学校の英語の成績が伸びた皆さん&下がってしまった皆さん、英検合格した皆さん&合格できなかった皆さん・・・。様々な想いをした皆さんがいます。先生がまず気がかりなのが、もちろん、思うように結果が出ない皆さんです。これには、様々な原因があります。
勉強をやっていない!
勉強をやっていなければ、出来るようにはなりません。当たり前です。
下記のように学習を続けましょう
勉強をやっているのに・・・
「なかなか良くならないなあ・・・。勉強をやっているのになあ・・・。」---こうした皆さんもいます。
以下の点について、謙虚に自分自身を見直してみましょう。
“正しい方法”で音声学習を続けているでしょうか?
自宅でもCD学習をしっかりと行った方が良いです。そして、沢山の「音読」をして、本文や例文を覚えてしまうことが大切です。優先順位の1番として、学校の教科書、2番目として、教室のテキストです。時期によっては、英検のCDやスピーチコンテストのモデルも聞いて下さい。
それらは、「聞く」だけでも、時には良いです。しかし、それだけで終わっていると、力は付きません。CD学習と「音読」を中途半端ではなく、徹底的にやり続けることが必要です。
その際、自己流の読み方は絶対にしないで下さい。モデルCDの「もの真似」をして下さい。カタカナ読み、ぶつ切りの読み方、英語独特のリズムや音の強弱が出来ていない・・・というような発音で何度も音読していても、効果は薄いです。間違った音が脳に染み込んでしまうので、リスニング力を養うためには、逆効果です。
「書く」「文法」の学習も行っているでしょうか?
「聞くだけで出来るようになる」ということはあり得ません。音声学習は大切ですが、特に中学生や高校生の場合、「音声学習」だけでは、出来るようになるはずがありません。「音読」(文字を読んで声を出す)をしっかりと行って、今度はそれを「書く」ことが出来るようにすることが大切です。
「文法」も必要です。但し、文法先行にはしないで下さい。ワークブックや教室オリジナルプリントの文法の例文は、何度も音読をして覚えてしまいましょう。それに、文法の理論を付け加えるのです。例文が頭に入っていなければ、文法の理屈は役に立ちません。
バランスが大切です。
「書く練習と文法学習」を沢山やっていると“勉強をやってる感”が強くなるかもしれません。逆に、「音声練習」は“勉強をやってる感”が少ないかもしれません。そのため、音声練習を疎かにしてしまう傾向があると思います。しかし、書く練習ばかりで得られる満足感は自己満足です。
「音声学習」と「書く」「文法」は、両方とも不可欠で、バランスが大切なのです。
「自分は出来ない」と思ってはいないでしょうか?
「自分には出来ない」と思うだけで、自分の頭(脳)にブレーキをかけてしまいます。教室では、決して、“中学生史上初”“高校生史上初”という非常に高い目標を要求している訳ではありません。他の多くの皆さんがやってきた&やっているほんの少し上のことを目指しています。きっと出来るはずです。
大切なのは、きっと「自分は出来る!」と信じてやり続ける事です。あきらめずにやり続けていると、そのうちにきっと伸びてきます。結果的に、当たり前のことが“特別なこと”になってきます。
「能率の良い方法」で行っているでしょうか?
しっかりと時間をかけて、一生懸命にやっていても、非常に能率の悪い方法で行っている場合があります。
例えば、「書く」ことについていえば、キレイに書くことやキレイにノートを取ること自体が目的になってしまっている場合があります。このような場合は、時間をかけた割には、残念ながら力は付いていません。
やり方によっては、100の努力をしても、100の成果を出すことは出来ません。場合によっては、逆効果(マイナスの効果)のこともあり得ます。
何のためにそれを行っているのか、そして、「どのような方法が能率が良いのか?」考えてみましょう。
「自分で考える」習慣は付いているでしょうか?
「分からない!」といって、すぐに「人に教えてもらう」ことを期待していませんか?教えられたものは身に付きません。まずは、自分でしっかりと考えたり、調べたりして下さい。それでも分からなければ、質問をして下さい。
但し、例えば、「(ざっくりと)不定詞が分かりません」という質問は受け付けないことにしています。それは、自分の段階での努力の跡が見られません。「ワークの不定詞の問題のこの部分がこのように分かりません」というような質問をして下さい。絶対にその方が伸びます。
不注意によるミスはありませんか?
勉強以外の部分で普段から“おっちょこちょい”の場合、英語学習に限らず、他の科目の学習にもそれが表れているのではないでしょうか?問題文の読み間違いや勘違い(例=「記号で答えなさい」というのに英語を書いてしまう)はないですか?
このような英語学習以前の問題の対処法については、私の専門分野ではありません。私が言うことが出来るのは、正直なところ、とにかく「落ち着いて!」「注意して!」「見直して!」ということです。
人それぞれです!
思うように点数が伸びなくても、“腐らずに”やり続けて下さい
学生時代は、テストまでの時間・期間が限られているので、短距離走、せいぜい、中距離走です。そのため、一生懸命にやっても、数ヶ月や数年という短い期間では、あまり伸びないこともあります。
しかし、人生は長距離走です。マラソンです。
いや、競争ではありません長旅です
目標(行き先)も、それにたどり着くまでの期間も、人それぞれです
比べることに意味はありません。
もちろん、英検や入試など、身近な目標も達成したいと思うのは当然です。
自分が今やっていることを謙虚に見つめ直して、少しでも改善してみましょう
先生達は、皆さんを応援しています
<追伸>
関連事項は以下のクリック
「CD/DVD学習を続けよう!」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/3fd57194d69f90fdd8e9510885215146
「やる気がない?」「分かっていない?」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/48cc66745ebf82aa91b3984eda99ebb2
「やるべきこと」をやり続けよう!
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/9e5bec026d7cfd7e397e1a70cf192b00
「英語学習以前のこと」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/1c0af35b34778e7e2d3009d544c522c0