面白い表紙を発見した。
『花時間』という雑誌の表紙だ。
表紙自体が面白いというよりも、雑誌名は面白い。
花の写真を中心としたマガジンだそうだ。花とともに過ごす時間などの意味をこめて名づけられた雑誌名ーー『花時間』が気になる。
中国語にも同じ言葉があるからだ。
中国語の“花”hua1は名詞としてだけではなく、動詞としても使われている。
動詞の“花”hua1は使う、費やすという意味で使われる。
“花銭”hua1qian2 お金を費やす
“花時間”hua1 shi2jian1 時間をかける
『花時間』と “花時間”hua1 shi2jian1 とは、漢字はまったく一緒だが、意味がまったく異なる。
日本語も中国語も、漢字を使うことによる同工異曲の妙だ。
ところで、もう一度“花時間”hua1 shi2jian1の例文を挙げてみよう。
“学中文花銭又花時間”xue2 zhong1wen2 hua1qian2 you hua1 shi2jian1
中国語を勉強するのにお金と時間がかかる。
なのに、頑張り続けている方々に感謝したい。