藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

山登りはじめました『筑波山』 その2

2014年06月20日 | 山登りはじめました
『筑波山』その1からの続き



筑波山の男体山と女体山の間にある御幸ヶ原(みゆきがはら)まで辿りついたところで
トイレも兼ねて休憩を10分程したあと、まずは男体山山頂を目指しました。


(御幸ヶ原から男体山を望む)
コースマップによれば男体山山頂までは15分で行けるそうです。(筑波山コースマップPDF



見浦亭の横にある階段を登っていくと多少ぬかるんだ場所はあるものの
山頂まで散策路が続いているので迷うことなくハイキング気分で進んでいけます。



山慣れしてるおじいちゃんに励まされて小学校2年生くらいの子供も一生懸命登ってました。



あっという間に男体山山頂の神社まで到着。


『男体山頂 871m』

筑波山1個目の山頂制覇です。



山頂の小さな神社に手を合わせたら今来た道をサクッと戻ります。



再び御幸ヶ原まで来たところで店が混み始める前に少し早めの昼食を取りました。

お弁当を持ってきてベンチで食べてる人も多かったですが
御幸ヶ原周辺には茶店が7軒と展望台にはレストランもあり
僕は荷物を出来るだけ減らしたかったので茶店の1つ「仲の茶屋」でお昼を食べました。



御土産物屋兼食事処って感じのお店です。



ちなみに他のお店もだいたい同じメニューで同じ値段って感じでした。

で、今回頼んだのは月見そば。



まぁ、味は普通だと思うけど、山の上まで登ってきて疲れた体には
温かくて、あまりガッツリでもなく、やさしい味のものは実に嬉しいです。

まったりと蕎麦を食べつつ30分ほど休憩したので今度は女体山山頂に向かいました。



店を出たとたん人の流れがだいぶ増えていることに気付きます。



女体山に向かうルートに入ってしまうと場所も狭いのでなおさら人ごみを感じます。
登り優先とかあいさつのマナーなんてのは求めるだけ無駄ですね。



途中の広場までなんとかたどり着いてみると
どこかの学校の登山と同じ日だったらしく生徒達で大渋滞している始末。



はしゃぎまくる生徒達を掻き分けながら女体山山頂の神社までの階段を登ります。



なんとか女体山山頂の神社に到着しましたが
初詣のように人混みが酷くて立ち止まることが出来ず、移動しながら写真を撮るので精一杯でした。
この人の流れは神社裏手にある女体山山頂に向かって動き続けており
僕も押し流されるように山頂に向かいました。



で、これが到着した女体山山頂。
生徒達が多過ぎて場所を占領したまま一向に場所を譲る気配もなく騒いでいます。
一般客はその生徒達の隙間に潜り込むようにして一瞬山頂に立ち寄るのがやっとの感じ。

せっかく登ってきたのにこの状況を見て諦めて帰る人もいたりして
この日に登山に来ちゃった人は運が無かったとしか言いようがないですね。
僕も4月に筑波山に登った時に山頂に立っていることを言い訳にして
この日は筑波山山頂まで数メートル手前で登頂を断念しました。

女体山からは白雲橋コースを通って下山しました。



下山中もこれから山頂を目指す人たちが続々と登ってくるため
降りてる時間よりも止まって道を譲っている時間の方が多いんじゃないかって感じです。



白雲橋コースは巨岩にいろいろな名称が付けられていたりして見るポイントも多いので
風景を楽しみながら進むことが出来るのが良いですよね。



『弁慶七戻り』と名付けられたこの岩の下をくぐった先が弁慶茶屋跡と呼ばれる広場になります。



弁慶茶屋跡の広場に到着。
ここからロープウェイの乗り場があるつつじヶ丘方向と
筑波山神社がある方向へと道が分岐します。
僕は今朝車を停めた駐車場のある筑波山方向に下りて行きます。



この時間帯でこちら側に下山する人は少ないので
久しぶりにのんびりと自分のペースで森の中の小道を進んでいきます。



弁慶茶屋跡から筑波山神社までの中間地点にある白蛇弁天。
この頃にちょっとだけ疲労が溜まってきて左足が痛くなってきました。



最後の方は休み休みでしたが何とか白雲橋コースの終点の鳥居まで辿りつきました。
登山記録を見ると女体山山頂から下山開始したのが11時47分で
白雲橋コースの鳥居に到着したのが13時10分だったので
女体山から白雲橋コースで下山するのに1時間23分かかりましたね。



自分用の山に行った記念のバッジコレクションも4月と5月で筑波山が2種類増えました。

今度はどこの山に行こうかなぁ~


山登りはじめました『筑波山』 その1

2014年06月15日 | 山登りはじめました
富士山に登りたいと思いたち、道具を徐々に揃えてきて
4月には初登山という事で高尾山に行ってみたり
登山というよりは観光に近かったけど立山の雪山にいってみたりして
さて、その次はどの山に行ってみようかと考えて出てきたのが
一番家から近い日本百名山の『筑波山』。

茨城県の小学校でも授業の一環として登るくらい簡単な山だけど
標高差が600mくらいあって日帰り登山のレベルアップには丁度良い感じ。



ということで、4月最後の週末と、5月の3週目の週末に筑波山に登ってきましたよ。
筑波山は上の写真からも分るように2つのピークを持った双耳峰と呼ばれ
左に見えるのが男体山、右に見えるが女体山で女体山の山頂877mが筑波山の標高となります。
(写真は男体山に近い側から撮ってるから女体山の方が低くみえてます)
また、男体山と女体山の間の低くなった場所は御幸ヶ原(みゆきがはら)と呼ばれ
ケーブルカーの山頂駅や売店などがあるちょっとした広場の展望スペースになっています。



今回登ったルートは筑波山のふもとの鳥居横にある市営第3駐車場(500円)まで車で行き
そこから4月は白雲橋コースを登って女体山→男体山→御幸ヶ原コースを降りてくるルートを歩き
5月は逆に御幸ヶ原コースを上り→男体山→女体山→白雲橋コースを降りてくるルートで行ってきました。



駐車場に車を停めて5分ほど歩くと筑波山登山の入り口となる筑波山神社の境内に到着します。
この場所から右側の細い道に進んでいき民家の間を進んで行った先に白雲橋コースの入り口がありますが
今回はこのまま境内を進んでいき御幸ヶ原コースに向かいます。


筑波山神社(拝殿)

神社にお参りをしてから神社に向かって左の石段を登っていきます。
ちなみに、筑波山は男体山と女体山のそれぞれの山頂に本殿があり
この拝殿からそれぞれの山頂への参拝するための参道が登山道として開放されているというのが正解です。



石段を登った先に、写真では新緑の紅葉で隠れちゃってますが
右側に鳥居が見えてくるのでそこから御幸ヶ原コースがスタートします。
左側の石段を登った先は筑波山ケーブルカーの宮脇駅があります。



スタートしてしばらくはところどころ丸太で階段状に整備された登山道が続きます。
御幸ヶ原コースはケーブルカーに沿って山頂まで一気に登っていくルートなので
コースタイムは短めですが結構急な勾配が続いているルートですね。



整備されている場所を過ぎるとそこそこ大きな岩が多く転がっているルートが続きます。
柵や案内標識はそれほど設置されていないですが
登山客も多く基本的に1本道なので初心者の僕でも道に迷う心配が無いのは助かります。



急な場所は岩場のところどころをガケ崩れ防止のために補強されていたりして
そこを気をつけながら時には両手を使ってよじ登っていきます。



御幸ヶ原コースを半分過ぎると男女川(みなのがわ)の流れ出ている場所があります。
この周辺はコース中で数少ない平坦な道となっており、休憩している人も多い場所ですね。

百人一首をやったことがあれば聞いたこともあるかと思うけど
『筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる』
って歌に出てくるのがこの川と筑波山の事だそうです。



男女川の場所から10分程進むと木の階段地獄となります。
個人的には階段っていうのは一見、楽なようだけど
自分の歩幅で歩きにくいし単調になりがちなので苦手なんです。
その苦手な階段がルート後半に来て延々と続くのは結構キツイです。



階段地獄を10分近く歩かされてヒザがだいぶやられてしまい
頭を上げる気力も無くなって目線は2歩先を見るのがやっとの極限状態になった頃に
上の方から子供達のはしゃぐ声が聞こえたので階段の先の方を見てみると
階段の先にコースのゴールとなるケーブルカーの山頂側駅舎が見えました。
ゴールまで10数メートル。最後の気力を振り絞って登ります。


御幸ヶ原到着。

9時に駐車場を出発して御幸ヶ原に到着したのは10時27分なので約1時間半かかりました。
筑波山ケーブルカーの公式HPにある登山ルートの御幸ヶ原コースタイムが90分なので
一般的な登山ペースとほぼ同じ感じで登ってきたことになりますね。

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ということで、筑波山の尾根までは無事にたどり着いたところで
ブログが長くなってしまったので次回に続きます

良い子はマネをしないように

2014年06月01日 | Weblog