「20億ドル(約2300億円)は日本の平成19年度のODA総額の
約3分の1に相当する。日本はいまも中国に年間1000億円程度の援助を
供与しており、中国はその倍以上の額を他国に供与するという奇妙な現象が
続いているわけだ。」(上記より一部抜粋)
2010年にはGDPは日本を抜いて世界第2位になりそうな経済大国に、
毎年1000億円の資金援助を続けいているとは知らなかった。しかも、
その倍以上の額を中国は他国に供与しているなんて…。今の日本において、
本当に必要なところに必要な額を正しく配分することはできないんでしょうか。
今にも追い抜かれそうな中国に1000億円を供与している余裕はないと思うんですが。
中国への資金援助そのものは中国がますます経済大国(日本にとって
巨大な貿易相手国・巨大な市場)に成長してくれることで日本経済にも
プラスの影響を期待できるので、それはあってもいいとは思うのですが、
それを横流しされるのが面白くない。ただ、中国はもらえるものはもらうという、
これはどこにでもある論理でしょうから、日本がきちんと状況をもっと適切に
把握しなくてはいけない。それができていないのが残念というか、くやしいと
いうか。