藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

Power Plus 2

2013年06月28日 | Weblog


モバイルバッテリーのPower Plus 2を購入。

旅に行くと時刻表検索したり現地で初めて知った情報を検索したり
目的地までGoogle Mapを見ながらピンポイントで行ってみたりと
結構、旅行の重要な場面でスマホが大活躍する事が多いんだけど
特に前々回の八丈島旅行において、レンタカーにカーナビが付いてなくて
スマホのGoogle Mapに大変助けられた事がきっかけで
旅行でのスマホのある事の便利さをすごく感じたので
八丈島から帰ってきてから速攻でモバイルバッテリーPower Plus 2を購入。



ちなみに、この商品にした決め手は
・2つあるUSBポートのうち1つが2.1AでiPadの高速充電も大安心。
・iPhoneフル充電が5回も出来ちゃう大容量。
・Amazonでの評判も良くて思ったより安かった。
という簡単な理由。

ちなみに外装が違うダンボーバージョンもあるけど
購入時に検索した時には中身一緒なのに値段がチョット高かったので購入候補外になりました。



今回たまたまバッテリーが届いた直後に三重への深夜バスの旅が決まって
コンセントを見つけて充電する事が不可能に近い状態の旅ではありましたが
旅の最初から最後までiPhoneとiPodをバッテリー残量を気にすることなく使い続ける事が出来て
いきなりモバイルバッテリーが大活躍してくれました。



個人的には非常に満足感の高いアイテムですが
見た目よりもズシッとした重さがあるので
日帰り旅行や通勤時にゲームしすぎた程度の1~2回充電したいだけなら
同じcheeroから出ている「Grip 5200mAh」の方が重さも大きさも半分以下でおススメですよ。

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マルチデバイス対応 cheero Power Plus 2 10400mAh (シルバー) 大容量モバイルバッテリー
クリエーター情報なし
cheero mart


cheero Grip 5200mAh (ホワイト) 大容量モバイルバッテリー (2.1A,1A 2出力ポート/ ポーチ付/半年保証)
クリエーター情報なし
cheero

一生に一度はお伊勢参り

2013年06月27日 | 旅行と水どうロケ地巡り
(前回からの続きです)

三重に着いた後はレンタカーを借りて二見興玉神社に行きました。



この神社には先月も来ており、1ヶ月後に再訪するとは自分でもまさかですよ。

そして、今回の目的のお祭りは二見興玉神社の奥にある
龍宮社という神社で行われるということなので神様への挨拶もそこそこに急いで向かいます。

目的のお祭りは「郷中施(ごじゅうせ」と呼ばれるお祭りです。



このお祭りはおよそ220年前におきた津波の時の供養と災害が再び起こらない事を祈って
毎年旧暦の5月15日に行われています。



神社で神主が祝詞をあげたり舞女が奉納の舞を舞った後
お供え物を乗せた小さな木船を舞女が海まで運び流したら神事終了。

1ヶ月前に来た時は撮影するだけだったのですが
今回は神社の関係者とも話が出来たので大満足の調査が出来ました。

神事自体は1時間くらいで終わって時間が余ったので
前回に来た時に行けれなかった伊勢神宮に行ってみることにしました。



伊勢神宮に到着。
この鳥居前の広場はテレビの旅番組で伊勢に来た時の定番の撮影スポットになってますよ。



もちろん僕の大好きな水曜どうでしょうも旅番組なのでここに来て撮影しています。
ただ、この時の企画の一番の見せ場は伊勢の前の黒部ダムの登山家のシーンだったりするので
映像的には伊勢のシーンは短いです。伊勢神宮よりもロープウェイなのがどうでしょうです。

しかしまぁ、やはり昔から「一生に一度はお伊勢参り」と言われてる程の名所なので
僕もなんとなくですが一度は来てみたかった場所であり、来る事が出来て嬉しいです。



伊勢神宮の一番外側にあたる鳥居をくぐってから



深い木々に囲まれた参道を人の流れに合わせて延々と歩き続けて



歩くのにもやや飽きかけた20分ほど経ったころに



ようやく伊勢神宮の一番の神様が住んでるっぽい所に到着しました。

写真だと分かりにくいけど、この最後の鳥居をくぐった先も
「初詣かっ!」っていうくらい賽銭待ちの人がぎゅうぎゅうに並んでいます。

順番待ちの間「二礼二拍手だよな」と何度も自分に確認しつつ
いつもよりチョットだけ多めにお賽銭を投げてお願いしてきましたよ。
今年はいろいろな神社に行く機会が多いんだけど
各地で同じことをお願いしているので
そろそろどこかの神社の効力が効いてもいいんじゃないかなと思ってますが
なかなかどこの神様も厳しいご様子です。マジでそろそろ叶えてほしいなー。

そんな感じで伊勢神宮参拝も無事に終えたあとは
伊勢神宮の門前町のおかげ横丁観光です。



三重・伊勢を代表する名店が軒を並べる観光横丁であり
また、街並みは江戸時代のような外観の建物で統一されていて
物を買わなくても見ているだけで結構楽しめます。



一回気付かずに通りすぎちゃってあわてて撮ったファミマ。
ファミマですらこの外観になってる街並みの徹底っぷりですよ。
ここまでする努力があるからこそ観光客もたくさん来るんだろうね。さすがです。

そして、個人的にこのおかげ横丁で一番行ってみたかったのが



どうでしょうの中でもミスターにネタ振りされていた
三重のお土産の定番中の定番『赤福』の本店です。



この時期に赤福に行ったら是非食べたいと思っていたのが
店舗での購入しかできず持ち帰りは絶対できない夏季限定商品の「赤福氷」。

ぜひ赤福氷を食べたいと超楽しみに本店までいったのですが
店内にはものすごい数のお客がいて注文してからの待ち時間もすごい事になってたし
人が多すぎて食べる場所が相席なうえに大体来ている人達はカップルや友達同士なので
楽しそうなグループのたまたま1人分空いていた場所で食べるなんて
人見知りのボッチ旅行にはハードルどころか棒高跳び並みに高い障害でしかないので
念願だった赤福氷は即断念し、普通の赤福だけ逃げるように買って出てきました。
自分の人嫌いが悲しすぎます。



赤福を出た後は横丁内をうろうろと散策。



ちょっとした脇道の店舗ですら雰囲気作りの努力がすごくて関心しました。



写真を撮るのには面白そうな物もたくさんあって
久々に構図とかを気にした写真を楽しみたいとも思ったりしましたが
とにかく人の流れがすごすぎて立ち止まって写真を撮るとか超無理で残念。



でもまぁ、観光だけでも十分楽しめたし、どんな所なのかも分かったので
今度は平日にでもゆっくりと観光に来て楽しみたいですねー。

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伊勢からの帰りの交通手段はさすがに二晩続けて深夜バスはキツイので
新幹線でアッサリ帰って来ましたよ。新幹線やっぱ便利だわー。



家に帰ってきて名古屋駅で買った「みそかつ海老ふりゃー弁当」を食べて
今回の三重旅行は終了です。


やっぱり旅は楽しいねー。今度はどこに行こうかなぁー

動く相部屋

2013年06月25日 | 旅行と水どうロケ地巡り
6月23日の午前中に三重で行われる祭りがどうしても見てみたかったのです。

本来なら前日の22日に名古屋か三重辺りで1泊してから祭りに行きたいのですが
このブログを見てれば分かるように、最近は暇さえあれば旅に出てしまっていて
本当にお金が無くなってきてしまってて、金銭的な問題で行くのを悩んでいました。

そして、ウジウジと悩んでいるうちに気がつけばすでに22日の午後。
新幹線を使ったとしても祭りに間に合う事が時間的に難しくなってしまい
ふと、今まで禁断の方法として選んだ事の無い交通手段を検索してみたところ
まるで自分の予約を待っていたかのごとく席が1つだけ残っているのを発見。

『深夜バス(東京駅 22:50→伊勢市駅 8:30)』

水曜どうでしょうファンにとっては最も恐ろしいけど最も崇高な乗り物です。

水曜どうでしょうで大泉さん達が苦しみ続けたからこそ
いつかは自分もやられてみたいという気持ちがあったのは確かですが
大泉さんやミスターの見事なやられっぷりを幾度となく見ているだけに
例え今回深夜バスで現地へ行ったとしても
自分がやられすぎて本来の目的を達成する事が出来ないんじゃないかと
不安が頭をよぎるのは当然の事です。

しかしながら、この方法であれば移動+宿代と考えてもかなり安いですし
翌朝までに三重に到着することが唯一可能な方法でもあり
やはりいつかは乗り越えなければいけないと思うどうでしょうファン心理もあって
心の準備が整う前に震える手で深夜バスの予約ボタンをクリック。

予約が確定してしまったらもう躊躇している場合でもなくなったので
急いで三重行きの準備を開始し必要最小限の荷物だけまとめて
深夜バスの出る東京駅に行くために地元から出てる高速バスに飛び乗りました。



高速バスは地元を19:00出発で東京駅には21:30頃に到着予定です。
こんな夜に東京に到着する高速バスに乗るのも初めてです。
近くに座ったおばちゃんは「夜の10時くらいには帰るから」と電話してます。
実にうらやましい限りです。
「僕は明日の朝の8時半までずっとバスの中ですよ」と教えてあげたいです。

いつもなら高速バスに乗ってしばらくしたら寝て東京まで行くのですが
今回はここで寝てしまったら深夜バスに不戦敗しそうなので
音楽を聴きながら必死に起きた状態を維持しつつ東京に向かいます。



夜で道が空いていたために30分も早く東京駅に到着しました。
本来ならこの30分もの早い到着は嬉しい誤算となるのですが
今回ばかりは普通に到着しても深夜バスの出発まで1時間以上余っていたのに
早く到着したせいで2時間近くやる事もなく東京駅で待つはめになりました。

深夜バス初心者なのでこの2時間の待ち時間で食事を取ってしまう事が正しいのか分からず
結果的に自分の出した安全策としては出発の時間までグルグルと東京駅内を歩きまわって
できるだけ疲れておく事しか出来ませんでした。

そんなヒマすぎる2時間を過ごして出発の10分前になったので
指定されたバス乗り場に行くと巨大なフロントガラスのヤツは待ち構えてました。



俺の深夜バス初陣の相手です。(右側のバス)
臨時便だったので、どうでしょうみたいに○○号といった名前が無かったのが残念です。

いよいよ嬉しさと怖さが入り混じった何とも言えない感情を抱きつつ出陣(乗車)。



入るや否や『外の景色なんか楽しむな!だまって三重まで寝てろ』と言わんばかりに
車内のカーテンは全部閉められており、なかなかのボディーブローです。
しかしそんな中、深夜バス上級者でしょうか?
ハンドタオルを顔に乗せてガンジーのように寝の状態に入っているオッサンも居たりして
それぞれがそれぞれのスタイルでこれからの9時間半にどう対峙するか
孤独な戦いがすでに始まっています。

そんな中、僕はと言えば、今までどうでしょうの画面を通してしか知らなかった
独特の熱気というか密閉空間での人の密度の高さからくるムンッとした蒸し暑さを実際に感じ
ポロシャツやジーパンの中の予想以上の不快感に早くもやられ気味です。完全に装備を間違えました。
やはり深夜バス芸人の大泉さんのように勝負服で来る事は重要ですよ。



とはいえ、そんな不快指数の高い空気感も含めて
「そうかぁ~、これが深夜バスかぁ~」と感無量な気分になってしまうのは
水曜どうでしょう好きなら仕方ないところでしょう。

そんなこんなをしているうちに出発の22時50分になり
いよいよ長い9時間半の旅がスタートです。

でもまぁ、まだ夜の11時台なので特に眠くなる事もなく
iPodを聞きながらボーっとしているうちに次の乗客が乗る横浜駅に到着。
横浜で最後の乗客達を乗せた深夜バスは発車後すぐに車内が完全に消灯。
こんなに無慈悲に突然電気を消されるとは思っていなかったので軽くパニックになりました。

そして、ここからが本当の深夜バスとの戦いです。

必死に寝てやる!と目をつぶったのですが
横浜から乗ってきた隣の席のヤツがスマホでメールを書いていて
漏れてきた明かりが超ウザい。
一応気を使っているのかブランケットの中でメールをしているんだけど
ブランケットが薄いから全然光を遮断出来てないどころか
全体的にボワッと光っちゃってたりして余計に安眠妨害されまくりでした。
敵はバスだけじゃないよ!

で、メールも打ち終わったらしくようやく暗くなって
ウトウト~っと眠りに入ったと思ったら
今度は車内の照明が乱暴にビカビカッと歯医者の治療ランプのように顔を照らし
「休憩地点の海老名SAにつきました~」と強制的に起こされる。

これが深夜バスの洗礼かぁー
中途半端に寝て余計に疲れた体を気力で動かし
意味もなくトイレに行ったりペットボトルの水を買ったりしてまた車内に戻る。
タオルを顔に乗せていた上級者はこの間微動だにせず熟睡状態。さすがだ。

さすがに疲れもあって再び走り出したバスに乗ると
今度は割と早く眠りにつくことができた。

だが、しかし気持ちよく寝ていたらまたビカビカッと車内照明が点けられて
「休憩地点の※△●〆☆ (よく聞こえない) に到着しました」と叩き起こされた。

「オイオイ、何処だよここは」

まだ6割眠ったままの身体を酷使してスマホのGPSで現在地を確認すると
掛川サービスエリアで休憩のようである。



すでに時間は夜中の3時。
寝に入ったかと思ったら2時間で起こされるというこのシステム。
これは何かの罰ゲームか何かか?俺が何か悪い事でもしたか?
さすがに掛川サービスエリアでは疲れすぎてて席から立つ事も出来ず
ブランケットを顔までかけなおしてわずかばかりの抵抗を示すので精一杯だった。

そして再びバスは出発。
出発時のアナウンスでは休憩は2回との事だったので
もうこのまま伊勢まで寝ていればいいやと思っていたのだが
朝方になってまた乱暴に車内照明が点灯。
「名古屋に到着です。お降りの方は・・・」
三重まで直通かと思っていたけど名古屋からは細かく乗客を降ろしていくようだ。
うわぁーもう勘弁してくれ。

名古屋を過ぎたら桑名やら四日市やら寝る間も与えてくれない間隔で
車内照明が点いたり消えたりを繰り返し
僕の精神状態は疲労感や睡眠を超えた先の「無」の境地に近づいていた。

だがしかし、そんな「無」の状態すら許されないのが深夜バス。
最後の強敵はハンドタオルを被って早々に寝に入っていたオッサンだった。

深い眠りから目覚めたオッサンは誰一人触れる事の無かった禁断のカーテンをバッと開け
窓の外から入ってくる日光を上半身全体で受け止め
身体を睡眠モードから活動モードへと切り替える作業を開始。

オッサン一人が勝手にやるならいいけど
その日光の余波がちょうど俺の席にビシッと直接差し込んできて
身体は睡眠を欲しているのに、もうまぶしくて寝るに寝られない。

ミスターが語気を荒げて言っていた
「深夜バスってのはね、動く相部屋なんだから!!」という意味が今ならすごく分かります。



そんな長く厳しい9時間半の旅も伊勢市駅に到着して終了です。

深夜バスについてはどうでしょうである程度の事は分かったつもりでしたが
実際やってみると数々の準備不足や経験不足により完敗でしたよ。

だがしかし、どうでしょう藩士としては
どこかでこの「やられっぷり」を期待していた部分もあったので
バスから降りるとき、体調が最悪な自分がなぜか嬉しくなってしまいましたよ。

今回の深夜バスの旅は水曜どうでしょう的な醍醐味を身体全体で味わう事が出来て
旅としては負けたものの気持ち的には『負けて悔いなし!』でした。


三重到着してからの話はまた次回に。

茨城県潮来十二橋を行く娘船頭さん

2013年06月15日 | 旅行と水どうロケ地巡り
調査旅行に行ったついでに水曜どうでしょうのロケ地巡りをたまにしてはブログに書いてるけど
今回はロケ地巡りだけのために出かけてきましたよ。
行ってきたのは『潮来(いたこ)』。
水曜どうでしょうの『絵はがきの旅2』の企画で一番最初に引いた絵はがきの場所です。


(どうでしょう軍団が撮りたかった絵はがきの構図)

絵はがきシリーズは絵はがきの場所を特定するまでが企画の見どころなので
映像を順番通りにたどっていくことで容易にロケ地に辿りつけるので
ロケ地巡礼しやすい企画なんですよね。

今回のポイントは
・十二橋めぐり乗り場から川を渡った対岸の二重水門の先にある。
・水門側から数えて4つ目の橋である。
・絵はがきとは全く違う橋に作り変わっている。

ということなので、以上のヒントを検証すると
・二重水門の先にあるのは『加藤洲十二橋めぐり』であり
・加藤洲十二橋めぐりで水門から4つ目の橋は「子育ての橋」であるというのがすぐ分かります。


(どうでしょう軍団が撮影した茨城県潮来の絵はがきの構図)

と、場所まではすでに特定していたんだけど
どうせなら、どうでしょう軍団がロケを行った時よりも
もっと本来の絵はがきの構図に近づけようと思ってて
潮来あやめ祭りが開催されるこの時期までロケ地巡礼を待っていたんです。

ただし、動画の中でおばちゃんが
『新しく丈夫に作り替えられた橋=良い橋』と言っているように
この地域の人達は橋に風情などを全く求めていないようなので
もっとツマラナイ橋に作り替わっている可能性があってとても怖いです。


そんな不安を抱きつつもあやめが咲き誇る絵はがきの構図を求め
ナビと勘を活用して特定してあった場所に行ってみると
目的の絵はがきの構図の場所はすぐに見つける事が出来ました。


「茨城県潮来 十二橋を行く娘船頭さん」2013年現在

懸念していた通りに橋は丈夫でガッカリな見た目のコンクリ橋になってました。
元々の絵はがきのようにあやめが咲いていると予想していた場所は
どうでしょう軍団が来た時と同じただの荒れ地になってました。

治水などで仕方ない面があるのは分かりますが
十二橋巡りの川はほとんどの場所で2m以上の垂直護岸がされていて
非常に殺風景で写真的に非常に厳しいです。
船頭さんもお年寄りばかりで体力的に仕方ないのかもしれませんが
ほとんどの船は船外機(モーター)で運航していました。

与田浦方面から来た十二橋巡りの船は「潮来の方には行かないコースだから」とお客に言って
この4橋目の所で折り返して戻って行きました。
あと3つも橋を残しているのにおばちゃん船頭が有無を言わさず引き返すのってどうなの?と。
また、他の船の男船頭は観光案内中に携帯が鳴ったかと思ったら
お客が居るのに当たり前のように携帯に出て何やら会話をし始める無神経っぷり。
乗せられて放置されているお客のやり切れない表情がファインダー越しでも痛すぎでした。

それと、来たついでに他の橋も歩いて巡ろうと思いましたが
「これが橋?」と思うような板っきれを渡してある名前だけの橋があったり
観光用に設置されてるだけで一般道が通じておらず
私有地を通らなきゃ橋に辿り行けなかったりするところも多いので
早々に帰ってきちゃいました。
(ちなみにロケ地の子育て橋も私有地っぽいところにあるので
 畑仕事をしていたおじさんに断っていく必要がありましたよ。)

映像の中でどうでしょう軍団が取り繕うような言葉で説明していた本心が良く分かります。
今回は慣れ合いと惰性だけで続けている田舎の観光地の悪例を客観的に見せられた感じで
いろいろと考えさせられるものが多かったですね。

【2014年にロケ地撮影のリベンジに再訪しましたよ。】


くさや。

2013年06月09日 | Weblog


伊豆諸島の名産品と言えば『くさや』

すごく臭いという話を聞いてはいるがどれくらい臭いのか全く知らないので
旅行に行く前に「くさやをお土産に買ってくるから」宣言をしていた。

ただ、本当に死ぬほど臭くて食べ残しちゃう部分が多くてももったいないので
チキンハートな自分は真空パックされたミニサイズをお土産に買ってきた。



一応どんな惨事が起きるか分からないので野外で七輪で焼いてみることにしたが
全然想像していたような臭さが無い。

食べれば違うのかな?と思って箸で持って臭いを嗅ぐが臭くない。
口に入れて噛みしめてみるが臭くない。
島唐辛子がピリッとする程度で普通に酒のつまみに出てくるようなタラの干物的な味。

えー、マジでがっかり。
目にしみる程の死ぬような臭さの中で悶絶しながら食べるのを期待してたのになー
やっぱり、勇気を出して丸々一匹干物になった本物のくさやを買ってくればよかったよ。

伊豆諸島なんて滅多に行かないし
だからといって通販で買うのもなんか面白くないし
誰か伊豆諸島に旅行行ってお土産で買ってきてくれねーかなぁー

八丈島2日目

2013年06月08日 | 旅行と水どうロケ地巡り


2日目も雲が厚くときどき小雨がパラつく感じの天候。

でもまぁ、初日のうちに八丈島でやっておきたい事はとりあえず一通り済ませたので
天候が多少悪い程度ならこの日の予定的には特に問題もナシ。
なので、いつもの旅行だと7時前にはチェックアウトして調査になるけど
今回は余裕ぶっこいて9時ちょっと過ぎにユルユルと活動開始。

とりあえず八丈島の北側をあてもなくドライブしてみる事にしました。



上の画像を見てもらえば分かると思うけど、八丈島は2つの山から出来ていて
ほとんどの島民は2つの山に挟まれた平地に集中して生活しているので
それ以外の島の大半の場所はほぼジャングル状態です。



なので、よほどの用事が無い限りは島民は山の周りをぐるっと走る事も無いらしく
運転していても全く誰ともすれ違いません。
これはこれで気持ちいいのですが、レンタカーを借りる時におじさんが言っていた
「島の周りを走る時は事故や故障があっても
  携帯がつながらないし、誰も来ないから気をつけて」
という意味の深さもすごくよくわかりました。

でもまぁ、レンタカーも快調に動いてくれているし
道には信号もないし誰もいないし、何もないけど景色は良いし
ダラダラと鼻歌熱唱しながら運転するのがほんと気持ちいいですよ。
かっ飛ばして運転するなんてもったいない。



途中何カ所か旧道のような脇道があったので車を路駐して散歩してみたり。



1mくらいある超でかい植物。



これもすごく大きいシダっぽい植物。



ガクアジサイ。

ひたすらワイルドな植物と植物に飲み込まれそうな道と廃墟ばかり。



島の北部の観光名所になっている「アロエ園」にも行ってみたけど
今は花のシーズンでもないので斜面一面にアロエが植わっているだったのと
遊歩道に入って2mのところでクモの巣がビシッと張られていてテンションが下がったので
そそくさと引き返す。



島の北側を3分の2ほど回ったところから見える八丈小島。
今はヤギばかりいる無人島らしい。
あと、北野武も出てた映画「バトル・ロワイアル」の島らしい。



八丈島北側のドライブもいよいよ終盤。
写真真ん中くらいの海岸線が黒くなっているところを目指していきます。



黒くなっていた場所は昔八丈富士が噴火した時の溶岩が固まってできた所で
「南原千畳敷」と呼ばれている場所。

火山岩とかは見たことがあるけど
ドロドロとした溶岩がそのまま冷えて固まったのを見たのは初めてなので
なかなか見ない風景に理科好きとしてはテンションが上がるものがあります。



溶岩のブニブニした溶け崩れた感じがナメック星の最長老みたい。



溶岩の隙間のわずかな窪みたまった土から植物が生えてる。

自分的にはなかなか面白い地形だったけど景色などは限りなく殺風景なので
写真的にあまり面白くないのが難点かな。

とりあえずこんな感じで島の北側ののんびりドライブが終了。
朝ごはんを食べていなかったので地元のスーパーに行き
朝食兼昼食のお弁当を買って車の中で食べた。
本当は地元の食堂とかに行きたかったんだけど
島の店舗は昔ながらの日曜日は休日という事が多くて
いつの間にか便利になりすぎていた自分の生活とのギャップに戸惑ったよ。



ご飯を食べてもまだ時間がたっぷりと余っていたので今度は南側の方をドライブ。
南側の観光名所の温泉には前日に行っているので
今日は観光マップの名所案内に書いてあった『裏見の滝』に向かいました。



島の南側は温泉が出たり小さな川があったりするので小さな集落が点在しているので
住民の方や観光客などたまに人を見かけたり生活感を感じることが出来ます。



小さいヤシの木みたいな可愛い木も栽培されてます。



謎の赤いキバみたいな植物も生えてます。

地図とスマホを頼りに2つほど集落を抜けていき
何となく駐車スペースっぽい狭い空き地に車を停めて
半分ぬかるんだ沢沿いの歩道っぽい道を5分ほど歩いた先に滝はありました。



滝の裏側から見ることができるから『裏見の滝』。
僕が行った時には1組のカップルさんが「つめたーい」とかってはしゃいでました。ペッ。



滝の裏側から。



回りこんで滝の正面から。

この日は水量が少ないみたいで思っていたよりしょぼくてガッカリ。
三脚も持ってないから証拠写真が精一杯で写真的にもガッカリ。



滝と駐車場の間にものすごく急でしかも丸石で階段が作ってある鳥居がありましたよ。
先ほどのカップルさんがこの階段にもチャレンジしてましたが
女の子の方が「こわーい」とか言って一生懸命登っているのを
先に上に行っていた彼氏が「全然だいじょうぶだろ」とか言っていました。ペッ。

滝を早々に切り上げたあとは町の中心地まで戻り歴史民俗資料館と植物園を観察。


歴史民俗資料館中庭から。

昔の何か立派な建物を改装して使っているみたいで建物全体が懐かしい感じですよ。



郷土資料なので楽しめるかどうかはかなりハッキリ分かれると思うけど
自分的には調べたいものもあったのでまずまずの満足。
館内でエンドレスに流れるビデオ(DVDじゃないよ)の内容が
「昭和50年から何も変わってないんじゃね?」って思うレトロ感丸出しの映像で
見ているうちに「なんで今自分はここに居るんだろう?」と軽いトリップ状態になりましたよ。w

つづけて植物園。



植物園に来たんだけどワイルドな植物は朝から見続けていてお腹いっぱいだったので
八丈島の昔の高床式の倉とかの方が楽しい。



謎のすげー頭の形のツルとかが飼われていたりもしたけど



やっぱり、八丈島と言ったら「キョン」。
僕も含め僕の世代では分かる人がほぼいないけど
もう少し上の年代ならたぶん大爆笑した往年の名ギャグ「八丈島のきょん!」の「きょん」ですよ。
噂には聞いていたけどこれが「きょん」かぁー。ギャグの使いどころは分からないけど。
とりあえず小型犬をちょっと大きくしたくらいのミニ鹿でかわいいっす。

資料館と植物園を満喫したところで
あとは飛行機の時間までの時間調整程度の島内ドライブ。



何かツボがいっぱい並べてある神様っぽいものを見たり



ホワイトハウスを見物したりしつつ最後の八丈島タイムを楽しむ。

最後の最後でレンタカーを返す時にガソリン満タンにしなきゃいけないのに
ガソリンスタンドが日曜定休ばかりでレンタカー返却に間に合わなくなりそうで
死ぬほど焦ったりしたもののとりあえず無事にレンタカーを返却し空港に到着出来た。

空港内では早々に手荷物を預けて
やる事が無いので小さいお土産物売り場を無意味に何周も回ったりしながら出発の時間を待った。



八丈島旅行の後半はやや時間をもてあまし気味ではあったけど
全体的には非常にまったりと癒される時間を過ごすことが出来て大満足。
飛行機に乗る直前に行ったトイレのウォシュレットまで最高に気持ち良かったりして
八丈島を完全に気に入ってしまったよ。

こんどは完全に仕事なしで癒されるためだけに来たいなー

島流しの刑

2013年06月05日 | 旅行と水どうロケ地巡り
6月最初の土日。
土曜日にあった予定が2日前に突然ズボッと無くなり時間ができた。

そこで思いついたのがまたしても「一人旅」。

旅行のことを考えた途端
前々からいつかは行ってみたいと思っていて時期的にもベストな場所が
ポンッと1ヶ所だけ思い付き30秒くらい悩んだけど

「いつ行くの?」
「今でしょ!」

って事で下調べもしないまま
最近の旅行慣れしてきて調子づいた勢いでエイヤッと行ってきましたよ。



ビバ!八丈島。


ついに離島に来ちゃいました。『島』って響きだけでテンションあがるわー
本土でもすっげぇ田舎のほうに行くと「陸の孤島」とか言われたりするけど
マジの孤島だからね。オラ、ワクワクしてきたぞ!

と、到着早々テンション高めで居られるのは無事に到着できたから。

八丈島到着から遡ること2時間前。
飛行機出発前の羽田空港の搭乗案内版に表示されていたのは


 ↓


八丈島行きの便だけが「視界不良のため引き返す事があります」との表示。
札幌から沖縄までどの飛行機も問題なく運航しているのに
八丈島行きだけ「ダメだったらごめんね」とか書いてあってマジ勘弁してくれー

機内放送でも羽田に戻るかもしれないと連呼されながら羽田を飛び立つ飛行機。


(三宅島)

飛んでる時は写真のように視界も良好で本当に戻るとかあるのか?とか思っていたけど
八丈島に近づいた途端に雲や霧が濃くなってきて
窓の外は翼の先端が見えないくらい雲に埋もれて真っ白。飛行機の振動もすごい。
「正直これはダメかもしれないなー」って羽田に帰る覚悟もしたんだけど
ANAの敏腕パイロットが頑張ってくれて無事に八丈島空港に着陸。
飛行機には何度も乗ってるけど今回のパイロットには本当に感謝しましたよ。


パイロットのお二人マジすげーっす。

空港にはレンタカー屋が迎えに来てくれていたのでそのままレンタカー借りたんだけど
ハイビスカスが咲いてて年中半袖短パンでも良さそうな南国ムードの八丈島のナンバーが
品川ナンバーだったのにはめっちゃ違和感を感じるね。



レンタカーを借りて最初に向かったのが郷土料理の店「いそざきえん」

だがしかし、早速離島ならではのトラップ発生。
島の道が単純ということもあり全てのレンタカーにカーナビ未搭載が当たり前らしく
カーナビの代わりに渡されたのは観光協会が出しているという
大ざっぱすぎる観光マップが1枚だけ。うぉ!マジすか!!

とりあえずいそざきえんの場所を渡された地図に書き込んでもらって走り出したが
目印になるような建物も無ければ信号すらないルートを初見で行けるはずもなく
スタートから5分で遭難してしまった。
急いでスマホのGoogleマップを起動し現在地を確認しながらの運転で
なんとか目的のいそざきえんに到着。



道に迷ったりして無駄な時間を取ってしまったため
到着した時にはすでに営業時間後だったんだけど
前日に確認も兼ねて「明日ぜったい行きますよー」と電話で言っていたのを覚えててくれて
特別に食事を用意してもらっちゃいました。ありがとうございます。



すっかり片づいた誰もいない部屋に通され
ふすまの向こう側から聞こえてくる調理のお姉さん達の世間話を耳に入れながら
のんびりだらだらと料理が出てくるのを待つこと約10分



たくさんのお皿に乗せられた料理が次々に出てきた。
料理を出すときにお姉さんが説明をしてくれたんだけど
聞きなれない珍しい名前や食材の数が多くて全然覚えれなかったです。



普段、鍋とかやっても雑炊は周りの空気に合わせて気持ち程度しか食べないんだけど
この麦雑炊が素朴でやさしい味でおかわりしたいくらい激ウマ。
朝からバタバタしながらの移動で疲れていた身体がじんわりと安らいでいきます。



八丈島に行こうと思った一番の理由の「ぶど」は特別にお願いして出してもらいました。
これを食べたくて八丈島に来たようなものなので旅行最大の目的が果たせて大満足です。



魚の煮たのも甘めの味付けでホロホロに煮付けてあって美味しいし
名物の明日葉のこんにゃくや胡麻和え、海苔の酢の物、竹の子を焼いただけの物など
料理はシンプルですが食べると素材の味がフワッと口の中にひろがって
料理ごとに違うそれぞれの最高の味を味わえてとても幸せな気分になります。

食べ終わる頃には体も心もすっかり癒されきって
そのまま何もせずにボーっとしていたかったくらいリラックスしちゃいました。
お店の方も親切だし料理もおいしいし店の雰囲気もいいし
このお店のためだけにまた八丈島に来てもいいなって思えるほど気に入っちゃいました。

旅行の目標も無事達成してお腹もいっぱいになって元気も出てきたので
島をのんびりドライブしながら島の南の方の集落にある露天風呂に向かいました。


末吉地区にある「みはらしの湯」

少し小高い山の上にある温泉で男女それぞれに内湯・露天風呂があるようです。
到着が小雨のパラつく午後の3時過ぎという事もあって
ちょうど人が少なくなった時間帯だったらしくほぼ貸し切り状態で
これまたイイ感じでお風呂満喫です。


露天風呂の形が八丈島の形になってます。

温泉の名前にもなっている通り露天風呂の見晴らしはイイ感じ。
写真的には晴れた青空の下の方が絶景の美しさも映えてベストなのかもしれないけど
パラパラと降る小雨で上半身冷ましながらの露天の長湯は
晴れの日の景色だけ楽しんで熱くて早々に出ちゃう風呂の何倍も気持ちいいんですよ。

しばらくすると男性2人組が露天風呂の少し離れたところに入ってきて
会社内の世間話や社会人野球の話をしはじめた。
自分は露天風呂の縁に頭を乗っけて寝湯に近い状態になりながら
2人組の雑談をまるで運転中のラジオのように聞き流しつつ
ボケーっと何も考えず浮かんでいた。
小雨の中の貸切り露天風呂も十分に気持ちいいけど
どうでもいい雑音が入ったことで逆にいろいろ考えすぎることがなくなって
いつのまにか究極にリラックスした完全開放状態に突入。すっげー気持ちいい。

10年分の疲れがとれたんじゃないかってくらいMAX癒されましたよ。


スーパーの店頭に並べられてた「ぎょさん」。島のおしゃれは足元のサンダルから。

お風呂から出たあとは地元のスーパーに寄って晩御飯を買いながら
今日の宿に向かいます。


本日の宿泊ホテル「リード・アズーロ」

最近リニューアルしたばかりらしくちゃんとした綺麗な建物。
(曇ってて適当に撮った写真だから綺麗に見えないけどマジ素敵ホテルです)
素泊まりプランとはいえこんなに安くて良いの!?ってくらい
部屋も広くて綺麗で部屋からのオーシャンビューは晴れてたら絶景だと思います。

(普段、旅行に行っても宿のことまでは書かないけど
 次に八丈島に行く時の自分の為に書いておきたくなるくらい気に入りました。)



宿に着いてからは
スーパーで買った八丈島名物の『島寿司』を食べながら缶チュウハイ飲んで
ソファーに寝ころびながらテレビ見てダラダラと八丈島初日終了です。

2日目につづくよ。

僕も感動しちゃったよ。

2013年06月04日 | Weblog


ネットニュースにもなっていたのだが
僕も「のどごし夢のドリーム」の動画を見て感動しちゃったよ。

カンフー編の映画上映全編もあって企画物なのに手が込んでいたのに驚いたけど
メイキングでの石田さんの作品や後輩などへの熱い思いに超泣いたよ。

カンフー編があまりにも良かったので
プロレス編やバンド編のCMやメイキング等全部見たけど
どの人も夢への思いが熱くてイイねぇ。

のどごし〈生〉は飲んだことないけど今日ばかりは買うしかないよね。