『武士の家計簿』を観た。
【ストーリー】
代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕えた猪山家の跡取り息子として、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。
しかし、当時の武家の慣習によって出世する度に出費が増え続け、ついには家計が窮地にあることを知った直之は、ある【家計立て直し計画】を宣言する。
【豆知識】
古書店で偶然発見された家計簿、それは国史研究の通念を覆す大発見となった。
日々の買い物、親戚つき合い、子供の教育費、冠婚葬祭-家計簿から鮮やかによみがえる、下級武士一家の暮らしぶり。
この家計簿をつけた武士、猪山直之が本作の主人公である。
幕末から明治。激動の時代を、知恵と愛で生き抜いた家族の姿が実在の【家計簿】から、今、蘇る。
先行き不透明な現代を生きるヒントをくれる、時代を誠実に生き抜く姿。
森田芳光監督が豪華キャストで贈る、家族ドラマの名作ここに誕生!
いつの世も父上は、家族のために戦っているのだ。
2010年 日本 129分
実に面白い映画でした~
武士の家計簿って題名だけでも面白く、観るのをとても楽しみにしていた映画でした。
映画は数本のエピソードをまとめた感じで。
面白かったんだけど、感情がぐぐ~~と入ると、パッとそのシーン(エピソード)が終わってしまうのがちょっと・・・だったかな
涙が溢れて流れる前に終わっちゃう^^;
堺さんの映画はどれも好き♪
ほのぼのとした中にも緊張感があったりして・・・
ついつい引き込まれてみてしまいます。
美人の嫁を貰ってさぞ自慢だろうと思われるが・・・見合いの時に満足に顔を見てくれなかったと嫁の駒(仲間由紀恵)が言ってたから照れ照れだったのかな
直之の母常(松阪慶子)と父信之(中村雅俊)
二人がいいのよねー
ど~んと構えた常さんと信之は溶姫輿入れの時、東大の赤門建築に尽力したことから溶姫から貰った茶道具のナツメが自慢。
で、信之はことあることにそれを話す。
きっと家族は何百回も聞かされているんでしょうね。常さん、話の腰を折るのもうまい
この夫婦のやりとりが可笑しくって
のほほんとした雰囲気の猪山家。これはそろばん侍の家だからかな?
思えば、大好きだった【必殺仕事人】の中村家もこんな風にのほほんとした雰囲気だった。
生き死にに関わらなければ、案外こんな風に普通なのかもしれないね。
そろばんで出世したのはいいけれど、それに伴って出費がかさみ・・・
当時の武士は出世をしたら・・・
家来や使用人を雇わなくてはならない。
藩から貰った屋敷の維持。
親戚や同僚との祝儀交際の出費。
使いの者にも礼。
他家への訪問されるときやする時も必ず手みやげ。
冠婚葬祭や年中行事の贈答品代。
子供の通過儀礼での出費。
江戸で単身赴任して二重に生活費がかさむ。
など、たくさんの出費がかかるらしいが、お手当は少ない・・・
てな感じで、猪山家もあれよあれよと借金が・・・
そこで直之が家を守るために思い切った行動に出る!
常さんが自慢の過去に1度きり着ただけの着物。
今で言うすっかり【タンスの肥やし】状態だけど・・・「いつか着る~~」っていう常さんの言葉、わかるわー
わたしも「いつか着る」でとっている洋服がタンスに山のように
独身時代に買ったスーツや服ってそれなりの金額払って買ってるから捨てられないのよねー
あの頃より体型も倍になってるから、絶対に入らないし色も原色だし・・・
でも、捨てられないの・・・そういう女性は世の中にたくさんいらっしゃると思うわん
家族総出で家財を売り払い、借金の返済。
家計簿も毎日ちゃんとつけていき、徹底的に家計管理することで、無駄のない生活をしていく。
弁当も豪華から質素になっても気にしない。
囲碁もシジミ(だと思われる)の貝殻を使って碁石の代わりにしたり、常さんのキセルの長さを変えたり(これで本当に節約になるのかしらん?)して目にも面白く節約生活を見せてくれる。
笑えるシーンが続いて楽しかったです。
一匹の鱈も焼いたり酢醤油や昆布締めにして食卓にバリエーションを出していくってのも見習わなきゃって感じだった。
駒さんの「倹約と思ったら悲しいけど、工夫と思えば楽しい」って台詞はなるほど~でした。
料理のレパートリーを増やせば、食費は節約できるってことね
我が家もお兄ちゃんや娘の教育費でお金が飛んでいくばかりなので、わたしも知恵と工夫で乗り切りたいと思うわ
祖父から父、父から子へ・・・受け継がれていくそろばん。
時に反発しながらも、最後にはやはり【そろばん】がその身を助けることになる。
いつの時代もやっぱ【資格】が物をいうのだ!
お兄ちゃん、資格よ!!これっきゃないわ
ほのぼのした気分になりたい方は、是非♪
堺さんの微笑みを見に行こう!!
なんだかまとまらないレビューでしたがこの辺で。
では、予告編をどうぞ~
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/2W_K0z-IHAI?fs=1&hl=ja_JP&color1=0xcc2550&color2=0xe87a9f"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/2W_K0z-IHAI?fs=1&hl=ja_JP&color1=0xcc2550&color2=0xe87a9f" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object>
『みすずのハッピーライフ』 ←らぶりーこう太くんを見てみて♪(ただいま、たまに更新中♪よろしくね(^^)/トップ画像も変えました!)
『みんなおいでよ、掲示板♪~Johnny Deppに語るつもりで♪』
いつも応援ありがとう
記事を楽しんでいただけたら、ぽちっとよろしくお願いします。
【ストーリー】
代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕えた猪山家の跡取り息子として、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。
しかし、当時の武家の慣習によって出世する度に出費が増え続け、ついには家計が窮地にあることを知った直之は、ある【家計立て直し計画】を宣言する。
【豆知識】
古書店で偶然発見された家計簿、それは国史研究の通念を覆す大発見となった。
日々の買い物、親戚つき合い、子供の教育費、冠婚葬祭-家計簿から鮮やかによみがえる、下級武士一家の暮らしぶり。
この家計簿をつけた武士、猪山直之が本作の主人公である。
幕末から明治。激動の時代を、知恵と愛で生き抜いた家族の姿が実在の【家計簿】から、今、蘇る。
先行き不透明な現代を生きるヒントをくれる、時代を誠実に生き抜く姿。
森田芳光監督が豪華キャストで贈る、家族ドラマの名作ここに誕生!
いつの世も父上は、家族のために戦っているのだ。
2010年 日本 129分
実に面白い映画でした~
武士の家計簿って題名だけでも面白く、観るのをとても楽しみにしていた映画でした。
映画は数本のエピソードをまとめた感じで。
面白かったんだけど、感情がぐぐ~~と入ると、パッとそのシーン(エピソード)が終わってしまうのがちょっと・・・だったかな
涙が溢れて流れる前に終わっちゃう^^;
堺さんの映画はどれも好き♪
ほのぼのとした中にも緊張感があったりして・・・
ついつい引き込まれてみてしまいます。
美人の嫁を貰ってさぞ自慢だろうと思われるが・・・見合いの時に満足に顔を見てくれなかったと嫁の駒(仲間由紀恵)が言ってたから照れ照れだったのかな
直之の母常(松阪慶子)と父信之(中村雅俊)
二人がいいのよねー
ど~んと構えた常さんと信之は溶姫輿入れの時、東大の赤門建築に尽力したことから溶姫から貰った茶道具のナツメが自慢。
で、信之はことあることにそれを話す。
きっと家族は何百回も聞かされているんでしょうね。常さん、話の腰を折るのもうまい
この夫婦のやりとりが可笑しくって
のほほんとした雰囲気の猪山家。これはそろばん侍の家だからかな?
思えば、大好きだった【必殺仕事人】の中村家もこんな風にのほほんとした雰囲気だった。
生き死にに関わらなければ、案外こんな風に普通なのかもしれないね。
そろばんで出世したのはいいけれど、それに伴って出費がかさみ・・・
当時の武士は出世をしたら・・・
家来や使用人を雇わなくてはならない。
藩から貰った屋敷の維持。
親戚や同僚との祝儀交際の出費。
使いの者にも礼。
他家への訪問されるときやする時も必ず手みやげ。
冠婚葬祭や年中行事の贈答品代。
子供の通過儀礼での出費。
江戸で単身赴任して二重に生活費がかさむ。
など、たくさんの出費がかかるらしいが、お手当は少ない・・・
てな感じで、猪山家もあれよあれよと借金が・・・
そこで直之が家を守るために思い切った行動に出る!
常さんが自慢の過去に1度きり着ただけの着物。
今で言うすっかり【タンスの肥やし】状態だけど・・・「いつか着る~~」っていう常さんの言葉、わかるわー
わたしも「いつか着る」でとっている洋服がタンスに山のように
独身時代に買ったスーツや服ってそれなりの金額払って買ってるから捨てられないのよねー
あの頃より体型も倍になってるから、絶対に入らないし色も原色だし・・・
でも、捨てられないの・・・そういう女性は世の中にたくさんいらっしゃると思うわん
家族総出で家財を売り払い、借金の返済。
家計簿も毎日ちゃんとつけていき、徹底的に家計管理することで、無駄のない生活をしていく。
弁当も豪華から質素になっても気にしない。
囲碁もシジミ(だと思われる)の貝殻を使って碁石の代わりにしたり、常さんのキセルの長さを変えたり(これで本当に節約になるのかしらん?)して目にも面白く節約生活を見せてくれる。
笑えるシーンが続いて楽しかったです。
一匹の鱈も焼いたり酢醤油や昆布締めにして食卓にバリエーションを出していくってのも見習わなきゃって感じだった。
駒さんの「倹約と思ったら悲しいけど、工夫と思えば楽しい」って台詞はなるほど~でした。
料理のレパートリーを増やせば、食費は節約できるってことね
我が家もお兄ちゃんや娘の教育費でお金が飛んでいくばかりなので、わたしも知恵と工夫で乗り切りたいと思うわ
祖父から父、父から子へ・・・受け継がれていくそろばん。
時に反発しながらも、最後にはやはり【そろばん】がその身を助けることになる。
いつの時代もやっぱ【資格】が物をいうのだ!
お兄ちゃん、資格よ!!これっきゃないわ
ほのぼのした気分になりたい方は、是非♪
堺さんの微笑みを見に行こう!!
なんだかまとまらないレビューでしたがこの辺で。
では、予告編をどうぞ~
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/2W_K0z-IHAI?fs=1&hl=ja_JP&color1=0xcc2550&color2=0xe87a9f"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/2W_K0z-IHAI?fs=1&hl=ja_JP&color1=0xcc2550&color2=0xe87a9f" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object>
『みすずのハッピーライフ』 ←らぶりーこう太くんを見てみて♪(ただいま、たまに更新中♪よろしくね(^^)/トップ画像も変えました!)
『みんなおいでよ、掲示板♪~Johnny Deppに語るつもりで♪』
いつも応援ありがとう
記事を楽しんでいただけたら、ぽちっとよろしくお願いします。