苗苗老師的心言苗語

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☆ 読書で中国語力をつける

2016-05-30 23:48:53 | ☆ 苗苗言語生活

  私は日本語の小説を初めて読んだのは来日2年目の時でした。

  大学一年生の時、日本語読解を担当する先生は吉本バナナの「ムーンライト」を教材として1年間を使っていました。また、吉本バナナの小説を何冊持ってきて読みたい学生に貸してくれました。

  それは私が初めて読んだ日本語の小説でした。小説はもともと好きなので小学生高学年の時に中国文学の本を読みはじめました。

  文学なので子供には理解できない語彙などがたくさんがあったが、ストーリが面白ければ言葉が多少わからなくても小説自体を楽しめました。来日2年目に読んだ日本語の小説も似たようなものでしたーーわからないことがあっても面白ければ読みたくなります。

  読書するだけで中国語の会話力を高めることを望めませんが、台詞の多い小説やエッセイを読むことで、頻出な単語や表現の仕方は自然にインプットされ、日常生活に関わる語彙力と表現力は確実に身につきます。

  そこで、中国語を勉強しているみなさんに中国語の読書をお勧めしたいと思います。

  中国語学習歴1年~4年の方にお勧めしたいのは三毛の『撒哈拉的故事』


  中国語学習歴4年以上の方にお勧めしたいのは阿耐の『歓楽頌』

  三毛の『撒哈拉的故事』のお勧め理由はHSK3級4級レベルに近い語彙が多く、ストーリは面白いしシンプルです。

  阿耐の『歓楽頌』のお勧め理由は2016年度中国の一番人気なドラマの原作です。今現在の中国のOL生活をリアルに描いた小説です。語彙はやや難しいが、ドラマを鑑賞してから小説を読めば、難易度は少し軽減になります。

  上級中国語を目指すには、時間はかかるけど、続ける事、近道はないと思う事。外国語は抜けるのはあっという間なので、やめない事は一番大事です。

  中国語学習の喜びが増え、楽しく続けられるといいなという思いで、読書をお勧めします。

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