『白夜行』を観た。
【ストーリー】
昭和55年、密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。
決定的な証拠がないまま、事件は被疑者死亡によって、一応解決をみる。
しかし、担当刑事の笹垣(船越英一郎)だけは腑に落ちない。
容疑者の娘で、子供とは思えない艶やかさを放つ少女・西本雪穂(福本史織)と、被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・桐原亮司(今井悠貴)の姿がいつまでも目蓋の裏を離れないのだ。
やがて成長した雪穂(堀北真希)と亮司(高良健吾)。
全く面識のないはずのふたりの周辺で、不可解な事件が続発する。
そして、刑事退職後も真相を追い続ける笹垣自身も命を狙われ、ついに思い至るのだった-
19年前の驚愕の真実と、そこで結ばれた固い絆の存在に。
【豆知識】
累計200万部、東野圭吾最高傑作。
《生きる》とは何か、《愛する》とは何か、二人が犯したのは《罪》なのか?
ラスト30分に突きつけられる雪穂と亮司の壮絶なる19年-
慟哭のエンディングに流れる涙が、その答えを知っている。
監督は34歳の新鋭・深川栄洋。
真っ白い闇の中で、心を殺さなければ、生きることなどできなかった。
2011年 149分
原作も読んだことないし、以前ドラマ化されたみたいだけど、それすら観てないわたし。
でも、ストーリーだけは知っていたのよね。
だから、映画はどんな風に描かれてるのか興味津々♪
いそいそ観てきました。
堀北真希さんはちょこちょこ映画の脇役で観たことあるけど、『着信アリ』での怖い演技が印象的で。
きっと悪女も似合うだろうと思ってました。
小学生の時、母親が愛人を殺して自殺か事故かで死んでしまい、叔母に引き取られてお嬢様として育った雪穂。
美しい娘に成長・・・したように見えませんでしたが
う~ん、長い髪似合わないねー
なんだかとってもイモくさく見えてしまって。
おっとりというより、暗い
チラシのような雰囲気でいけば良いのになぁ・・・
過去が殺人者の娘だから仕方ないのかな。
隣は親友の川島江利子(緑友利恵)苛められていたのを雪穂が助けたことと、雪穂の今の母のお茶の生徒でもあり仲良くなっていく。
いつもオドオドした様子で、雪穂の引き立て役?
ずっと引き立て役でいれば良かったのか・・・大学に入ってサークルの部長の篠塚一成(姜暢雄)に気に入られみるみる美しく変身してしまい。
やっぱ「黙っていてあげる!」っていうあの上から目線的な言葉がダメだったのかなー
ある出来事で江利子は雪穂や一成の前から姿を消す。
江利子に振られたと思いこんでいる篠塚を優しく慰めた雪穂。
彼のハートを見事にキャッチした雪穂は篠塚家の嫁になる。
「子供が出来たの」って言ってたけど・・・その後子供の姿はないぞ?あれは結婚するための嘘だったの?
映画には全然それに触れることがなかったから、わからないけど・・・
それに、結婚した後、一成は何故か引きこもりになってるし。
「妻が怖い」って・・・調べさせていた探偵が死んだり、江利子に起こった事実を知ったから?
ぶっとい原作本を2時間半にまとめてるからその辺はしょっちゃって。
ん~??って思うシーンがいくつかありました。
父親を殺され被害者の息子となった桐原亮司。
父親が殺され、母親弥生子(戸田恵子)とも不仲な亮司は中学の頃から一人暮らしをしていたようだ。
乱交パーティの斡旋をしたり、そこで知り合った栗原典子(栗田麗)と同棲を始めたり・・・
華やかな世界に身を置く雪穂とは正反対な自堕落的な生活をおくっていた。
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影で雪穂を支える亮司の献身的な姿を見ていると『容疑者Xの献身』の石神哲哉を思い起こしました。自分の幸せより相手の幸せを願う。ウエディング姿を見て嬉しそうに涙ぐむ亮司が可哀想でただ涙涙
高良さんの演技も迫力あったけど、わたしは恋人になった栗原典子さんを演じた栗田麗さんが凄かった!!
青酸カリを飲んで自殺するシーンがあったんだけど、今までテレビなどで観たシーンよりはるかに凄かった。
飲んだら本当にそうなるんだろうなぁ・・・って。
うっ!って喉抑えて、ちょっと苦しんでガクッて感じじゃなく。苦しんで苦しんで・・・しばらく頭から離れなかったもの。
あのシーンは必見かもです。
しかし、彼女はどうして死を選んだのでしょうか。亮司に利用されてると知ったから?
それとも彼を庇うため?
彼女の死は悲しかったです
質屋殺しがずっと気になっていた刑事笹垣潤三(船越英一郎)。
こつこつと捜査を続けてきた笹垣は雪穂と亮司の関係に気づくのだが・・・
船越さん、どうしても2時間ドラマの刑事のイメージがあるけれど。
今回の役ではかなり抑えた演技を本人もしたそうなので、あまり気にならなかった。どうしても熱血な刑事になっちゃうもんね。
先にも書いたけど、分厚い本をぎゅってしてるから、中盤まではさささって話しが進んでしまうのではてな?ってこともありました。
でも、話しが面白くてドンドン引き込まれて観てました。
もっと堀北真希の悪女ぶりが前面にでるのかと思ったけど、抑えてるあのぐらいがいいのかもしれませんねー。
堀北真希さんも高良健吾さんも良かったけれど、わたしが一番良かったと思うのは子役の今井悠貴くん。
亮司の子供時代を演じた彼ですが、良かった!
わたし泣いてしまいましたもの・・・
特にラスト近いいわゆる「どんでん返し」なシーンなんて、涙なくては観れませんでした。
泣きながら水たまりで血に染まった手を洗うシーンは胸が締め付けられました
雪穂の子供時代を演じた福本史織ちゃん。この子も上手だった。
太陽に代わる物を失った雪穂はこれからどうするのでしょうか・・・
映画の終わり方だと自立した強い女性に見えましたが。
辛くはなかった・・・という言葉から考えるとこれから先雪穂は辛い人生を耐えることが出来るのか・・・
人それぞれ映画から受け取る印象は違うと思います。
是非ご自身の目で確かめてみてください。
映画を観た後、原作読んでみようかなぁって思ったけど、あまりの本の分厚さに買うの止めました
ラスト部分だけ立ち読みで済ませてしまいました・・・
では、予告編をどうぞ~
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