mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

エルデトリオ演奏会

2017年04月26日 | 音楽
 昨日は、いつもお世話になっているピアニストの平山晶子さん率いる演奏チームのエルデトリオ演奏会があり、拝聴してまいりました。

 場所は、中区の宗次ホール。宗次ランチタイムコンサート。
 当日頂いた演奏レジメ。


 演奏曲目。


 ドヴォルザークのユーモレスク、ピアノソロでお馴染みの曲ですが、チェロの低音とヴァイオリンの旋律で、不思議な魅力の曲となりました。弦楽器のユーモレスクもいいものですね。



 ロマンティックな小品より、の三曲、ピアノ演奏の旋律、まさに私好みの演奏。
 大変心地よい曲です。個人的に。

 スークという作曲家がいてるのですね。全くの始めまして、でした。

 ドヴォルザークの森の静けさ、チェロのソロとピアノの伴奏による演奏で、チェロの魅力が十分発揮される曲。
 チェロの曲はどこか暖かいです。
 森の静けさというと寒冷的なイメージがありますが、そこは音さえも響かない「穏やか」なイメージ。

 ピアノ三重奏曲、三曲ともダイナミックな終わり方。

 演奏会終了後に、着席した席から撮影。


 ところでドヴォルザークは、無類の鉄道好きという逸話が残っています。
 今や伝説並となっていますので、どの程度正確なのかは怪しいですが、とにかく、鉄道好きだったそうです。それは今日の演奏会の挿話でお話されました。
 その中の逸話として、「鉄道を調べる、???云々」という行がありましたが、おそらく新しい機関車が登場するから、弟子に「何時何分に駅に着くから、その番号を見てこい」という指示を出したものの、弟子はいわゆる「非鉄」。何のことか分からず、適当に番号の数字を報告したら、激しく叱責された、というお話があります。
 このお話は、分かります。新しい機関車の番号は、大体この番号帯だろう、という当たりが分かります。
 ましてや適当な数字を報告したら、直ぐに見破れます。

 ユーモレスクは、ユーモアあふれる曲集の中の一曲だそうですが、このユーモレスクは、蒸気機関車の起動する(走り始め)の時の音をあらわしている、という説があります。

 19世紀後半の時代、当時の蒸気機関車は今日日本で見られるような加熱式ボイラとシリンダの構造ではなく、飽和式ボイラとシリンダの構造でしょうから、音は若干違うと思います。

 音楽、演奏拝聴記は、Amebaのブログとマルチ投稿にしています。
 この記事も早くに書き始めていましたが、公開が遅くなってしまいました。(4月27日追記)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿