苗苗老師的心言苗語

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☆ 忙里偸閑(mang1li3tou1xian)

2010-03-26 00:45:37 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

  忙しければ気分転換をしたくなる。時間があまりないので、DVDを諦めるしかない。そういう時、本の有り難さをつくづく思う。通勤電車の中、食事の時、授業始まる前の数分間、あと、大きい声でいえないが、トイレの中。少しずつしか読めないと思ったのに、意外と量が結構たまる。

 『妖娥子』 王小柔著 人民文学出版社出版 ☆☆☆☆☆

  久しぶりに読んだエッセイ集。偶然に手に入った本なので何も期待せずに読んだが、個人の読書史上最高に笑えた。電車で読むのはやめたほうがいいかもしれない。ふきだすことが多く、電車で我慢するのは大変だったから。ちなみに、王小柔はいま中国では話題を呼ぶ人気エッセイストだとこの本で初めて知った。最新な中国事情と新語の勉強になるので、上級クラスの同学們にも読んでもらいたい。(彼女の最新エッセイ集を購入した。4月に届くのを楽しみ。)

『世界因你不同』 李開復・範海濤著  中信出版社  ☆☆☆☆☆

  友人に薦められた伝記。李開複氏は元大学助教授、元マイクロソフトの副総裁や元Google中国区総裁などという伝奇的な職歴をもつ情報産業の運営者と科学者である。ハイテク産業の話は素人の自分には理解できないと思ったが、とても読みやすかった。彼の波乱万丈な人生を側でドキドキしながら見ている気もした。電車で読むのは中断するのを惜しんで下車をしなくなるなるかもしれない。おうちで一気に読むのがお薦め。これから何度読むのかわからないが、少なくても何十回読んでみたいと思う。座右の銘にしたい言葉が多く数十回読まないと覚えきれないから。(彼の最新著作も購入済。4月の楽しみになる。)

  『社長の金言』 村上龍  日本経済新聞出版社 ☆☆

  李開復氏の伝記を読んだ後に、企業家の本を読みたくなったため購入した。しかし、テレビの対談で文章化されたもので、ディーテールは少なく、個人的にはあまり面白くないと思うーー『世界因你不同』と比べると。

  『老学生の日記』 坂本武信  産経新聞出版  ☆☆☆☆

  BH同学のお薦めで読んだ。「この本を読んだ後、年取るのを怖くなくなった」とBH同学がこう述べた。定年後に東京外国語大学の大学生になった日本の団塊世帯によるエッセイ。ユーモアがあり、楽しく読める本だ。同じ外語大の出身で、一応私の後輩とのこともあり、外語大の話はとても懐かしく思った。いま、好評でクラス中でまわしている。

   『サヨナライツカ』 辻仁成  幻冬舎文庫  ☆☆☆

  ZW同学のお薦めで読んだ。素晴らしいタイトルが好き。小説の後半は感動的。

   『マダムと奥様』 辻仁成  光文社文庫  ☆☆

  『サヨナライツカ』を買う時についに買ってしまった。ネットショッピングの恐ろしいところだ。買わなくてもいいといま思う。

  本ではないが、『ヤン・リーピンのシャングリラ』を見に行ってきた。がっかりした。ヤン・リーピンではなく、出場時間の短さに。2時間半ぐらいの公演なのに、ヤン・リーピンを見られたのはただの15分ぐらいだった。でも、15分でもいい、その素晴らしいダンスを一度観られてよかったとも思う。☆☆


☆ 春天来了・・・

2010-03-18 00:39:00 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

   

  “春天来了、桜花要開了、離別和相逢的季節又来了。”(chun1tian1 lai2le, ying1hua1 yao4 kai1le, li2bie2 he2 xiang1feng2 de ji4jie2 you4 lai2le.)

   春が来た。桜がそろそろ咲き始める。別れと出会いの季節がまたやってきたーーD同学の作文にこう書いてあった。

  確かに、3月に別れで気分が沈む日が多い。その寂しさを慰めるため、4月に桜が咲く、そして、新しい出会いがあるのかと思うようになる。

  人生には、不意に現われるサヨナラはどのぐらいあるのだろう。

  サヨナラの時、“像桜花一様、爽快地離開。”(xiang4 ying1hua1 yi2yang4, shuang3kuai4 de li2kai1)悲しい顔をせず、舞い散る桜のようにさっぱり別れる。そして、また桜の花が笑顔のように満開するのを待つーーD同学のお言葉につくづく思う私である。


☆ 一年

2010-03-09 23:26:29 | ☆ 心言苗語 ☆ (Diary)

  

  年の数え方が変わった、子供が生まれてから。

  1年の始まりは1月1日からではなく、子供の誕生日の3月9日からになった。

  あっという間?の1年、365日だった。

  いままで経験したことのない忙しさと楽しさ、限界だと思わせる疲労と毎日新しい発見のある喜び、無条件で愛される新鮮な感動と感激。

  そして、大勢の人々に応援されていて、支えられている幸せ。

  明日から、また新しい一年を頑張りたくなる。