東洋経済オンライン記事からです。相鉄(相模鉄道)の都心直通(東京都内直通化)事業で、開業の際には時刻表がピンチになるという記事。
記事:相鉄のJR直通化で「時刻表」が大ピンチ?
どういうことかといえば、相鉄線は横浜駅を起点として、横浜市西部を通り、海老名と湘南台へ向かう純通勤鉄道路線です。
横浜が路線起点ということで、近年は乗客の伸びが今一つで、しかも多くの旅客が向かう東京都内方面都の利便性が今一つで、相鉄線の近くを通る、東海道貨物線との間に連絡線を設け、東海道貨物線を経て、横須賀線の線路を経由して湘南新宿ラインのような系統の列車を運転させる計画です。
さらにこの東海道貨物線から近くを通る東急東横線との間に連絡線を設け、相鉄線と東横線渋谷駅方面の直通列車を運転する計画。
総称して、相鉄線都心直通プロジェクトです。⇒>詳細。
そこでピンチになるというのが、全国版大型時刻表は全列車掲載の趣旨から、JR線直通列車は当然全列車掲載になりそうです。
しかし、線列車掲載とはいいながら旧国電区間、死語になりましたがE電区間、部内の用語では電車特定区間の電車区間の列車は、時刻掲載はありません。
全国版大型時刻表では、山手線などこの電車区間は、初電・終電時刻のみで、その間は、頻発運転が建前で、時刻は掲載れていません。
そこでツイッターのフォロワーさんとお話しましたが、今の時代に、電車区間と非電車区間(いわゆる列車区間)を分ける必要がある?とか、区別されているだろうか?などとお話しました。
(山手線など)電車区間の運転時刻は、標準時刻と呼ばれるちょっと特別な取り扱いで運転されており、各列車の始発駅は時刻が秒まで定められますが、途中駅の時刻は定めがありません。駅間運転時分と駅停車時間を積算すれば途中駅の時刻も求められますが、それはあくまで「求められた」というもので、正確には決まっていません。全国版大型時刻表の末尾電車特定区間の初電。終電時刻表には、「標準時刻」との但し書きがあります。
この標準順時刻は「電車」が都市市街地の路面電車が発祥としているもので、一本一本の運行便は表に出ず、路線(運転系統)自体が表に出ます。
運行便は特定しない代わりに、一日の営業開始便と最終便だけを公示して、この間を頻繁とするもの。一日の営業開示便の事を「初電」、最終便のことを「終電」と言います。
最終電車のことを終電と言いますが、元はこの標準時刻からの用語から来た言葉です。
というわけで、湘南新宿ライン(と横須賀線)は、電車区間の扱いながら、沿革から列車区間の扱いでもあります。
標準時刻ではなく、普通の列車時刻で運行されています。
そこで相鉄線直通のJR直通区間は、全列車掲載からページ数が増える。そこで編集部としてはどうしよう(汗汗・・・)というところです。
***
東洋経済オンライン記事にもあるとおり、鉄道ファンの中にも少数派ながら珍しい変わった集団があります。いわゆる「ダイヤ鉄」とも言われているそうですが「運転関係」に関心の対象。
電車・SLなど鉄道車両ではなく、ダイヤというのはかなり珍しく、鉄道ファンの中でも異端児とされています。←かくいう私がその一つ。
このブログには、名鉄尾西線森上駅の近くにお住まいの方がいらっしゃいますので、その例から。
名鉄尾西線は、森上駅を境に南は複線、北は単線です。
基本的な運転系統は、名鉄一宮~津島です。15分間隔に運転と結構頻発です。
単線区間は駅ごとに行き違いを行います。
単線から複線へ移る森上駅では、森上駅から南が複線なのですが、駅から南へ200mほどが単線のまま残されています。
そのため津島行きは、単線区間が一部残るため、一宮行きの列車を到着を待って発車します。
しかし一時間に4回あるうちの1回は、なぜか津島行きは一宮行きの到着を待たず、さっさと発車します。その時の一宮行きは、森上駅場内信号機で一旦停止。いわゆる機外停止です。
これがなぜなのか、不思議です。こういう所が気になるのが運転ヲタです。
記事:相鉄のJR直通化で「時刻表」が大ピンチ?
どういうことかといえば、相鉄線は横浜駅を起点として、横浜市西部を通り、海老名と湘南台へ向かう純通勤鉄道路線です。
横浜が路線起点ということで、近年は乗客の伸びが今一つで、しかも多くの旅客が向かう東京都内方面都の利便性が今一つで、相鉄線の近くを通る、東海道貨物線との間に連絡線を設け、東海道貨物線を経て、横須賀線の線路を経由して湘南新宿ラインのような系統の列車を運転させる計画です。
さらにこの東海道貨物線から近くを通る東急東横線との間に連絡線を設け、相鉄線と東横線渋谷駅方面の直通列車を運転する計画。
総称して、相鉄線都心直通プロジェクトです。⇒>詳細。
そこでピンチになるというのが、全国版大型時刻表は全列車掲載の趣旨から、JR線直通列車は当然全列車掲載になりそうです。
しかし、線列車掲載とはいいながら旧国電区間、死語になりましたがE電区間、部内の用語では電車特定区間の電車区間の列車は、時刻掲載はありません。
全国版大型時刻表では、山手線などこの電車区間は、初電・終電時刻のみで、その間は、頻発運転が建前で、時刻は掲載れていません。
そこでツイッターのフォロワーさんとお話しましたが、今の時代に、電車区間と非電車区間(いわゆる列車区間)を分ける必要がある?とか、区別されているだろうか?などとお話しました。
(山手線など)電車区間の運転時刻は、標準時刻と呼ばれるちょっと特別な取り扱いで運転されており、各列車の始発駅は時刻が秒まで定められますが、途中駅の時刻は定めがありません。駅間運転時分と駅停車時間を積算すれば途中駅の時刻も求められますが、それはあくまで「求められた」というもので、正確には決まっていません。全国版大型時刻表の末尾電車特定区間の初電。終電時刻表には、「標準時刻」との但し書きがあります。
この標準順時刻は「電車」が都市市街地の路面電車が発祥としているもので、一本一本の運行便は表に出ず、路線(運転系統)自体が表に出ます。
運行便は特定しない代わりに、一日の営業開始便と最終便だけを公示して、この間を頻繁とするもの。一日の営業開示便の事を「初電」、最終便のことを「終電」と言います。
最終電車のことを終電と言いますが、元はこの標準時刻からの用語から来た言葉です。
というわけで、湘南新宿ライン(と横須賀線)は、電車区間の扱いながら、沿革から列車区間の扱いでもあります。
標準時刻ではなく、普通の列車時刻で運行されています。
そこで相鉄線直通のJR直通区間は、全列車掲載からページ数が増える。そこで編集部としてはどうしよう(汗汗・・・)というところです。
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東洋経済オンライン記事にもあるとおり、鉄道ファンの中にも少数派ながら珍しい変わった集団があります。いわゆる「ダイヤ鉄」とも言われているそうですが「運転関係」に関心の対象。
電車・SLなど鉄道車両ではなく、ダイヤというのはかなり珍しく、鉄道ファンの中でも異端児とされています。←かくいう私がその一つ。
このブログには、名鉄尾西線森上駅の近くにお住まいの方がいらっしゃいますので、その例から。
名鉄尾西線は、森上駅を境に南は複線、北は単線です。
基本的な運転系統は、名鉄一宮~津島です。15分間隔に運転と結構頻発です。
単線区間は駅ごとに行き違いを行います。
単線から複線へ移る森上駅では、森上駅から南が複線なのですが、駅から南へ200mほどが単線のまま残されています。
そのため津島行きは、単線区間が一部残るため、一宮行きの列車を到着を待って発車します。
しかし一時間に4回あるうちの1回は、なぜか津島行きは一宮行きの到着を待たず、さっさと発車します。その時の一宮行きは、森上駅場内信号機で一旦停止。いわゆる機外停止です。
これがなぜなのか、不思議です。こういう所が気になるのが運転ヲタです。
森上駅の謎、初めて知りました。毎時2本が異なるというのであれば、津島線との接続の関係か、はたまた玉ノ井方面が関係しているのかと想像を膨らませることができますが、毎時1本なのですか……不思議ですね。
面白い列車と言えば、最近見つけたのが大垣8時30分発快速大府行き(土休運休)。この列車は「快速」ですが、名古屋から普通に変わります。つまり区間快速より停車駅が多いわけです。”快速運転区間が限られる「快速」”ではあるけど「区間快速」とも停車駅が異なるこの列車をどう案内するか、担当者は苦心しただろうな……などと想像を膨らませてしまいます。同時に、「区間○○」を一切使わない名鉄方式とどちらが良いのだろう……と考え始めると夜も眠れなくなってしまいます(笑)
それにしても、私やきそみたけさんのような「運転に興味を持っている」マニア、趣味界では少数派ですけど、一般的には”どんな車両が来るか”より「何時何分にどこ行きの列車が走るか」の方に関心を持つ人が多いわけで、それを思うと車両趣味よりむしろ敷居が低いのではないでしょうか。主観ですが、非鉄オタの友人と会話するときは車両よりダイヤの話の方が盛り上がりやすいですし。そんなわけで、「運転に興味を持つ人、もう少し増えないかな……」と思いつつ、新たに親しくなった相手には必ず「最寄り駅はどこ?」と聞いてその駅や路線について熱く語っている私です(笑)
空想委員さんも、私と同類なのですね
こういうの、素直に嬉しい。。。
思い返すと、国鉄時代の末期、JR化を前にした、1986年(昭和61年)11月ダイヤ改正では、名古屋地区の東海道本線のローカル列車が増えて、東海道本線のページ割が変わり、他地区もローカル列車の増発で全体にページ数が増えました。
編集部は悩んだでしょうね。
ちなみに時刻表など、あのようなサイズの冊子は、16ページ単位、表裏で32ページを一単位として一折と呼び、これで印刷しますので、なるべくこの一折32ページを跨がないように編集をしたいところです。
大垣駅8:30の快速、2902Fですね。名古屋駅で列車番号を変えて902F普通列車。
列車番号が異なるので、全く別の列車、なのですが、2902Fの次運用が902Fで、折り返しではなく、先へ進む列車に車両を充当していますので、直通として時刻表には記載してあるのだろうと思います。
尤も、列車番号は、2902F~902Fと同一列車の思想が現れていますが。
あくまで2902Fの名古屋駅着後の次運用が902Fというところで、停車駅の案内は、「名古屋まで快速、名古屋から普通」というところだろうかと思います。
ちなみにこの列車、313系の8両組成です。2+6の8両組成。
森上駅の例は、なぜか一時間に一回ずつ、場内信号で機外停車のおそれを避けるようにノロノロと行きますので、なぜこの「行き違い」だけこのようなパターンにしたのか、全く謎です。
運転関係は、深入りすると、本当に泥沼に入り込んでしまいます。
しれだけに、鉄道の、システムたるところが垣間見え、面白いですね。