苗苗老師的心言苗語

@Since 2005 @オンライン中国語教室 @日中バイリンガルブログ

☆ つづけよう・たのしもう

2013-12-26 23:05:34 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

 

今月8日に受けたTOEICのスコアです。

20年ぶりの英語学習という言い訳を言いながら、

こんな低いスコアを公開するのはやっぱりお恥ずかしいですが、

HSK5級、6級を頑張っているみなさんと一緒に受験の気持ちを味わたかったためです。

「苗苗」で中国語学習をしているたくさんの方にとって、

私の英語学習と同じように、

生活に特に必要があるわけでもなく、

いつか旅行や外国人(中国人)と会話する時に使えるかなぐらいなものです。

しかし、ほとんどのみなさんは根気よく頑張り続けてこられました。

いくら授業が楽しいと自画自賛にしても、

学習は決して楽なことではないとよ~~くわかります。

検定試験の長文読解などになると、

外国語を楽しむとはほど遠く、

むしろ時間との闘いです。

長文のリスリングなら、

試験中でありながら、自分の集中力を情けなく思ってしまいました。

しかし、自分もみなさんと同じように語学学習をすると、

みなさんの気持ち、みなさんの苦手なところをいっそうわかるようになります。

そして、一緒に目標を目指して頑張りたい気持ちでいっぱいです。

ドラマ『あまちゃん』に「続けるのも才能だ」というセリフがあります。

『苗苗』には、続ける才能に優れたたくさんの方々に見習いながら、

新しい一年も一緒に頑張りたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

  


☆ 安居楽業Ⅱ

2013-12-15 23:39:17 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

  

  点滴用のベッドに着き、娘にベッドに寝させ、注意事項を説明してから看護婦さんが出ました。2時間ぐらいの点滴ですが、ほかの看護婦さんと医師さんが3回様子を見に来てくれました。点滴が終わったごろ、娘もだいぶ元気になりました。看護婦さんが娘と雑談しながら丁寧に点滴を外してもらいました。その時、気づいたのは気を紛らすため娘と雑談したのではないでしょうか。

  医師さんが元気になった娘を見て、帰宅OKとの指示を出してくれたのでそのまま帰宅しました。食事はまだ許可されていないため、就寝するまで、「食べたい食べたい」との騒ぎは大変でしたので、一晩寝たら治るよ、治ったら食べられるよと娘に言い聞かせた言葉はむしろ私の願いでした。

  しかし、早朝の5時から腹痛を伴う嘔吐がまた一時間おきにおきるようになりました。しかも、腹痛がどんどん激しくなったようで、朝9時に再び病院に行くことにしました。

  風邪が流行っている時期だったのか、広々とした小児科の待合室は満席に近い状態でした。受付で説明したら、昨日救急センターで診てもらった女医さんもいることで、指名させてもらいました。診断した結果は脱水状況は昨日より悪化したため、すぐに点滴することに。しかし、患者が多いため、点滴用のベッドはもういっぱいでした。廊下の待合用の長い椅子で点滴することになりました。リニュアルオープンした病院なので、廊下でも清潔で明るいし、子供だから、長い椅子も窮屈ではないためとっくに気にしなかったが、看護婦さんが何人が謝りに来てくれました。  

  点滴が続くうち、医師さんから入院したほうがいいとの話が出たので、入院病棟へ移動。移動と言っても、エレベーターに乗って上の階に行くため、看護婦さんが車いすを持ってくる提案をしてくれたが、夫が娘を抱っこして移動することにしました。エレベーターはすぐに来なかったので、看護婦さんが再び車いすを持ってくると言ってくれました。

  病室についたら、担当の看護婦さんや医師さんが続々と丁寧にあいさつや説明をしに来ました。そのうち、責任者らしい看護婦さんがまた廊下で点滴させたことをお詫びに来ました。

  病院に通う経験があまりない私はこの一連の対応で心があたたまりました。娘が病気の最中にもかかわらず、これらの医師さんと看護婦さんがいてくれれば何とかなると思えるようになりました。

  東京に来てもうすぐ二十年になりますが、これからもこの異国の地でずっと生活していきたいといつも思います。毎日は特筆するほどでもない平凡な生活ですが、一外国人の私でも安心して暮らせ、落ち着いて楽しく仕事ができるここは、安居楽業の日々を送るベストのところであります。

 


☆ 安居楽業

2013-12-05 23:48:38 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

  

  この間、娘はウィルス性胃腸炎でプチ入院をしました。

  家族みんなが健康で風邪ぐらいで近所の小さい病院で薬をもらったりはしますが、大きい病院でお世話になったことがまだありません。

  今回、娘が発症したのは休日の夜中でした。土曜日夜21時ぐらいに一回目の嘔吐をし、落ち着いたら寝かせると、日付が変わった日曜の12時ぐらいに2回目の嘔吐をしました。保育園ではウィルス性の胃腸炎が発生している告示があるから、ノロの可能性を恐れて、日赤夜間救急センターに電話で相談したら、病院に行くことになりました。

  夜間救急センターについたのは夜中1時ぐらいでした。患者が少なくありませんでした。まず、若い看護婦さんが私たちが座っている椅子まで来てくれて、しゃがんで娘の症状を丁寧に確認しました。娘に「お腹が痛い?そっか、辛いよね。もう少し待っててくださいね」とやさしい声で話しかけましたーー痛みに苦しまれた子どもにとって、自分の辛い気持ちを認めてくれるのはほっとしたのでしょう。

  それからしばらく待たされてから診察室に呼ばれました。若い医者さんでしたが、丁寧に説明し薬を出してくれました。薬をもらって帰宅することになりました。救急センターの入り口に行くと、そこの警備員さんが私たちを見たとたんに、「いまタクシーがないのですぐ呼びます」と直ちにタクシー会社に電話してくれました。タクシーを待っている間は、その警備員さんの退勤時間になったらしく、交代の警備員さんが来ました。タクシーを呼んだがまだ来ていないとのことを交代の警備員さんに伝えたのに、タクシーが来るまで入口で待っていてくれて、私たちにタクシーが来たのを案内してからやっと退勤になりました。

  ところで、自宅に帰った娘はいったん寝ましたが、夜中の3時半から5時半まで一時間おきに嘔吐しました。そのあとしばらく落ち着いたが、お昼の12時から13時まで30分おきに嘔吐し始めて、飲んだ薬は全部吐いたと思い、仕方なく13時半にまた休日の日赤救急センターへ。

  今度診てくれたのは若い女医でした。すぐに血液検査、吐き止めの座薬、点滴の処置が必要との診断結果で、娘だけ処置室に連れていかれました。親がいなかったら、医者さんと看護婦さんが大変だと思い、大丈夫ですかと確認したら、大丈夫ですと微笑みながらの返事だったので、こちらも安心して外で待ちました。待つ時間10分もならずに、扉が開いて、点滴をしている娘の手を繋いでやさしい笑顔の看護婦さんとぼーとした顔の娘が現れました。泣かなかったですかと看護婦さんに聞いたら、「泣かなかったよ。お利口さんだものね、Nちゃん!」 そして、点滴の間に休むベッドを案内してくれるため、一緒に処置室へ移動。 50メートルぐらいの距離ですが、看護婦さんが始終娘の手を繋いでくれました。その時、さき診察室に忘れた自分の荷物も一緒に持ってくれているのを気付きました。 すぐ謝ってもらってきたが、もし気づかなかったらきっと看護婦さんが何も言わずにベッドまでもっていてくれると思います。

つづき