を書く為のマジックもあれば便利かな。

以上で道具がそろったので制作していきます。

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まずは、グリップに灯油ポンプの真っ直ぐのパイプを突き刺して
グリップの長さと同じかほんの少し短くなるくらいの長さにカット。

まさにこの為にあるような絶妙な柔らかさのパイプ。
パイプを切った後のシュポシュポ部分は不要なのでちょっともったいない気がするけど
88円なのでありがたく必要な部分だけ使わせてもらいましょう。これでグリップ部分は完成。

出来ればパイプの切り口をやすりで削るか火であぶって角を取った方が
ゴムチューブを傷めないで済むけど
今回はめんどくさいので切りっぱなしにしてあります。
(火であぶるときは引火しやすいので注意)

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ゴムチューブを切って150cmを2本用意します。
せっかく自作するので長さも自分サイズにしたいですよね。

まだ1回しか作ってないけど感覚的には
自分の身長の3分の2の長さ=中心部分の長さとして
チューブの端から(20㎝)+(中心部分の長さ)+(20㎝)となる場所に
マジックで印をつけて作ってみる感じでどうでしょう?

例として身長160㎝の人の場合
160÷3×2=106.666…なので約107㎝が中心部分となり
チューブの端から20㎝の所に1個目の印をつけて
そこから107㎝の所に2個目の印、2個目の印から20㎝の所でカットって感じかな。

作り方としては
最初に、片方の端から20cmのところに書いた1個目の目印でチューブを折り曲げて
降り曲がったところで輪っかになるように結束バンドできつく締め付けて固定します。
これが足をはめる輪っかになります。
(結束バンドの余ったところは出来るだけ残さないようにして丁寧に切り落とす)

今回は20㎝としたけど
足の大きな男性や足の細い女性は前もってちょっとサイズチェックした方が良いかも。
緩すぎてもトレーニング中に足から輪が外れやすくなってやりにくいし
きつ過ぎても足が痛くなったりするので結束バンドで固定する前に微調整してみて下さい。

さて、次はグリップ側の作成です。
足の輪っかを作った時と同じようにゴムチューブに付けた2個目の目印で折り曲げて
先端が戻ってきたところに目印を一旦書きます。
そしたら、最初に作ったパイプ入りのグリップにゴムチューブを通して
先ほど書いた目印とゴムチューブの端を合わせて結束バンドで固定するのですが

この時にビリーバンドの全体の長さを最終確認して
必要があれば微調整してみてください。
ビリー隊長によるとビリーバンドの長さは

足に輪っかをひっかけてグリップに手を通してた時に
手のひらを上に向けて
まっすぐ引き上げた時に
ちょうど腰の高さでゴムが張り始めるのがベスト

らしいので、この長さを目標に長さ調整をしてみてください。
(上の画像のビリー隊長の格好を参考にしてみて下さい)

ちなみに、グリップ側は多少大きな輪でも運動に支障は出ないです。
最終的な微調整をしてグリップ側も結束バンドで固定したら
ビリーバンドの自作バージョンの完成です。


ビリーバンド完成!

さぁ、これで今日からブートキャンプの隊員になれるね。
やってみるとわかるけど、ビリーズブートキャンプって結構キツイです。
正直最初から完璧に出来るようなことはないと思いますが
まずはチャレンジしてみることが大事ですよね。

そしてトレーニング後にビリー隊長とあの言葉を一緒に言おうじゃないか!


ヴィクトリー!!

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ちなみに、今回は700円くらいで2本1組のビリーバンドを作ったのですが
やっぱりちゃんとしたグリップのビリーバンドが欲しいという人は
ネット通販で買うことも可能だそうです。

ただ、どうせ外出自粛なので時間をつぶすついでに
自作にトライしてみるのもいいんじゃないかなって思ってます?

制作過程の補足ではありますが
今回は結束バンドで固定しましたが、こぶ結びでも一応は作れます。
ただし、長さがバラバラになりやすいのと、こぶ結びにする分だけ長さも必要になってきます。
また、固定出来るほどゴムチューブを固く結ぶのは特に力の弱い女性には大変なので
結束バンドを使った方が作り方を紹介させてもらいました。
今回は結束バンドは1か所で締めましたが
余った部分を折り返して二重で結束すると、すっぽ抜け防止にもなるので
心配な方はやってみてはいかがでしょうか?