藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

立山黒部アルペンルートとライチョウと水曜どうでしょう 第5夜

2014年04月29日 | 旅行と水どうロケ地巡り
(前回からの続きです。)


「トローリー!」「オー!」

黒部湖駅に来たらここから黒四ダムの堰堤を歩いて対岸にある黒部ダム駅に向かいます。



どうでしょう軍団が来た時には雨が降っており、ここから傘を差して歩き始めましたね。
大泉さんが傘を広げたらその傘を見てうれしーが「赤いねぇ」と思わず言っていました。



(サイコロ4 第3夜/ダム堰堤スタート)


「トローリー!」「オー!」


(サイコロ4 第3夜/ダム堰堤終盤)


「トローリー!」「オー!」

黒部湖駅から出てダムを渡りきったところにダムを見渡せる展望台やレストハウスがあるので
お昼ごはんも兼ねて少しダム観光をしました。


レストハウス

で、ダムと言えば最近じわじわと有名になってきているのがダムカレー。
全国のいくつかのダムのレストハウスや周辺の飲食店で実際に出されていて
皿の上にご飯でダム本体(提体)を作り、片側にルーを流しいれてダム全体を表現した
ダムならではのご当地カレーのことです。

ということで、黒部ダムカレー(1,080円)を注文しました。



重厚なご飯のダムに堰き止められているのはこだわりのグリーンカレーです。
公式ホームページによるとポテトサラダと千切りキャベツはダムの放水と水しぶきを表していて
カレーに浮かんでいるカツはダム湖遊覧船の「ガルベ号」や流木などを表しているそうです。



貯水池側からもダムの造詣を堪能。肉厚で重厚な見事なアーチ式ダムです。


そして、ダムカレーを食べる時のお約束『ダム決壊!』

メニュー表にもちゃんと書いてありますがこのグリーンカレーがなかなかの辛口でした。
見た目だけでなく味も結構本格的なグリーンカレーだったのでビックリです。
カツも中はホクホク、衣はサックリで大変美味しかったです。
さすがは世紀の大工事と言われ映画化までされた黒四ダムのダムカレー、大変おいしゅうございました。

ちなみに、辛口のカレーが苦手だけどダムカレーは食べたいという人は
普通のカレーで作ったアーチダムカレーもありましたよ。

カレーを食べたあとは、次に黒部ダム駅からトロリーバスが発車するまで時間があったので
屋上展望台まで登ってきました。


展望台までは220段の地中階段を登っていきます。


黒部ダム全景

ダムの放水も見たかったけど観光用の放水が行われるのは立山に降った雪が溶けて
ダム湖の水量が増えてくる6月下旬以降じゃないと行わないそうです。
また今度来ることがあればその時はダムの放水を見てみたいですね。


さてさて、観光とお昼ご飯が済んだところでアルペンルートのロケ地巡りの続きとなります。


(サイコロ4 第3夜/黒部ダム駅 DVD版)



黒部ダム駅についた頃には大泉さん達もすっかり疲れちゃって
トロリーバスをキーワードに盛り上げようとした藤村Dの言葉にも
投げやりな返ししかできないくらいグッタリになってましたね。


(サイコロ4 第3夜/黒部ダム駅 トロリーバス乗車)



このトロリーバスに乗車後、登山家の大泉さんがついにトロリー内で寝てしまい
藤村Dや鈴井さんの懸命な救助活動(主に張り手)をしていましたが
結果的に助けることが出来ずに大泉さんは死んでしまいましたねw


(サイコロ4 第3夜/扇沢駅到着)



扇沢到着以降は目的地の信濃大町駅到着シーンまで一切セリフ無しで映像になってますね。
僕も扇沢からのバスの中では爆睡でした。

(サイコロ4 第3夜/信濃大町到着最初のカット)



ようやくたどり着いた信濃大町駅は駅前広場も含めて改修工事がされていて
ロケ当時の面影はかなり薄くなっていました。


(サイコロ4 第3夜/信濃大町駅前トーク)


現在の信濃大町駅前。

富山で振ったサイコロの目的地にようやく到着したどうでしょう軍団でしたが
ここで次に出したサイコロの目は『2・伊勢神宮でお参り 伊勢(三重)』

しかし、行く交通手段が無いとの事でレンタカーを借りて徹夜で高速道路を伊勢まで行きましたね。


(サイコロ4 第3夜/サイコロトーク)


でもまぁ、僕達は伊勢に行く必要が無いので信濃大町駅からJRを乗り継いで東京まで戻り
今回のアルペンルートの旅は終了となりました。

-----------



水曜どうでしょうのロケ地巡りをするにあたり
立山黒部アルペンルートは正直行くのは難しいかもと思っていた場所だったので
今回運よく行く機会にめぐり合えたのは大変ラッキーでした。
また、ライチョウや雪の大谷ウォークも見れたし黒四ダムでダムカレーも食べることも出来たし
雪山や山小屋の体験もすることができて、とても満足度の高い有意義な旅でしたよ。

次はどこに行こうかなー


今回のお土産はライチョウ報告の記念シールと立山バッヂ



立山黒部アルペンルートとライチョウ 第1夜 (主に 富山→室堂までの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第2夜 (主に 室堂でライチョウに会った話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第3夜 (主に 雪の大谷ウォークで観光した話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第4夜 (主に 室堂→黒部ダムまでの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第5夜 (主に 黒部ダム→信濃大町までの移動とロケ地巡り)

立山黒部アルペンルートとライチョウと水曜どうでしょう 第4夜

2014年04月28日 | 旅行と水どうロケ地巡り
旅行3日目の朝、宿泊していたみくりが池温泉を出発した僕達は
室堂ターミナルから再び乗り物を乗り継いで
立山黒部アルペンルートを長野県側に抜けて帰ることにしました。

ここからはちょこっと観光をしながら
再び水曜どうでしょうのサイコロ4のロケ地巡りをしていきますよ。
というか、ロケ地巡りしかしていないので
水曜どうでしょうマニア以外は完全お断りの内容になってます。

----------

室堂まで高原バスで来たどうでしょう軍団は今度は休む間も無くトロリーバスに乗り換えます。


(サイコロ4 第3夜/室堂ターミナル)



大泉さんが「トロリーは大丈夫ですか?」と駅員さんに話しかけたら
「大丈夫ですよー、丈夫ですよ、強い方ですよ」とあまり意味が無い返答してくれた場所になります。

外国人観光客が増えたせいなのか鉄パイプの柵が無くなって
床にラインを引いてあるだけになっていたものの
基本的にはロケがあった当時とほぼ一緒ですね。


(サイコロ4 第3夜/トロリーバス乗車)



いよいよ登山家大泉さんが言っていたアルペンルートで一番危ないトロリーバスに乗車します。
「寝たら死んじゃうんだから。トロリーなんかで寝た日には」との事なので
寝ないように気を引き締めて僕も乗車します。


立山トロリーバス車内最後部座席。

ロケ時には棚やシートを両手で押さえながらガッチリ体を固定して乗っていましたが
僕が乗ったときは「(大泉さん曰く)文字通り、とろりーとろりーとね。」って感じだったので
非常に安心して乗れましたよw


(サイコロ4 第3夜/大観峰駅到着・トロリーバス下車)



一番の難所と思われていた立山トロリーバスを無事に通過して大観峰駅に到着しました。
今度はロープウェイに乗り換えて大観峰駅から黒部平駅に向かいます。


(サイコロ4 第3夜/大観峰駅 ロープウェイ待合室)



乗り場表示パネルの上にあった時刻表・時計・電光掲示板が撤去されてスッキリしちゃってました。
でも、モニターは相変わらずブラウン管テレビを使ってました。

ちなみに何度も立山アタックをしてきた大泉さんが言わせると
これから乗るロープウェイも非常に危ないらしく


「乗った時いた者が 降りた時にいないってこと よくあるよ」

らしいです。
もはや登山技術うんぬんのレベルじゃねぇ危なさです。
ちなみに、ロープウェイで遭難しないために大事なことは
『①方角を見失わない ②勝手な行動をしない ③声を出していく』という事が大事だそうです。


(サイコロ4 第3夜/大観峰駅 ロープウェイ待合室)



鈴井君が居なくなった事に気がついて大泉さんが駆け込んだ電話ボックスはすでに撤去されてました。
横の自販機も無くなった変わりにその場所は多目的トイレブースエリアに変更されていました。

ロープウェイ改札が開いたので中に入りロープウエイに行ってみると


ロケ当時のものとは違う新型に変わっていました。 これにはかなりガッカリ。


(サイコロ4 第3夜/ロープウェイ内で大はしゃぎ)

ロープウェイ内の映像はDVDのジャケットにもなっているほどの名場面だったので
どうしても同じような写真の撮りたかったロケ地の一つでしたが
人がギュウギュウに乗ってしまったため窓際の席から一歩も移動することが出来ずに
思い通りの写真を撮ることが出来なくて今回のロケ地めぐりでは一番ガッカリした場所でした。


黒部平駅到着

黒部平駅にロープウェイが到着したあとはケーブルカーに乗り換えて黒部湖駅に向かいます。


ケーブルカーに乗り換えます。
この場所はロケ当時の雰囲気がそのまま残ってますね。


(サイコロ4 第3夜/ケーブルカー車内)

藤やん「大泉くん、どこ行くの」
うれしー「頂上・・・」



頂上を制覇した大泉さんが棒っこ(ピッケル)を片手に手を振っている姿が目に浮かびます。



写真だと分かりにくいですがケーブルカー車内はかなり急な斜めの構造になってます。

黒部平駅から約5分で黒部湖駅に到着です。


(サイコロ4 第3夜/黒部湖駅)



ついに水曜どうでしょうの名言「トローリー・オー」が生まれた場所までやって来ましたよ。
特徴的な駅名看板がそのまま残っていてくれてめっちゃ嬉しいです。

---------------

といったところで、水曜どうでしょうロケ地めぐりはまだ続きますが
長くなったので続きは次回です。

(水曜どうでしょうの新作アフリカ並みにダラダラ続けてしまってごめんなさい)



立山黒部アルペンルートとライチョウ 第1夜 (主に 富山→室堂までの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第2夜 (主に 室堂でライチョウに会った話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第3夜 (主に 雪の大谷ウォークで観光した話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第4夜 (主に 室堂→黒部ダムまでの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第5夜 (主に 黒部ダム→信濃大町までの移動とロケ地巡り)

立山黒部アルペンルートとライチョウと水曜どうでしょう 第3夜

2014年04月27日 | 旅行と水どうロケ地巡り
前回ライチョウ観察からの続きです

さてさて、ライチョウも無事見ることが出来てすっかり余裕モードになっちゃった僕たちは
午後からはこの時期の室堂名物となっている『大谷ウォーク』へ観光に行くことにしました。

「大谷ウォーク」って名前を言われてもピンと来ないかもしれないですが
写真(↓)を見てもらえば「あぁ、それの事か!」って思う人も多いかと思います。



室堂までの道路の除雪によって出来た巨大な雪の壁です。

あいにくガスが出てきてしまい空も白っぽくなってしまったので
雪の壁とのコントラストが小さくて区別がつきにくいのが残念ですが
天候が悪くなるとわりと簡単に大谷ウォークを中止しちゃうらしく
4月だと4割くらいは観れない日があったりするそうなので
始めて来て観れただけでも良かった方なのかもしれないですね。


写真右側の人が集まっているところが一番雪の壁が高い場所で
高さの書いてある看板と一緒に撮影するための順番待ちが出来てます。


大谷ウォーク


大谷ウォーク

アルペンルートに入ってからずっと雪景色ばかりだったので
大量の雪に対しての感覚が麻痺しちゃっているのか
昔テレビで見たときは「バスより高い雪の壁ってなんだよ!」って驚いたのに
実際に来てみたら、「うん、高いよね」っていうくらい感想しか出なかったり。
冷静に考えれば3階建ての建物よりも高い雪の壁なんて異常過ぎる高さなんだけどね。

それよりも驚いたのは、外国人の異様な多さ。

上の何枚かの写真は人が減るタイミングを待って撮っているので
そんなにお客さんがいないように思えるかもしれないけど
普通に撮るとだいたい下の写真のような人ごみです。



日本の中でもわりと行き難い富山の山奥の観光地なのに
ここに来ている観光客の9割近くはアジア系外国人が占めているんじゃないかなぁ。
立山は完全に実効支配されているような状況でしたよ。


室堂ターミナルの外観。

大谷ウォークを観光し終わった後は昨日も行った立山自然保護センターに行って
午前中のライチョウの観察報告をしてライチョウシールをもらったり
管理のおじさんと周辺の自然についての情報交換などをしてから
午後のライチョウ観察に出かけました。



大谷ウォークに出た頃からガスがだんだんと濃くなってきて
ライチョウ観察の頃にはすっかり視界も悪くなってしまいましたが
それでもライチョウのメスがわりと良い所に出てくれたのが良かったです。
午前中はハイマツの間からちょこっと上半身を出すだけしか見れなかったけど
オスよりも真っ白い身体と目の上にスッっと入った赤いアイラインがとても綺麗ですね。

このあとはガスで視界の悪い雪道の中を黙々と1時間ほど歩き続けて宿に戻り
温泉に入って体を温めたところで布団の上でゴロ寝しながら夕食待ちです。


夕方になったらサッとガスが晴れて綺麗な夕日も見れました。
右に見える山は何だろうね?大日岳だっけ?わかんないや。


またまた豪勢な夕食。
みくりが池温泉は2泊目以降は泊数に応じて晩御飯に特別メニューが追加されたりするそうです。


この日はライチョウも無事に観れたって事で
『立山ハイボール』と『げんげの唐揚げ』も追加注文してプチ祝賀会です。

目標達成できた余裕もあって立山ハイボールめっちゃ美味し!
量はそんなに無かったけど気圧が低いせい(?)なのかすぐに上機嫌になっちゃいました。

夕食後、部屋に戻って翌日の予定を話をしていたり
連れがコト座流星群を見に行くとか言っていたのはなんとなく覚えているけど
いつの間にやら寝ちゃったみたいで旅行2日目が終了です。

----------

旅行3日目は日が昇り始める前の朝5時に宿を出発しました。
山小屋にいると朝5時に活動開始なんてのはわりと普通で
僕達以外にも朝焼けの風景を撮影するためのグループや雪山を登って春スキーを楽しむ人たちなど
様々な人たちがそれぞれの装備で山小屋を出て行きます。

僕達はいくつかのライチョウポイントを巡りながら
昨日ライチョウを撮影したポイントに向かいました。


まずは、すごい遠くの崖の上にライチョウのメスがいました。
とりあえず証拠写真程度に撮影。まぁまぁ幸先が良いようです。

それから周辺を双眼鏡でくまなくチェックしていると
今度は歩いていける場所のハイマツのところに別の白い塊が見えたので
10分程かけて歩いていってみると


オスのライチョウもいましたよ。

まだ寝起きなのか昨日にも増してモッサリと動く程度です。
1時間弱観察をしていましたが、ときどきハイマツをついばんだりはしましたが
またモソモソと歩いてハイマツの下に入って二度寝の体勢になったので観察はここで終了。


よく観るともう1羽のオスがいました。ここはライチョウのねぐらなんですね。

早朝のライチョウ観察を終えて宿に戻り朝食を食べたら荷物をまとめて下山開始です。


3日目が一番良く晴れてくれましたw

帰りのルートは室堂から立山黒部アルペンルートの後半を通って長野県側に向かいます。
ここからは再び水曜どうでしょうロケ地巡りの続きになりますよ。

----------


室堂ターミナルで売っていたポテトチップスも気圧が低くてパンパンです。

っていうか、この手の商品って売るために置いてあるんじゃなくて
パンパンなのを見せたいだけのディスプレイなんじゃねーか?と思ったり。



立山黒部アルペンルートとライチョウ 第1夜 (主に 富山→室堂までの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第2夜 (主に 室堂でライチョウに会った話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第3夜 (主に 雪の大谷ウォークで観光した話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第4夜 (主に 室堂→黒部ダムまでの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第5夜 (主に 黒部ダム→信濃大町までの移動とロケ地巡り)

立山黒部アルペンルートとライチョウと水曜どうでしょう 第2夜

2014年04月26日 | 旅行と水どうロケ地巡り
室堂到着からの続き

室堂ターミナルに到着した後はターミナルに隣接している立山自然保護センターに行きました。



立山の自然についていろいろと展示してい公共施設で
ライチョウの事もたくさん教えてくれるので話を聞きに行きます。



ライチョウの事以外にも立山全体のいろいろなものが見れるので
室堂周辺を散策する前に一度寄って情報を集めておくといいですね。

ちなみに、ライチョウの観察情報を保護センターに報告するとライチョウシールがもらえますよ。

-----


自然保護センターで話を聞いた後は今晩宿泊する「みくりが池温泉」に向かいます。

室堂ターミナルからは徒歩で15分ほどでみくりが池温泉に到着出来るのですが
建物から外に出るとミゾレが吹き付ける吹雪になっており
目もまともに開けてられない状況の中を歩道沿いに立てられた竹の棒だけを頼りに
ただただ真っ白いだけの景色の中を歩いているときには不安でいっぱいでしたよ。

やっとの思いで宿に到着したあとは明日の予定を相談しつつダラダラと夕食まで休憩です。



ちなみに今回は個室を予約したので山小屋宿泊とはいっても旅館のような気楽さです。

いよいよ夕食の時間になり食堂へみんな降りていきます。



食堂に集まった人たちを見回してみるとアジア系の諸外国の方が半数近くいます。
あとはご高齢のグループも何組かって感じですね。



話には聞いていたけど皿数が多くてイメージしていた山小屋の食事と全然違いました。
しかも、ホタテのクリームシチューや鯛のカルパッチョ、サワラの焼き魚など
どちらかというと海鮮メニューじゃね?って品揃えでビックリです。



右側の写真のホタルイカの沖漬けとその奥にある白えびの唐揚げは
富山っぽいものを食べようって事で追加注文したやつです。
どれも美味しくて、思わずごはんをおかわりしちゃいましたよ。

夕食が終わった後は日本一高い場所にある温泉に入りに行きました。



そんなに広くないので時間帯によっては激混みになるようですが
僕が行った時は先客が1名と同じタイミングで来た1名だけだったので
ゆったりと入ることが出来ました。シャワーはぬるかったけど温泉は気持ちよかったですよ。



温泉を出た後は館内をぶらぶらと探検。
お値段は多少かかりますが軽食程度のものだったら売ってます。



気圧が低いからどん兵衛もパンパン!そして300円。山ですなぁ~w

そんな感じで初日はロケ地巡りをしてご飯食べて温泉入っただけで終了です。

----------

旅の2日目のスタートです。



部屋の窓を開けてみると前日の嵐とはガラリと変わって快晴でした。
奥の方は雲海が広がっててメッチャ綺麗。
ライチョウ探しをこの日の1発勝負で予定を組んでいたので晴れてくれてホント良かったです。


朝ごはんはバイキング形式でした。

たっぷり寝て、しっかり朝ごはんも食べていよいよライチョウ探しに出かけます。
外の気温は7℃ということなのでガッチリ冬装備を着込んでいます。



出発して5分くらいで思いっきり白色ばかりの世界です。
長野育ちですがここまで真っ白い世界ってのは初めて見ましたよ。
見えてる建物は雷鳥荘っていって泊まった宿とは別の山小屋。



山の上までずっと真っ白。
これはなかなか見れる景色じゃないのでこれを見れただけでも来た甲斐がありました。

みくりが池温泉を出発して10分程度歩いたところで
前日に自然保護センターで聞いておいたライチョウ観察ポイントに到着。
そして、双眼鏡を構えた知り合いがあっと言う間にライチョウを発見。


ライチョウ登場

って、メッチャ近っ!5mくらい?噂には聞いていたけど全然逃げる気配ないじゃん。
思っていたよりも小さいけど白いライチョウ綺麗だなぁー

宿を出発して30分経たないうちに今回の旅行の目標達成ですよ。
見つけるまでもっと過酷な事になるかと想像していたので軽く拍子抜けしたけど
たまたま運が良かっただけかもしれないね。

撮影をしているともう一つ動く影がハイマツの隙間から出てきました。


ライチョウのメスも居たよ。
こんなに簡単にオスメス両方見れちゃって良いんか?
宿の宿泊客へのサービス用に飼いならされたライチョウとかじゃないよね?

と、思っていたらさらにもう一羽ハイマツの影から出てきました。


第2のオスの登場。

どうりで最初のオスが朱色の肉冠を出して警戒していたわけです。
これは1羽のメスをかけて2羽のオスの修羅場の予感ですよ。


最初にいたオスが第2のオスを威嚇しはじめました。


第2のオスが敗走してこっちに向かってきました。

第2のオスは登場直後から負けモード全開ですが
さらに最初のオスが鳴きながら第2のオスを追いつめてきました。


追い立てられて僕の足元数十cmまで来てくれちゃいました。


最初のオスは小高いハイマツの上で超余裕の勝ちオーラを出してます。


負けた第2のオスはヒョコヒョコとハイマツの上を歩きながら逃げていきます。

っていうか、野生の鳥でこんな歩いてる姿を上から撮るなんて滅多に無い構図ですよ。
普段の鳥撮りではありえない近さなので逆にこっちが緊張して動けなくなります。

で、この後くらいにハイマツエリアから追い立てられた第2のオスは飛んで行っちゃいました。


勝利した最初のオス。
やっぱ、なんか風格があるっていうか、強そうだよね。

ようやく決着が着いたところで勝ったオスがメスに近づいて行くと
何故だか分からないけどメスも飛んで行っちゃいました。


飛んでいったメスを見送るオス。勝者のハズなのに、なんかちょっと寂しい。

そのうち、勝ったオスも飛んでいってしまい1時間くらいのライチョウ劇場は終了。
ライチョウ本人達は大変だろうけど僕たちは十分満足のできる時間を楽しませてもらいましたよ。



その後は一通り周辺を散策しつつ雪道を歩き続けて午前中は終了。
お昼ごはんを食べて休憩する為に一度みくりが池温泉に戻りました。


前日、嵐すぎて撮れなった宿外観。

みくりが池温泉では宿泊客用の朝食・夕食以外にも
日中は立ち寄り客も利用できるレストランが11時~14時の間で営業をしてくれています。


これは知り合いが頼んだ『白えびラーメン』。


こっちは僕が頼んだ『炙りサーモン丼』。

昨日の晩御飯同様に山の上なのに海鮮物を食べてることに軽い違和感はありますが
これだけちゃんとした美味しい食事を出してもらえる事は山登りでは非常にありがたいことですね。

--------


(みくりが池温泉 遠望)

ライチョウも無事に見ることが出来て気持ち的に余裕も出てきたので
当初予定してた午後のライチョウ観察は後回しにして
まずは食後の散歩ついでに春の室堂名物の『雪の大谷ウォーク』に行ってみることにしました。

次回に続きます




立山黒部アルペンルートとライチョウ 第1夜 (主に 富山→室堂までの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第2夜 (主に 室堂でライチョウに会った話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第3夜 (主に 雪の大谷ウォークで観光した話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第4夜 (主に 室堂→黒部ダムまでの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第5夜 (主に 黒部ダム→信濃大町までの移動とロケ地巡り)

立山黒部アルペンルートとライチョウと水曜どうでしょう 第1夜

2014年04月25日 | 旅行と水どうロケ地巡り
前回の高尾山への山登りの帰りの話。

生まれてはじめての山登りを終えて帰る途中に
登山用品を買うときに相談に乗ってもらった人と食事ついでに会うことになり
初めての山登りの感想などを言いつつ雑談をしていたんだけど
いつの間にか話が『立山で白いライチョウを撮りたい』という話で盛り上がり
結果、2週間後に立山まで行っちゃいました。

ちなみに立山といえば水曜どうでしょうファンにとってもアツい場所で
DVDのパッケージにもなっている立山黒部アルペンルートの場所であり
登山家大泉や「トローリー・オー」の掛け声が生まれた場所です。
なので、今回の旅ではロケ地巡りもしつつライチョウも撮っちゃう忙しい旅になります。

ということで、まずは飛行機に乗って富山空港に向かいました。


地方空港恒例の手荷物受取りベルトコンベアーのオブジェ。富山は寿司。

富山空港からはシャトルバスに乗ってJR富山駅まで行き
さっそく、水曜どうでしょうのロケ地巡り開始です。
水曜どうでしょうの中で富山駅が出てきたのはサイコロ4の第2夜になりますね。


(サイコロ4 第2夜/富山駅前[南口])

で、ロケ地の場所もGoogle mapで予習も済ませてあるのでサクッと撮影しようと思ったのですが
現在、ロケをした富山駅南口は北陸新幹線開通のための大工事中で完全にフェンスで囲まれており
フェンスの隙間から中を覗いてみたら既にロケ場所は消滅していました。
もう、いきなりロケ地巡りの出鼻を挫かれて超ガッカリ。
ガッカリ過ぎて富山駅の証拠写真すら撮るのを忘れてしまいましたよ。

しかし、今までロケ地巡りをしてきてこんな事は何度もありましたから
気を取り直して電鉄富山駅に行き立山黒部アルペンルートのチケットを買って
今日の宿泊先のある室堂へ出発です。

水曜どうでしょうの番組内でも大泉さんが驚いていましたが
立山黒部アルペンルートを使って富山から長野まで行く場合には
何種類もの乗り物を乗り継いでいく必要があります。

まずは普通電車で立山駅まで行きます。


(サイコロ4 第2夜/電鉄富山駅の乗車シーン)


(2014年 現在)

ロケ当時と電車は変わっていますが駅舎の雰囲気はそのまま残っています。
電鉄富山駅から立山駅までは約1時間の電車の旅となります。
そしてこの1時間の旅の最中の大泉さんのホラ話で生まれたのが『登山家・大泉』です。


(サイコロ4 第2夜/電車内で『あの冬』を語る大泉さん)

男の中の男である大泉さんは立山は何度もパーティーを編成してアタックをしており
何人もの隊員を失うという辛い経験した場所だそうです。



大泉:「僕は正直不機嫌だった。君達知らないから、立山の怖さを」
大泉:「今日のこの天気見て僕はすごく不安。これはあの冬と同じ天気だ。立山の怪物が訪れる」
大泉:「立山トロリー辺りが一番危ないと思う」「文字通りね、とろりーとろりーとね」

大泉さんの熱い登山トークをしているうちに立山駅に到着したどうでしょう軍団は
ここから室堂行きの高原バスに乗り換えました。


(サイコロ4 第2夜/立山到着 室堂行き 高原バスに乗り換え)


(2014年 現在)
しかし、現在は立山駅から室堂まで直接高原バスが出ることはほとんど無いようで
立山駅からケーブルカーに乗り換えて美女平(びじょだいら)まで行って
美女平から室堂行きの高原バスに乗り換える必要があるみたいです。


ということで、まずは立山ケーブルカーに乗り


美女平で高原バスに乗り、室堂まで向かいました。

ちなみに、どうでしょう軍団が立山から乗った高原バス内でのトークによると
登山家の装備(ピッケル・ガケ崩れ防止帽子・サングラス)は立山駅の売店で買ったみたいですが
現在は立山駅の売店では同じものが売ってませんでした。


(サイコロ4 第3夜/室堂到着 登山家初登場)


(2014年 現在)

バスはすっかり変わっちゃいましたが室堂のターミナルは当時そのままの雰囲気が残ってました。
ただ、今の時期は室堂観光のハイシーズンのため高原バスから降りたら即誘導されてしまい
良い感じのアングルの写真が撮れず証拠写真しか撮れなかったのが非常に残念でした。

とりあえず、本日の一応の目的地である室堂に到着したところで
水曜どうでしょうのロケ地巡り前半戦は終了です。
室堂には2泊してライチョウ撮影をしてからアルペンルート後半を通って長野に向かう予定です。

--------


ちなみに、立山駅では売ってなかった大泉さんの登山家セットの1つ『ピッケル(棒っこ)』が
室堂ターミナル売店で売ってましたw(税抜き 1,600円)



立山黒部アルペンルートとライチョウ 第1夜 (主に 富山→室堂までの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第2夜 (主に 室堂でライチョウに会った話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第3夜 (主に 雪の大谷ウォークで観光した話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第4夜 (主に 室堂→黒部ダムまでの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第5夜 (主に 黒部ダム→信濃大町までの移動とロケ地巡り)

山登りはじめました 『高尾山』(その2)

2014年04月10日 | 山登りはじめました
(前回記事からの続きです。)

高尾山山頂に到着した後は今回の目的地である『細田屋』を目指して
山頂から10分程行った先にある紅葉台という場所まで歩いていきます。



高尾山山頂までのコースは小学生でも登ってこれるお気楽コースなのですが
山頂から更に先の山を目指して進むコースは奥高尾と言うそうで
ここから先に進む人は結構ちゃんとした装備の人ばかりになります。
そして、細田屋のある紅葉台はその奥高尾の入り口にあたります。

高尾山の山頂にあった広場を突っ切った先にある階段を下りると
小高い丘の上に細田屋さんが見えてきます。高尾山山頂の広場からは約10分くらいですね。


細田屋さん高尾山側入り口(撮影:9時29分)

マンガに出てきたそのままの外観。
手作り山小屋の小さなお店って感じで、こういう雰囲気大好きです。
9時半から開店との事だったので到着タイミングはピッタシでした。


(『山登りはじめました』 より)

店に到着するやいなや、店員さんになめこ汁を注文。
あと、高尾山はそばも有名って事らしいので山菜そばも注文しました。



(高尾山側から見て)店の奥には屋外テーブル席が並んでおり
注文した後はテーブル席に荷物を降ろして景色を眺めながら待ちます。
天気が良い日には富士山を眺めながら食事も出来るそうですが
この日はあいにくの曇りで富士山見れなかったのが残念です。

注文して待つこと5分くらいで、まずは「なめこ汁」が出てきました。


なめこ汁 350円

今年の2月に『山登りはじめました』の本を読んでから
「初登山は高尾山に行って、僕も細田屋のなめこ汁を食べてくるんだ。」と思い続けていたので
なめこ汁が出てきた時はメッチャ嬉しかったです。
正直、高尾山山頂にたどり着いた時よりもこのなめこ汁が出てきた時の方が
「俺、初めて登山したんだ」って気持ちがあふれてきてニヤニヤが止まらなかったです。



ほどなくして山菜そばも到着。なめこ汁と具がかぶったw
でも、蕎麦もなめこ汁もどちらも美味しかったし初登山の達成感もあって大満足です。
ちなみに、細田屋さんのテーブル席は注文すれば持ち込みもOKって事で
一応の非常食?として持ってきていたコンビニのツナマヨおにぎりも一緒に食べたけど
なめこ汁とおにぎりとの相性も抜群で超美味でした。



ちなみに、細田屋さんの軒先に
『山登りはじめました』の作者・鈴木ともこさんのサインが飾ってあったのも個人的に高ポイントです♪

----------

細田屋さんでタップリ休憩をとり、体力も回復したので下山開始です(下山開始:10時07分)

帰りも1号路で戻りますが山頂までいったん登るのがめんどくさかったので
山頂には向かわずに、山頂を迂回しながら1号路に行ける5号路を使って体力温存です。



1号路のように舗装はされてないですが起伏は少ないので1号路まで散歩感覚で戻れます。

1号路に合流したところで来た道をどんどん降りていきます。


登りの時は女坂の方を登ったので帰りは男坂を通ってみました。(撮影:10時44分)

石段は下りでもキツイけど
それよりも手をつないで登ってくるカップルの方がなぜか僕的にはキツイです。


ビアマウント到着(撮影:11時3分)

下りついでに登りでは寄れなかったビアマウント&展望台にも行ってみました。
夏のシーズンになると東京の夜景を見下ろしながら
ビールを飲んだりバイキング食いまくる人達で常に満席の大人気スポットになります。


天気がよければ東京タワーもスカイツリーも同じ方角でみれるそうですが
やはり天気が悪くて全く確認できなかったです。
『高尾山ビアマウント公式HP』の夜景画像をみるとホント綺麗なのが分かりますね。


エコーリフトの高尾山中腹側の駅を通過(撮影:11時10分)

だいぶ足が疲れていたのでエコーリフトの誘惑に負けて乗ってしまいそうになりましたが
こんな程度で負けてたら富士山なんて到底無理と自分に言い聞かせて
なんとか徒歩下山を続けることが出来ました。


エコーリフトの高尾山ふもと側の駅に到着(撮影:11時33分)

無事に高尾山山頂及び細田屋まで行ってスタート地点まで戻ってきました。
細田屋さんからこの駅前到着までの下山にかかった時間は約90分ですが
ビアガーデンに寄ったりしていたので順当なペースで下山できたんじゃないかなと思います。


細田屋で買った高尾山ピンバッジと薬王院で引いたおみくじ(末吉)。

今回の高尾山登山は登山の練習として大成功だったと思います。
今までは僕の中でぼんやりとした想像だけでしかなかった『登山』が
実際に登ってみたことでクッキリと見えてきた感じがして大変良い経験になりましたよ。
下り坂があんなにキツイとは思わなかったし、石段は便利なようでいて全然そんなこと無かったよ。

今年の夏頃の富士山登頂を無事に果たすためにも
まだまだスキルアップするためにいろいろ頑張らなきゃいけないなって思いました。

山登りはじめました 『高尾山』

2014年04月08日 | 山登りはじめました
今年の目標として年の初めにこれだけはやろうと誓ったのが
このブログでは何回かキーワード的に出てきている『富士登山』。

富士山に登ろうと決めた直後に本を買い漁り
アウトドアに詳しい知り合いに教わりながらザックや靴などの登山用品を買い集め
体質改善もしようとスポーツクラブに行って週4日程度の有酸素運動をしてみたりしてきたが
まだ1度も登山の経験を積んでないことがどうしても納得出来なかったので
この間の日曜日に初登山ということで『高尾山』に登ってきました。


(上図は高尾山公式ホームページより)

高尾山には上図にあるような様々な登山ルートが用意されているんだけど
今回はトイレや売店が多く並び、道も舗装されていて初心者でも超安心して登ることができる
1号路ルート(地図の太い赤線のルート)で登ることにしました。
公式ホームページには1号路のコースタイムの目安は100分と書いてありますが
登山が初めてだしメタボリックなので120分を目標に登りたいと思います。



それと、今回高尾山に行くにあたり何度も読んで参考にさせてもらった本
『山登りはじめました・著 鈴木ともこ』の中で
高尾山の穴場スポットとして紹介されていた「もみじ台」にある『細田屋』という茶屋に行き
細田屋名物の「なめこ汁」を僕も食べてみたいと思ったので
そこを最終目的地として帰ってくる予定です。

----------

そして、いよいよ登山当日です。
前日の天気予報だと午後には天気が崩れるとの事だったので
9時スタートの予定だったのですが1時間早めて8時スタートで登山開始しました。


ここが高尾山の玄関となるエコーリフトに乗るための高尾山駅です。(撮影:7時53分)
ほとんどの人がここからエコーリフトもしくはケーブルカーに乗って
高尾山の中腹までショートカットして山頂を目指しますが
今回は踏破を目指しますのでこの建物には行かずにここから右側に進んだ先にある1号路へと向かいました。


駅を横目に進むこと2分でいよいよ登山って感じのところに着きます。
この看板から先は一般車は入れず、道路沿いの民家も無くなり、登山気分が一気に盛り上がります。
(撮影:7時55分)


スタートして15分程度経過しました。

道も舗装されていて登りやすく初心者向けという事だったので
正直、とりあえず山頂までの体力的には余裕かなと思っていましたが
実際に歩き出してみると舗装は確かにされていましたが想像以上の急な坂道が続いていました。
この時点で登り始めにインナーに着ていたフリースを1枚すでに脱いでます。
息は当然上がり始めています。


高尾山中腹にあるエコーリフトのもう一方の駅に到着。(撮影:8時28分)

エコーリフトに乗れば12分間の空中散歩を楽しみつつ体力消耗0%でココまで来れますが
徒歩で登ってみたらここまで30分かかりました。


ビアマウント&展望台下に到着(撮影:8時34分)

高尾山名物の東京の夜景を眼下に見ながら楽しめるビアガーデンです。
ここは展望台にもなっているので展望台からの写真くらいは撮ろうかと少し悩んだのですが
僕の脳内で行われたサミットで「余計な寄り道はしたくない」という満場一致の意見が出たので
展望台まで登らずにスルーして山頂を目指しました。


浄心門到着(撮影:8時43分)

1号路を進んでいくと出てくるこの門は「浄心門」といいます。
この門から先には高尾山に創建された「高尾山薬王院」の参道となります。
1号路はこの参道を通るルートになります。
ちなみに浄心門をくぐらずに右に行けば4号路、左に行けば3号路へとつながります。


男坂と女坂の分岐点(撮影:8時46分)

浄心門をくぐってすぐに参道が二手に分岐しているところに到着します。
左側の石段へと続く道が男坂で右側のなだらかな坂が女坂と呼ばれています。
今回は少しだけ遠回りになるけど右側のなだらかな坂が続く女坂の方を進みました。



男坂と女坂は権現茶屋前で再び合流します。
合流した先の参道は杉並木となり、その杉並木の中でも一番の巨木は
「天狗の腰掛け杉」と呼ばれるており
高尾山に住む天狗様が腰掛けて参拝者を見守っているそうです。
参道の右側にズラッと並んでいる名前の書いてある木の板は
杉苗奉納ということでお寺さんにお金を納めた人たちの名前が書かれています。

まぁ、正直なところこの時点で天狗とかどうでも良くなってきてて
「何の為に高尾山に登っているんだろう…」って目的を見失いかけながら歩いていました。


四天王門到着(撮影:8時54分)

登山開始から約1時間で薬王院の四天王門前に到着。
下調べをあまりしてなかった僕は山頂までずっと道路が続くと思っていましたが
ここから門をくぐってお寺の敷地内を突っ切っていくルートになっていてビックリしました。



四天王門をくぐると今までの自然がいっぱいの参道とはガラッと雰囲気が変わり
様々な像が設置されていたりお守りを売っているところやお願い事をする場所などが並んでいて
人の商売的な活気を感じるようになります。


ウチワと長い鼻がトレードマークの天狗の像


鼻が高くなくて鳥のクチバシのようになっている小天狗の像。
小天狗は別名「カラス天狗」とも言います。


せっかくなので良縁結びのお願いをしてきました。
もうね、そろそろいい歳なんだから彼女というか奥さんくらい作らないとダメだから。
独りで登山してるヒマがあったら街コンとかにどんどん行けってレベルですが
とりあえず神頼みだけはしておきました。

で、お願い事も済ませたところで先に進みます。


仁王門(撮影:9時1分)

薬王院境内を進んでいくと石段の先にある仁王門が見えてきます。


薬王院本堂到着(撮影:9時2分)

仁王門を通ると薬王院の本堂前に出ます。
高尾山山頂へと続く1号路登山ルートはこの建物正面をかすめるようにして左に曲がり
建物脇にある石段を登るように看板が出ていますので
仏様への挨拶もそこそこに1号路をグイグイ進んでいきます。

そして、石段を登った先にあるのが


薬王院本社(撮影:9時4分)
朱色をベースに極彩色に塗られており非常にインパクトのある外観をしています。

本堂が出てきて今度は本社というのでどっちがメインの建物なの?って思ったけど
先ほど出てきた本堂はお寺さんだけど、こちらは鳥居のある神社って事らしいです。
仏様と神様が同じ敷地内に同居してるってのがなんとも不思議って思ったけど
今、ネットで検索してみたらこういうのは良くあることらしいですね。

本社前まで登ってきたら今度は建物の右側を回りこむように1号路が続くと看板が出ており
看板に従って建物の裏手まで進んでみると、そこにあるのは、またもや長い石段。

嫌がらせとしか思えないくらいの階段地獄にうんざりしながら登りきると
この登山で始めて舗装されてない土の道が出てきました。

ただ、もうこの辺まで来た時には写真を撮る気も完全に消失してしまっていて
何も考えずただただ前に歩いていただけなので画像は1枚も無いです。


そして、土の道を抜けた先にあったのがやたら立派な外観のトイレ。(撮影:9時17分)

山頂のビジターセンターかと思って写真を撮ったらトイレでした。
しかしまぁ、このトイレのところから山頂まではあとわずかです。
トイレ前から再び舗装道路となった1号路を数百メートル進んだ先にある高尾山山頂を目指して
最後の気力を出して歩いていきます。


高尾山山頂に到着。(山頂到着:9時20分)

山頂っていうか普通の広場ですが、ここが高尾山の山頂になります。
『高尾山山頂』って書かれた看板が何処にあるのか分からなかったので
一応、高尾山の三角点の写真を撮ってみました。


高尾山 二等三角点
うーん、やはり山頂っぽくは無いですね。

まぁとりあえずはこれで高尾山登頂成功です。

山頂到着が9時20分なので約80分で登ってきたことになりますね。
予想よりだいぶ早く登れたので時間だけ見れば人並みに体力はありそうですが
正直なところ「80分しか歩いてないのにこんなに俺の体は疲れてるのかよ」ってのが本音です。
今回は富士山登山の予行練習も兼ねていたので
高尾山登山にはほぼ必要も無い登山グッズをザックに詰めこんでいたので荷物が重かったのはあるけど
それにしてもこんな程度で疲れている俺が今年の夏には富士山登頂出来るのだろうか・・・

とりあえずは、登山の実戦経験の1つとして色々と勉強になったし
今後の課題も見えてきたので今回の高尾山登山は本当にやって良かったです。

高尾山山頂も制して一つ肩の荷が下りたところで
今回の最終目的地である『細田屋』さんを目指してもう少しだけ歩きました。(つづきの記事はこちら

けん玉

2014年04月01日 | Weblog


この間、BS日テレでやっている『中川翔子のマニア☆まにある』で
2週連続でけん玉を紹介しているのを見てけん玉が欲しくなったので
山形工房が作っている日本けん玉協会認定の競技用けん玉『大空 さくら黒』を購入。



小学校の時にちょっとだけ一生懸命遊んだ時期があって
その当時は玉を皿に乗せるくらいは出来て、玉を剣に刺すのも10回やれば2~3回は成功していたものの
もしかめ以外の連続技や、技名が付いたような大技なんて一度も成功したことが無かったんだよね。

それから何十年も経ってまさか本気でけん玉を買うことになるとは思わなかったけど
せっかく競技用の公式けん玉を買ったので
ある程度練習して上手くなったら認定試験を受けて「けん玉○○級」みたいに認定されてみたいです。