‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

本当のトックリラン

2019-09-19 21:24:38 | 花便り
久々のブログ復帰です。
色々気ぜわしい事ばかり起きて、放置しているうちに、すっかり季節が秋めいてきました。
車の買い替え、インターネット回線の変更、父親の眼の手術に付き合う、などの間にコンサートの練習、夏休みのピアノ・レッスンが超不規則になってしまったことなどで、ブログを書く時間が取れませんでした。


トックリランのことで、コメントをいただいたことで、音楽仲間で植物に詳しい人が育てている、本当のトックリランの写真を掲載します。これで15年くらいだそうです。


これはウィキペディアに載っている、かなり大きなトックリランです。
最初トックリランです、と言ってもらった可愛いオーニソガラムが、こんなにも巨大化するのかと思って、ネットで色々調べていると、オーニソガラム・コーダツムの写真が随分トックリランと言って写真に出ていましたので、可愛い名前のトックリランと言うことにしました。
しかも子供が「ポックリランです。大事に育ててあげてください」と手紙を付けていたので、よけい本当の名前を言いづらくなりました。ちょうどレッスンで「おうま」の曲をやっていて、「ぽっくり ぽっくり 歩く~♪」という歌詞から、その子はポックリランと思い込んでしまったのでしょう。


わが家の育ち過ぎたオーニソガラムは、昨年の大阪を直撃した、台風21号で鉢から抜け、そのまま土をむき出しに放置しているにもかかわらず、春にはたくさんの伸び~る花をさかせました。
今年の台風15号で、現在千葉県が大規模停電になり、凄い被害になっていますが、大阪は3日間くらいの停電が狭い範囲であっただけでした。それでも神社の石の鳥居が倒れる、大きな木が”根返り”といって、根っこから倒れるくらいの、激しい風でした
千葉県の一日でも早い復旧をお祈りします。


オーニソガラムの花と他の花のコラボもなかなか綺麗な初夏のベランダです。

YouTubeで見つけたのですが、ロナルド・ブラウティハムというフォルテピアノの名手が、温室の中でベートーヴェンのピアノ・ソナタ「告別」を弾いているもので、ピアノの細い先の方に、おそらく大きくなったトックリランかと思われる植物があります。
「告別」という題は、第1楽章の出だしの所に、ベートーヴェンが「Lebewohl(さようなら)」と楽譜に書いていたことから付けられました。
このベートーヴェンそっくりなピアニストさんの演奏は素晴しいし、来年はベートーヴェン生誕250年で、盛り上がりそうですね!
でもどうして楽器にはあまりよろしくないような、湿気の多そうな温室でピアノを弾いてるのでしょうか(^▽^;)?

Ronald Brautigam - Beethoven/ Pianosonate nr. 26 'Les Adieux' (Live @Hortus Botanicus Amsterdam)
コメント
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