苗苗老師的心言苗語

@Since 2005 @オンライン中国語教室 @日中バイリンガルブログ

☆  コラムーー渋谷の苗苗中国語教室 by荒井敬史さん

2006-03-19 19:13:53 | ☆ 苗苗言語生活

  上級クラスの作家荒井敬史さんが、苗苗教室に関するコラムを書いて下さいましたので、ここに中国語訳を載せさせていただきます。(本人のご了解を得ています。)

渋谷の苗苗中国語教室  日本語

              渋谷的苗苗中国語教室

劉心苗訳

     25歳那年,我開始了我的中文学習生涯。

     25歳的起歩,実在不能算早。不過,這些年下來,用中文処理一些日常雑務倒已不在話下,也有過一些翻訳商業文件的經驗。総的来説,中文還是給我的生活帯来了不少幫助的。

     以前曾在台湾居住過一段時間。那是一段名副其實的刻苦學習的日子。後来移居東京,和台湾的那段時光相比,学習中文的機會実在是微乎其微。

     当然,対我而言,東京的生活自有其好處,是一個自覺自愿的人生選択。但,選択東京不等於放棄中文----在我的内心深処,中文已是生命中不可或缺的一部分了。

     為此,経過一番尋尋覓覓之後,我終於做出了決定----位於渋谷的苗苗中国語教室----因為教室里的劉老師,是能讓希望真正学好中文的人稱心滿意的老師。

     我常常在課堂上随心所欲地発表“高見”,事后才後悔自己的離題。因為,来這个教室学習中文的学生,都是一些認真努力,希望尽快提高自己漢語水平的学生。所以,我常常対自己的信口開河后悔不已。幸好劉老師十分擅于抓住会話的要点,往往能把学生的発言和課堂的内容巧妙結合起来。我因此得以安心発言,会話能力也相応得以提高。

     因為是高級漢語班,所以老師上課的内容并不軽松。対班里程度最差的我来説,有些課題簡直可以説是完全不懂。

     一堂90分鐘的課下来,常常感覚精疲力尽,同時却又覚得軽松満足----這種感覚真的是十分難得的。

     几个学生七嘴八舌地発言,很容易就会離題千里。如果老師没有豊富的知識、堅韌的耐力和快捷的反應能力的話,課堂便会失去控制。可幸劉老師反應敏捷,即使我這種“随便説”的発言,她也能理清頭緒,抓住重点并引回主題。

     以前我覚得,真的想学好外語的話,就得去厳格正規的学校。“駅前留学”的学校,対于外語学習併無法提供真正的帮助。事実上,我就曾在其他一些外語教室里有過如此経験ーー和老師閑聊一通就回家算数。

    如今的時代,在外語方面,早已失去了衡量標准的客観尺度。毎个人必須依照自己的人生方向,来决定自己想学的東西,想掌握的技術和想擁有的知識。

     為此,以前那種以老師的尺度来决定学生学習内容的方式早已過時。

     課堂上軽松愉快固然好,但、唯有軽松,不能真正学到東西的話,仍然无法得到真正的満足。

     軽松愉快的雰囲和言之有物的教学兼備的課堂才是理想的課堂。

      要経営這種理想課堂,必須擁有専業能力,併付出相当的努力才能実現。

      劉老師,令人佩服。

                                 

     謝謝荒井先生!    


☆ 朝日電視台・機器猫・南翔饅頭店/テレビ朝日・ドラえもん・南翔饅頭店

2006-03-16 21:08:43 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

  ちょっとした仕事で「朝日電視台」(zhao1ri4 dian4shi4tai2)テレビ朝日に行って来ました。

  六本木に時々行きますが、テレビ朝日を見物することは一度もありませんでした。折角だから、仕事が終わったら一階のお土産屋さんで記念としてお土産を買いましたーー「機器猫」(ji1qi4mao1)ドラえもんのクリップケース。なんとドラえもんのおなかの四次元ポケットを手前に開けるとクリップが取り出せます!素晴らしいです!

  お土産を手にして満足になって帰ろうかと思いましたが、ちょうどお昼の時間だったので、折角だと思って、(またの折角ですが・・・)お昼でも食べてから帰りたいと思いました。六本木ヒルズなら、もちろん大好きな「小籠包」(nan2xiang2 xiao3long2bao1)を食べに行きたいです!「南翔饅頭店」(nan2xiang2 man2tou dian4)に行って来ました。

  そう言えば、去年上海に行った時、本番の南翔小籠包を食べたくて、上海豫園にある「南翔饅頭店」本店に行きました。しかし、あまりの混雑で店内での食事を諦めざるを得ませんでした。テックアウトにしましたが、それでも45分ぐらいの列を並ばなければいけませんでした。8月の炎天下で45分も待っていたため、きっと美味しいに違いないと思っていた本場の小籠包が、そうでもありませんでした。座るところもないので、34度の高温もする外で、熱々の小籠包を立ち食いするのはあまりいい気分になれませんでした。その時、六本木ヒルズの「南翔饅頭店」を懐かしく思いました。

  ところで、今日六本木ヒルズの「南翔饅頭店」は混んでいなかったので、綺麗な店内でゆっくり食事ができてとても満足でした。仕事で行ったのに、すっかり観光気分になってしまったことに、ちょっと反省しなければとも思いますが。


☆  東京真好(dong1jing1zhen1hao3)だから東京が好き

2006-03-14 22:37:26 | ☆ 苗苗の日本語Essay

  よく「東京のどこが好き?」と聞かれます。

  この質問は一見簡単そうに見えるが、実はそう簡単に答えられません。

  もちろん、すぐに返答できるものもあります。例えば、はっきりした四季。便利な交通。優れた買い物環境。しかし、二言や三言で説明つかないこともたくさんあります。例えば。

だから東京が好き(その一)

豊かな心

  ある日、家の近くにある商店街でぶらぶらしていた時、ある雑貨屋の店頭で展示されている鮮やかな商品に目をひかれました。それはクリップです。もちろん、普通のクリップではなく、カラフルな有機ガラスで手の平の形をしたり、チューリップなどのお花の形をした色とりどりのクリップです。「なるほど、クリップは決まった形でなくてもいいですね。」と感心しつつ私ですが、クリップのどちらも可愛くて手を離したくありません。しかし、値段も普通ではありませんでした。一つは120円から250円ぐらいしますーー普通のクリップなら10個から20個ぐらい買えます。このような可愛いものに出あったのも一つの縁だと思うので、少し贅沢してもいいではないかと思いました。

  気に入ったクリップを持って、私はお店に入りました。マスターはお店と同じようにごく普通な中年女性です。ちょうど店内の商品を整理している最中ですが、私を見て、「いらっしゃいませ」と笑顔いっぱいで言いながら、小走りにレジのところに向かってきました。彼女はクリップを紙袋に入れながら、「可愛いですよね!」と私に言いました。私は微笑んで、「はい、ほんとうに可愛いですね。」と。マスターは紙袋を私に渡して、「お母さまに感謝してくださいね。」と言いました。私はちょっとビックリして、「へえ?」と目を丸くしましたが、「あなたにこんな豊かな心を持たせたからです。」とマスターが笑いながら言いました。

  一瞬、心が打たれました。感謝の言葉を言ってお店を後にしましたが、感動がどんどん沸いてきました。後ろ向いてもう一度その小さい雑貨屋を見つめました。ごく普通な小さいお店です。マスターもいつもと同じようにごく普通な中年女性です。

  しかし、そのような平凡の午後に、そのような平凡なお店で、その平凡な中年女性の口から出た心温まる言葉に深い感動を覚えさせられました。

  豊かな心、なんと美しい言葉でしょう。いままで中国の人に一度も聞いたことのない言葉なのに、淡々と東京の片隅のある平凡な人から聞きました。こういうことがあるからこそ、東京が好きです。

  


☆  東京真好(dong1jing1 zhen2hao3)だから東京が好き

2006-03-13 22:22:08 | ☆ 苗苗の中国語エッセイ

経常被人問起,喜歓東京的什麼?

這個問題看似簡單,却難以一言道尽。

当然,有不少理由是能gou4軽易出口的。

比如,喜歓東京四季分明的気候。喜歓東京快捷方便的交通。喜歓東京尽善盡尽的購物環境等等。

但,有些東西,却非三言兩語就能説清道明的。

例如說・・・・・

東京真好(之一) 

多彩心霊

       一日,在家附近小小的商店街購物。経過那家再普通不過的雑貨店時,店門口一片五彩繽紛的顔色突然緊緊掠住了我的視線。

       那是一盤夾子。 卻不是日常使用的普通夾子----有做成手掌形状的;有做成花的樣子的;毎個夾子,無論設計還是顏色搭配,都精美可愛極了。個個都叫我驚嘆不已ーー誰説夾子只能有那一種古板形状呢?這些夾子毎個都如此可愛、譲人愛不釈手。雖然它們的価格也非泛泛。一個就要120日圓到250日圓ーー可以買10個到20個普通夾子了呢。只是,它們是如此可愛,我実在無法圧抑住自己的購買欲望,挑挑撿撿了半天,好容易才決定下來。

      拿着那幾個夾子,我走進小雜貨店。老闆娘和她的小店一様,是個相貌普通的中年女人,正在店里埋頭整理商品。(商品堆在門口,無店員在旁監視也是東京令人心動的一景。)

       我將夾子們放在收銀台前,老闆娘急忙辺道謝,辺趕過來收錢。 她手脚伶俐地將夾子放入小紙袋,一辺説:“這些夾子很可愛,不是嗎?”我微微笑道:“是,它們真的很可愛!” 老闆娘利索地收了錢,将小紙袋遞給我,笑道:“你応該感謝你的母親,她讓你擁有一顆豊富多彩的心霊。”我leng4了一下,条件反射似的点頭道謝。心里却被那句話震起一陣漣漪。

       茫然踏出小店,我忍不住又回頭看了看。沒錯,小店還是那家再平凡不過的商店街裡的再平凡不過的小店。老闆娘也還是那個再平凡不過的中年女人。

   但是,在那様一個平凡的午後,在那様一条平凡的商店街上,在那様一家平凡的小店里,那様一個平凡的老闆娘,却道出那様令人心動的句子ーー感謝你的母親,為了你那顆豊富多彩的心霊。

       東京真好!


☆  車水馬龍(che1shui3ma3long2)

2006-03-10 22:20:20 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

     「車水馬龍」(che1shui3ma3long2)という言葉が好きです。車馬の往来が盛んなさまという意味です。

  言葉が好きというよりも、「車水馬龍」(che1shui3ma3long2)という風景が好きなのかもしれません。

  

  東京では、個人的に一番よく「車水馬龍」(che1shui3ma3long2)を思い出させるところは渋谷です。

  

  「車如流水馬如龍」(che1ru2liu2shui3ma3ru2long2)ではなく、「車如流水人如潮」(che1ru2liu2shui3ren2ru2chao2)なのかもしれません。流れる水のようにとまりなく走っていく車両、人があふれる交差点。遠くから眺めても、その潮のような人波にのまれそうになっても、生き生きとした活力を味わわせてくれます。

                    

       很喜歓車水馬龍這个詞。或者説、喜歓車如流水,馬如遊龍,人如潮水的那份繁華熱鬧吧。

    東京的渋谷軽易便令人想起車水馬龍這个詞。

  国道上奔流不息的車河,渋谷車站前熙熙攘攘的人群。

  无論是遠遠眺望,或是置身人潮,都令人切切実実地感受到----生命的活力。