雨中行。
一老婦人迎面而來。
一頭髮令人忍不住多看了兩眼----
漆假髮下的卻是精緻妝容的慈眉善目。
擦身而過,老人右拐。
眼角瞥見老人伸手抓臺階邊的被雨淋濕的杜鵑花枝。
詫異,回頭細看,卻見老人的雙腳在臺階前遲疑----
竟是因無力下臺階慾借杜鵑花枝做扶手。
箭步至老人跟前,伸出手。
老人楞了一下,笑著搖了搖頭。
“請抓住我的手” !
許是語氣堅決,老人伸出了手。
牽著手正欲下臺階,老人的傘卻絆住了樹枝。
輕拉開傘,扶著老人下了三階臺階。
道別,回身,酸楚卻翻湧而上迷了雙眼。
只爲初識:生命,原來如此脆弱。
雨。
道路の反対側からおばあちゃんが歩いてきた。
真っ黒の髪に目線を引いた。
右折するおばあちゃんとすれ違う時、
階段の横にあるツツジの枝をつかまろうとしたおばあちゃんの手を見た。
不思議に振り向いたら、
階段を前にして足が迷っているのを見てピンと来た。
ツツジを手すり代わりにしようとするんだ!
急いでおばあちゃんの前へ、手をさした。
「手を貸しましょうか。」
ちょっとびっくりしたようで笑顔で頭を振ったおばあちゃん。
「どうぞ手をつかまってください!」
話を聞いたおばあちゃんが伸ばしてきた手をつかまって階段を下りようとしたら、
傘が木の枝にかかってしまった。
枝から傘をやさしくずらし、階段を三段おりた。
別れを告げ、帰路に戻ろうとしたが、
胸がギュッと痛くなり温かいものが目に溢れてきた。
人間ってこんなに脆いのに気づいてしまった。
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