宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

秋の校外学習③ 1~4年生「社会見学」

2021年11月22日 | ブログ

11月5日(金)、1~3年生は社会見学に行ってきました。

【1年生】

最初の訪問先は海南市の「わんぱく公園」です。

施設内で「秋」を探してきました。

屋内にも屋外にも遊具が設置されていて、子どもたちは元気いっぱい、楽しんでいました

そして待ちに待った「お弁当」

日当たりの良い屋外でみんなでおいしくいただきました。

 

午後に訪れたのは「県立自然博物館」です。

大きな水槽を泳ぐたくさんの魚たちと記念写真です。

 

【2年生】

2年生は岩出市の「和歌山県植物公園 緑化センター」に行ってきました。

施設内には様々な種類の四季の花が咲いていました。バラ園もきれいでした。

温室内は亜熱帯性の植物もたくさん栽培されていました。

本物のバナナも木になっていました。

その後、隣接した公園の遊具で楽しく遊びました。

そしてみんなでお弁当。しっかり遊んでお腹も空きました。

 

午後は和歌山市の「こども科学館」に行ってきました。

施設内には体験型の簡単な実験ができる設備があり、子どもたちはいろんなおもしろ実験を試していました。

楽しみながら身近な現象と「科学」を繋げられ、良い学習になりました。

 

【3年生】

3年生は「有田市消防本部」からスタートです。

消防車が大量の水を放出できるしくみはここにあったんだね。

火災発生時に着る防火服も着させてもらにいました。火災から隊員の命を守る大切な装備です。

救急車の中はどうなってるんだろう。実際に中の様子を見せてもらいました。

この部屋は「通信指令室」 119番通報はこの部屋につながり、速やかに対応してくれます。

 

次に向かったのは海南市の「琴ノ浦温山荘園」

きれいに整備された見事な日本庭園です。

芝生もきれいに手入れされていました。その上でみんなで楽しいお弁当です。

 

お昼を済ませてからは「和歌山ノーキョー食品工業」の桃山工場に行ってきました。

「JOINジュース」で有名な食品加工業の会社です。

工場内は機械でたくさんのミカンがジュースに加工されていきます。

この機械にミカンをセットすると、あっという間に果汁が搾られ、絞った後の皮などは自動的に外に出されます。

めったに見られないものをたくさん見学できた一日でした。

 

【4年生】

4年生は日程をずらして、11月12日(金)に和歌山市と海南市に行きました。

やってきたのは「和歌山県庁」。まさに和歌山県の中枢です

ここが和歌山県議会の本会議場です

特別に議員席に座らせてもらいました。県民代表の気分はいかが

ここは県庁内に設置されている「災害対策本部室」

県内全域の河川や道路の様子をモニターで確認できるようになっています。

警察官の制帽を借りて、パトカーと一緒に“敬礼”

 

本当は公園でお弁当の予定だったんですが、雨上がりで公園が使えず、バスの中でのお弁当になりました。

そのまま、海南市の「紀州漆器伝統産業会館 うるわし館」を訪れました。

漆器について説明していただき、展示品を見学しました。

そしてメインの「蒔絵体験」に挑戦です

漆器の表面に絵を描いて、その上に金粉を蒔いて定着させます。

それぞれ色合いを工夫した作品を完成させました。

 

低学年は自然や科学に触れる体験を通した学習を、中学年は学校の「社会見学」でなければなかなか見学できない施設を訪れ、楽しくて意義のある学習ができました。

私たちの身の回りにある生き物や自然現象、日々の生活を支えている物、暮らしを守るしくみ等、様々なことに触れる多様な経験を通していろんなことに興味をもち、自ら探求的に学ぶ子どもたちを育てていきたいと思っています。


秋の校外学習② 6年生「修学旅行」

2021年11月20日 | ブログ

11月4日(木)・5日(金)の2日間、6年生は去年に引き続き、紀南方面への「修学旅行」に行ってきました。

6年生55名、全員元気に出発です。

最初の訪問地は「熊野本宮大社」です。早速鳥居の前で集合写真

手水場ではかの有名な「八咫烏」がお出迎えです。

本殿前で集合して、いよいよこれから参拝します。

それにしても、今年の6年生は集合が速やかで感心

ガイドさんから教わった『2礼2拍手1礼』の作法を実践です。

お参りを済ませたら、「大斎原」に向かいます。

バックに見えているのが日本一の大鳥居、高さは何と33.9mです。

この奥が元々本殿が建てられていた場所です。歴史の教科書に出てくる『熊野詣』はみんなこの地を目指しての旅でした。

「大斎原」は川の中州に位置しています。大斎原の見学を終えて橋を渡って戻ります。

神武天皇を熊野から大和まで導いたとされる神の使い、八咫烏の石碑の前で記念に一枚

熊野本宮大社を出発して10分足らずで「渡良瀬温泉 ホテルやまより」に到着

お待ちかねのランチタイムです。手を合わせて「いただきます」

結構ボリュームのあるお弁当で、おいしくいただきました。

食べ終わるやいなや、みんな早速お土産探しに夢中です。

謎のマスコット・キャラクター『もっちくん』と記念撮影会です。

次に向かうのは太地町。

訪れたのは『くじらの博物館』。バスで1時間20分ほどかかりました。

先ずは、巨大な鯨の骨格模型の前で記念写真

続いてイルカのショーを見学しました。

実は「イルカ」って小さい(4m以下)種類の「鯨」なんだって。

良く訓練されたイルカのパフォーマンスに笑顔と拍手が・・・

続いて『餌やり体験』です。このイルカは「餌をくれ~っ」と声を出して催促してきます。

奥の方には頭の丸い「ゴンドウクジラ」や珍しい「シロイルカ」もいました。

水族館は残念ながらメインの大水槽(海中トンネル)が改修工事中で、小さな水槽の展示だけでした。

太地町を出て、バスで30分足らず。到着したのは那智です。

熊野那智大社の参道、『大門坂』に到着です。

大門坂からは歴史ある『熊野古道』の一部を実際に歩いて登りました。

平安の昔から『蟻の熊野詣』と言われたほど、数限りない参拝者が実際にこの道を通ったんだと思うと何だか感慨深いですねぇ

たどり着いたのが『飛瀧神社』。山門をくぐっていよいよご神体の『那智の滝』に向かいます。

日本一の『那智の滝』をバックに「ピース」

時間帯が遅かったせいか、他の観光客もあまりなくて、ゆっくり写真が撮れました。

本日の予定は無事終了して、宿泊先の『休暇村 南紀勝浦』へ。

やっぱり勝浦にきたらマグロ料理ははずせません。

お刺身にカルパッチョにカジキマグロのステーキまで、マグロ三昧

今日一日、結構な距離(しかも登り)を歩いたので、しっかり食べてエネルギーを補給しましょう

 

2日目。今日も天気はサイコーです。

ホテルを出て45分。先ずは『橋杭岩』の見学です。

潮がやや引いていたので、みんな果敢に岩場に降りていきました。

次の訪問地は白浜の『三段壁』です。

きれいに晴れ渡っていて、海の色も本当に美しく、まさに絶景でした。

エレベーターで地下の洞窟に降りました。洞窟の奥まで波が打ち寄せてきます。

地下の洞窟には水の神様とも言われる「弁財天」が祭られていました。

この洞窟は「源平の合戦」で源氏方として活躍した『熊の水軍』の隠れ基地にもなっていたそうです。

次は「フィッシャーマンズ・ワーフ白浜」でランチです。

今日のランチはゴージャスにステーキです。

コロナ対策でゆったりスペースで食事を満喫できました。

それでは最後は『アドベンチャーワールド』へ、Let's Go

入ってすぐにクラスで集合写真を撮りました。

この後は、グループ毎に自由行動です。

やっぱり「良浜・楓浜」母子の2ショットは大人気。人混みをかき分けて撮影しました。

みんな、それぞれに楽しめたようですね。

全員、集合時間に遅れることなく、きっちり戻って来られました。

ほぼ予定通り、全員無事に宮原に帰ってきました。

天候にも恵まれ、55名全員が元気に全行程を終えられた、本当に楽しい2日間でした。

自分たちだけの学校での集団生活とは違い、一般の方々がいる中での集団行動。

この2日間を振り返ると、公衆道徳やマナー、挨拶やちょっとした心配りなど、6年生の素敵な部分がたくさん見られたとても嬉しい修学旅行でした。

最後に、保護者の皆様方へ。

コロナ禍の折、ご心配をおかけしたことと思いますが、ご理解・ご支援いただき、55名全員で修学旅行を実施しさせていただいたことに、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。


秋の校外学習① 5年生「自然教室」

2021年11月18日 | ブログ

10月6日(水)・7日(木)の2日間、5年生は森林体験学習を含む「自然教室」に行ってきました。

初日の朝、代表2名の音頭で気合を入れて出発

バスに揺られること40分、「紀中森林組合 中津事業所」に到着しました。

この日は森林に関する講座を受けました。メモを取りながら、しっかり話を聴けていました。

森林に関する知識や情報をクイズ形式で教えていただきました。けっこう難問も・・・

講義を終えて、昼前には「白崎青少年の家」に到着です。

入所式。先ずは担当してくださる先生に全員でご挨拶です。

その後はお待ちかねのランチタイム

みんな、美味しそうなお弁当を笑顔で頬張っていました。

午後はグループ単位でのウォークラリー。マップを見ながらにコースを考えています。

チェックポイントを探して自然の山道を歩き回ります。

予想以上に敷地が広く、けっこうな距離を歩きます。

全員、無事にゴール。記念にピース。

チェックポイントは見つけたけど、3ヒントクイズの答えが・・・

 

次は体育館での「ミッション・チャレンジ」です。

みんなの指でリングを支えて移動します。これは結構カンタンだったかな。

「トン・トン・パッ」で棒を離して隣に移動して倒れる前に棒をキャッチ。こちらは難易度高め

先生たちも挑戦しましたが、なかなか苦戦

30枚の紙だけを使って、いかに高くできるか。こちらは知力の勝負です。

こちらが優勝チーム。 独自の工夫を重ねてできあがった作品をご覧ください

 

しっかり活動してお腹もすいてきました。

食事係が手際よく、黙々と準備を進めてくれました。

笑顔が溢れる夕食風景。みんな大好き唐揚げを美味しくいただきました。

残念ながらこの日は風が強く、キャンプファイヤーの代わりに室内でキャンドルファイヤーとなりました。

レク係が企画・運営してくれたジェスチャー・ゲームやジャンケン大会で盛り上がりました。

 

2日目の朝は、爽やかな朝の空気の中、見晴らしの良い「集いの広場」に集合

この日も晴天に恵まれ、みんなの体調もバッチリです。

早速、ラジオ体操でしっかり体を目覚めさせて一日をスタート

 

いよいよメインの森林体験です。

グループで1本ずつ、力を合わせて間伐に挑戦です。

のこぎりを真っ直ぐに引くのは意外と難しい。

なかなか安定したフォームで上手に引けています。

最後はロープを欠けて綱引きのようにみんなで一気に引き倒します

次は、倒した木を使って「チェーンソー体験」です。

もちろんチェーンソーで木を切るのは全員が初めて。

最初は恐々だったのが、慣れてくると「もう一回切りたい」という子も・・・

 

もう一つのプログラムは「木工体験」です。

電動工具を使って木工に挑戦します。

「ブックスタンド」か「イス」のどちらか希望のものを作ります。

本格的な電動道具を使えば、あきれいに気がきれいに木が切れます。

その便利さに感動

でき上がったイスの座り心地はいかがですか

1泊2日の自然教室、初めての体験がいっぱい詰まった内容充実の2日間でした

みなさん、お疲れさんでした。


10/21(木) 「人権教室」出前授業【4年】

2021年10月23日 | ブログ

10月21日(木)の5限目、4年生で「人権教室」の出前授業を受けました。

今回講師として来てくださったのは、校区にお住まいの有田市人権擁護委員の方で、お二人とも元校長先生を務められたプロフェッショナルです

先ずは「人権って何?」という大きなテーマについて簡単にお話してくれました。

その後、DVD教材を見てみんなで考えました。

テーマはズバリ、「いじめ」です

今回は『ぼくだってきれいにしたいんだ』という教材です。

お母さんの入院でおじいちゃんと2人暮らしになり、洗濯が上手くできなくなった「まさお」は、服装の汚れをからかわれるようになり、それが「いじめ」や「差別」にエスカレートしていき、とうとう学校に来られなくなってしまいます

ストーリーを振り返りながら「いじめている子」、「いじめられている子」、「いじめを見ている子」といった『いじめの構造』について学びます。

 

そして、それぞれの立場の子の気持ちをみんなで考えました。

「自分以外の人の思いや心を想像し、自分の心を寄せる気持ち」こそが、学校でいつも言われる『思いやり』の正体です

中には「こうかもしれない、ああかもしれない」と真剣に人の気持ちを考えて、何度も答えてくれる子もいました

一方で、DVD視聴中、いじめられている主人公が勇気を振り絞ってみんになに自分の本当の気持ちを訴える場面で、それを見て笑い声を上げる子、つられて一緒に笑い出す子も……

学力や体力と同様に道徳性や「思いやり」も後天的に習得していくもので、その習熟度に差があるのは当然です。

だからこそ、「道徳」の授業や学校生活のあらゆる場面で、機会を設けて学んでいく必要があるのです。

今回の「人権教室」がとても有意義で貴重な学習機会となりました

おまけに、子どもたちはプレゼントまでいただきました。

改めて、大切な学習機会を与えていただいた人権擁護委員の先生方に心より感謝申し上げます。

私たち学校も、子どもたちの「人格の完成」を目指し、日々の教育活動に精進して参ります


10/15(金) ミニ運動会

2021年10月16日 | ブログ

10月15日(金)。朝から一片の雲もない快晴でした。

いよいよミニ運動会当日です。

児童会役員の「開会宣言」が声高らかに響いていました。

 

プログラムNo.1は全校児童による「ラジオ体操(第1)」

この人数で、これだけ揃っていると「美しい」と感じます。

模範演技はラジオ体操部員の6年生です。

この日のために、休憩時間まで割いて熱心に練習していました

 

プログラムNo.2は2年生の「かけっこ」

出遅れないようにスタートダッシュ

コーナーでもスピードを落とさず全力です。

 

プログラムNo.3は3年生の「カプセルボール」

予行の時よりかなり速く走れています。

おっと危ない 慌てずにがんばれーっ

 

プログラムNo.4は1年生の「かけっこ」

1年生の全力疾走に思わず「頑張れーっ」と声が出てしまいました

ゴールまで接戦のいい走りでした

スタートを待っている時が一番ドキドキするよね

 

プログラムNo.5は6年生の「コロコロダッシュ」

運を天に任せて、出た目の数の所までダッシュ

最後までどこが勝つのかわからない、おもしろいレースになりました

 

プログラムNo.6は4年生の「6色リレー」

先頭ランナーの熾烈なトップ争い

前のランナーを必死で追いかけます

 

プログラムNo.7は5年生の「フライングシートリレー」

ボールをコントロールするのがかなり難しそう

やっぱり苦戦しているチームもありましたが、最後までよく頑張りました

 

プログラムNo.8~11は縦割り班による「玉入れ」

準備に結構手間がかかります。 準備係さん、ご苦労様です。

予行の時よりも慣れたのか、本番では結構たくさん入ってました。

予行では20点ほどでトップ争いしてましたが、本番では何と40点を稼いだチームも

子どもたちの対応力はスゴイ

 

応援団もコロナ対策を意識しながらエールを送ります。

全員で大声は出せませんでしたが、みんなの応援は選手に届いたはず

 

プログラムNo.12は3年生の「徒競走」

低学年よりはレース慣れしてきて、しっかりインコースを狙っています

コーナーでもしっかりイン側を締めて走っています。

 

プログラムNo.13は2年生の「大玉ころりん」

練習の成果か、期待しているようなハプニングもあまりなく・・・

アンカー対決。赤が必死で白を追いかけます。

 

プログラムNo.14は1年生の「ねらえフラッグ!」

虎視眈々と狙いを定めてスタートの合図を待っています。

両軍入り乱れての混戦です。

必死に逃げ回るあまり、衝突事故も発生

 

プログラムNo.15は5年生の「6色リレー」

高学年のリレーはやっぱり盛り上がります

バトン練習の成果が随所に見られました

 

バックヤード風景

感染症対策として、使用したビブスは保健係が毎回消毒してくれていました。

 

プログラムNo.16は5年生の「あけてドッキリ! 運んでビックリ!」

開けた袋から出てきた物を2本の棒で運びます。

物によっては難易度もかなり違って、かなり盛り上がりました。

 

トリはやっぱり6年生の「6色リレー」

チームの期待を背負って、「ヨーイ、ドン」

6年生が一番リレー練習に時間をかけていました。さすが、6年生 バトンパスもスムーズです

見事な快走でゴール 素晴らしい

最終ランナーにバトンが渡ったのは勝負がついてからでした

それでも最後まで全力で走りきったアンカーに心からの拍手を

 

盛り上がった大会を振り返り、児童会代表の講評です。

それを聴いている全校児童の姿を見てください。

暑い中、頑張って疲れていてるのに、最後までこの姿勢を保てる子どもたちを誇らしく思いました

 

更に、後片付けにも力を合わせて頑張ってくれる子どもたち。

こういう姿を見ると、本当に嬉しくなります。

「人のために、みんなのために、自分にできることを誠実にやり遂げる」

本校の目指す子ども像がたくさん見られた良い一日でした。

 

この運動会開催に際し、運動場への除草剤散布や樹木の剪定にご協力くださった保護者の方が7名おられます。

皆さん、まだまだ暑い中、仕事の都合をつけてまで、作業にあたってくれました。

子どもたちはこミニ運動会を自分たちで成功させようと、よく頑張れたと思います。

でも、決して自分たちだけで実現できたのではなく、陰で支えてくれた方々がいたことも知っておくべきだと思います。

 

最後になりましたが、この場をお借りして、多大なご協力をいただいた方々に心より御礼申し上げます。

また、暑い中、最後まで子どもたちを見守ってくださった学校運営協議委員の皆様、ご声援いただいた保護者の皆様、及び感染予防のために参観をご遠慮くださった皆様、本当にありがとうございました。