私が英語が苦手だからこんな記事を書くわけではありませんが・・・。
今日のYahoo!トピックに、「TOEIC高得点社員の英語力ギャップ なぜ?人事担当者もビックリ」というものがありました。かいつまんで書けば、英語力を計る目安のTOEICの高得点者を会社採用しても、なぜか英語コミュニケーションの点で使い物にならない人が多いそうです。
そこで気になってコソコソとTOEIC、そしてもう一つ英語力を計るTOEFLについて、ネット上で調べてみました。最近大学入試に「TOEFL」の成績を重視使用か検討、という発表がありまして、この二つどう違うのか以前から思っていたことが改めて思うようになりました。
何しろ私は英語が話せません。理解も出来ません。地下鉄車内の広告に「ここに英語が通じない国があります」なんてのがまさに私。
そもそも私、英語を必要とする状況に置かれていませんもの。最近の会社では英語圏とのコミュニケーションをたやすく行うために、入社の条件で一定の英語力を求める社が多くなっています(だそうです)。そのための指標の一つがTOEICで、これに向けたビジネススクールもあります。駅前留学の「ナントカ」もその一つなのでしょうか。
それだけやって高得点をとってもコミュニケーションがとれないって、不思議な感じがします。素人が思うに、受験対策の学習だったのではないでしょうか。言葉なんて所詮は意思疎通のツールに過ぎません。それをやたら「語学」とか「語学力」とか仰々しくするものだから、その対策勉強。
言葉は、研究者でもないかぎり学問として捉えるものではないと思います。あくまでツール、ツール。その言葉が話されている文化背景を理解せねば、なかなかコミュニケーションが取れる物ではないでしょう。少なくとも受験対策で培った点数は、試験の結果点数で、決して「英語意思疎通度」にはならないと思います。
私、一応関西語?と韓国語が話せます。あくまで「一応」。どの程度か怪しい(笑)。この二つ、必要に迫られて覚えたわけではありません。個人的な興味から始まっています。韓国語はテキストを用意して「学習」めいたことをしましたがこの二つ、大きく進んだ結果は、耳にする機会が大かったことと、「女性」の存在。女の力は大きいですぞ(笑)。それで余計に言葉の習得に励んだ物です。
女性の話、ここだけにしてください。
韓国語にも検定試験があり、韓国語能力試験とハングル能力検定試験があります。私、この二つ受けていませんし、この先も受ける気はありません。所詮は試験ですもの。そんな試験勉強に費やす時間が有れば、1分でも韓国の国楽とか理解したい。
知人の韓国でお生まれお育ちになった御方。韓国語能力試験の問題を見せてやったら、「分からん」の連発。「こんな事考えてたら、何も喋られない!」と日本語で言ってました。そう、喋られて意思の疎通が徐々に進めばいいんです。正しい文法なんて言語学者に任せて置けばよろし。相手が理解できなければ、他の言い方に変えて一つ一つ何度も何度も、です。
TOEICにせよTOEFLにせよ、机上の学習では限界があるのでは。設問も机上の問題で、女性との上で使える問題は出てこないと思います(笑)。それでもTOEFLは米国とカナダの大学入試の前提となるもので、実践的な英語の問題だそうで、女性問題に応用できる設問があるのかもしれません。
一寸ヘンな方向に話が進んでしまいましたが、言葉と人とは切り離す事が出来ないという事です。問題集相手に学習するのではなく、英語を話す文化に触れてこそ本物の英語ではないかと思います。
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