道路沿いに掲げられるカラフルな幟。
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ずっと出しっ放しかと思うけど、毎度お店の営業が始まると同時に出されていましたわ。
そりゃそうか。仕込みを整え、暖簾を潜ってくれる人を待つ。
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コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、ここ数か月の間、不要不急なものを避けて静かに暮らしてきたんだけどね。
経済対策を本格的にしなきゃダメだってことのようで、これからどんどんと各地を飛び回りなさいって…。
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お国が奨励するのでございます。
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飛沫はなるべく飛ばさないよう。
調子の悪い方はこれからも自粛。
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結局のところ、行くのも受け入れるのもそれぞれの責任でどうぞ、ってこと。
注意するのを忘れないでね、って言葉が添えられるのです。
そこで感染拡大になったとしても、自分たちで何が悪かったのかを反省せよってことかな。
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いつの新聞だったでしょうか。朝の食卓ってコーナーは、どの新聞だろう。
苫更ってタイトルが目を引きます。
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苫小牧で発行される月刊新聞「ひらく」を出されている方のもの。
100年以上前から稼働する王子製紙苫小牧工場、そして日本製紙の北海道工場勇払事業所を持つ紙のマチ。
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地元で製造される紙で新聞を出そうと思われたのだとか。
あら、この苫更。ワタクシも愛用している紙でございます。
増毛の富士屋商店でも取り扱っている苫更、お気に入りのサイズはB4判。わら半紙って呼び方が馴染みあるかなぁ。それと西洋紙の違いはよくわからないけど。
ざら紙って呼んでたのは、どんな紙だったのか…。
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ワタクシの子どもの頃は、学級新聞もガリ版印刷。
黒いインクをローラーに付けて印刷台の上をコロコロと往復させ1枚を刷り上げます。その後、ボールペン原紙が登場したところで、ワタクシの子ども時代は終了。
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ものを作り上げるってことが楽しい時代だったなぁ。一度刷り上げたら直しなど出来ないから何度も原稿を読み直したっけ。
そのインクを染みこませた紙が苫更。これからも大事にします。