キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

世界遺産「シェーンブルン宮殿」

2012年09月20日 | スイス・オーストリアの旅2012
  ◇8月28日(火)
  8:30 朝食後、世界遺産「シェーンブルン宮殿」へ

 ハプスブルク家の夏の離宮だったこの宮殿は、かつて女帝マリアー・テレジアと末娘マリー・アントワネットが暮らし、その後、フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベート(シシィ)が暮らした豪華な宮殿です。 

 1696年、「フランスのベルサイユ宮殿に匹敵する宮殿を」と、時の皇帝レオポルト1世の命により着工。マリア・テレジアの時代に大規模な改築がなされ、今に見る美しい姿になりました。
 
 宮殿内には、1441の部屋があり、そのうち40室が公開されています。
 ☆鏡の間・・・マリア・テレジア時代の行事用サロン。
        1762年、6歳の神童モーツァルトが初めて御前演奏を行った場所。
 ☆ナポレオンの部屋・・・
        1805年と1809年、ウィーンを占領したナポレオンが寝室として使用。
        もとは、マリア・テレジアの寝室だったそうです。
 ☆青い陶器の部屋・・・
        1918年、最後のオーストリア皇帝カール1世が皇帝位放棄の書面に署名。
        ハプスブルク王朝の640年に及んだ長い歴史に終止符を打ちました。
 
 当時の栄華を今に伝えるこの宮殿は、数々の歴史的ドラマを見つめてきたのですネ・・・        
  
  マリア・テレジア・イエローと呼ばれる外観     ハプスブルク家の紋章「双頭の鷲」
  
    宮殿の前を馬車が行き交う              優しいお顔の彫刻
  
      正面入口脇の美しい階段      マリア・テレジアが趣向を凝らした広大な庭園
  
  宮殿と庭園群は、1996年世界遺産に登録  宮殿の前では、可愛いアイスクリーム屋さん
  
 前後しましたが、朝食をいただいたホテルのレストラン 品数豊富で、とてもおいしい朝食でした
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