厳島神社の例大祭が始まったのは日曜のこと。
12日の宵宮は、朝に飾り付けをして夜の神事を待っていたでしょ。参拝後はマチに繰り出して少々遅くまで飲み歩いてしまいました。
翌日の本祭は、8時半から神事。
そしてその後は境内でお酒を振る舞います。
イベント酒樽の中は、氷を敷き詰めたステンレス容器。
國稀を冷やすのはもちろんですが、それだけではありません。
ビールとお茶も。
まだ午前中だもの「お酒は…、」って断られることも多いのです。
そんな方のために冷たい甘酒もご用意致しましたよ。
それに旬のサクランボも。
昨年も社務所詰めだったのですが、その時は神輿渡御もありましたから。
行列への飲料調達など気忙しい時間を過ごすのです。
でも今年はそれも無し。
だから、ここに足を向けてくださる皆さんへのおもてなしが任務ですから。
地酒の振る舞いは昨年も行いました。
抽選会もありましたから。その横に酒樽をドンと置き、竹の柄杓でお注ぎします。今年も同じようにしたかったのですが、手渡しは…。
そう、何かと面倒な時代です。ソーシャルディスタンス。
なので、酒瓶に試飲用の注ぎ口を取り付けてお出しします。
使い捨ての紙コップは、各自でお取りいただきます。
甘酒も同じ。
クーラーボックスで保冷するボトルの中身はシャーベット状。それを注ぐ瞬間だけ取り出してまたすぐ戻すの。シャリシャリ感が楽しいので、溶かさないよう神経を使うのですがね。
クーラーボックスじゃシャリシャリは、あっという間に無くなってしまいます。
冷凍庫でもあれば何とかなるんだけど…。