‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

オマケに吊られる。

2014-09-28 23:22:32 | Music
ガラ携が潰れそうで潰れないので、スマホに変える機会を逃していたのですが、スピーカーがオマケに付いて来るというのに吊られて、とうとう乗り換えてしまいました。
ソフトバンクアクオス・クリスタルで、画面が大きくて綺麗というのも魅力でした。長く続けているので、当然ポイントが溜まっていてタダでした。



スピーカーは後日、家に届いたのですが、箱が大好きなトラちゃんは、空けるなり入る



  スマホからの無線ランで、色んな所へ運んでいい音が楽しめるというものです

  パソコンからも、ブルートゥースが入っているものは、聴くことが出来ます。
コマーシャルでやってる通り、オーケストラが迫力のあるいい音に。低音もよく響きます!トモにゃんも大好きな、ティルさんの演奏、素敵だにゃん


お父さんのマネをしてブルブル~。「お前、何してんねん?」トラくんにバカにされる(=^・^=;)。
でもYouTubeを聴き過ぎてしまい、スマ放題の今月分のメガをほぼ使い果たしてしまいました(;・∀・)。
そうそう、近所のオバサンが、ガラ携の意味を”ガラクタ携帯”ってことでしょ?と友達のオバサンから教わったそうです(*'▽')。

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ロビン・ウィリアムズの死を悼む

2014-08-13 00:51:07 | Music
昨日、ハリウッドスターでコメディ俳優であった、ロビン・ウィリアムズ自殺したというニュースが入って来ました。


2~3日前から、車でこのDCを何故か聴きたくなり、ずっと聴いていました。
ロビン・ウィリアムズが演じるのは、近未来の世界で、家事お手伝いをする人型ロボットです。
邦題は「アンドリューNDR114」で、これはロボットの品番です。原語では「BICENTENNIAL MAN」といって”200年生きた男”という意味です。
ロボットなので、壊れさえしなければ、ずっと長持ちするし、年齢も変わりません。指を切っても痛くないし、自分で修繕すればおわりです。
良心的な家庭にもらわれて、可愛い娘さんが、大きくなってお嫁に行くのも見届けます。人はどんどん歳をとっていくのに、自分は永遠に歳をとることもない。
娘さんが、おばさんになって現われて、その娘のことが好きだったアンドリューは、娘だけが歳をとっていくのに耐えられなくなり、告白をして好き同士だとわかると、
肉体を人間に改造してくれる博士の所へ行き、人間のように歳をとって老けてゆくことを体験します。
最後の方は尊厳死の問題をあつかっていたり、人間の生と死は何かということを、とても考えさせられる映画で、感動の涙涙のヒューマン・ドラマでした。
あいにく、アメリカでも日本でもあまりヒットはしなかった映画で、話題に上ることも無かった作品ですが、ロビンの映画の中では、一番好きなものです。
前半はほぼロボット・スーツを着ていますから、このスーツの中でオナラをしたら大変なことになるんだ!なんて面白いことも言っていたようです。

サウンドトラックでは、”タイタニック”で有名なジェームズ・ホーナー作曲のアンドリューのテーマが、美しいオーケストレーションで全編流れますが、とても宇宙的な音で心地よいサウンドです。
最後に唯一セり-ヌ・ディオンの熱唱が入っています。星空を想像しながら聴くと、気持ちのいい宇宙空間に漂っている感じになります
今宵はペルセウス座流星群も流れるそうですし、CDを聴きながら、宇宙とロビンに想いを馳せて眠りたいと思います。

「パッチ・アダムス」という作品も好きで、今は普通にありますが、重い病気の小児病棟に訪れる「クリニクラウン」というピエロの格好をして、子供達を笑わせに来るというお仕事を作った、
実際にいるお医者さんのお話です。”笑いは人を元気にする”という信念で、病気の人達を笑わせます。これも泣き笑いのハートフル・コメディで、とても感動的なお話でした。
コメディアンの人は家に帰ると寡黙であったり、ネガティブだったりする人が多いみたいですね。落語家の桂枝雀さんも、あんなに成功しているような人がどうして…?という自殺でした。
ロビン氏に何が起こったのか、知るよしもありませんが、まだ63歳で、これからも味のある面白いお爺さんを演じてほしかったのに、とても残念です(;_;)。
こちらのサウンドトラックは、マーク・シャイマンの美しいピアノのオリジナル曲が少しと、あとは既成のポピュラー・ナンバーですが、マーク・シャイマンの曲が入ってるだけで、購入しました。
「サイモン・バーチ」などと同様、テレビのBGMでもよく流れていたりします。

ロビンさんのご冥福を、お祈りします
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教会もパワースポット

2014-04-28 17:16:36 | Music
4月26日
アンサンブル仲間「プチ・フール」のコンサートが、阿波座の川口基督教会でありました。


築140年という煉瓦作りの古い教会で、レトロ感がすごい。観光で訪れる人もあるらしい。教会というのは神社のように、誰でも入りやすいという感じはない。
やはり信者さんのものという感じなので、信仰心がなければ入りずらいものです。でもやはり祈りの場でもありますので、パワースポットと言えるでしょう。


音楽会に貸してくれるのも、そこの牧師さんの方針次第のようですが、ここは貸してくれるようですね。
この日は宗教曲ではなく、フレンチの宮廷音楽バロック・ダンスという組み合わせでした。

       
中は美しいステンドグラスが特徴で、日本の教会では大きい方ではないでしょうか。余ったステンドグラスの破片で作られたという、ホーリー・グッズも販売されていました。
「クッキー・トライアングル」というタイトルで、三つのケーキ店のクッキーが休憩時間に食べられるという、お菓子付きコンサートでしたので、喜ばれているお客さんも多かったです。
朝ドラは一度観てしまうと、ずっと観たくなるので、今回(花子とアン)は観ないようにしようと思っていましたが、日本におけるキリスト教の役割的なお話しでしたので、やはり観ることにしました。
西洋文化との接点を教会に求める人も多く、また貧しくても勉強したい人は、教会に通って本を読み、牧師さんから道の開けるアドバイスをもらうなど、当時の知的階層の人達は結構教会に関わっていることが多いことが解ります。
ナレーションが美輪明宏さんというのも惹かれますし、登場人物がそうとう面白い。主人公の学ぶミッション・スクールに、仲間由紀恵も登場し(ハンマー・ダルシマーかなと思われる音と、鈴が必ず鳴る)、お局のハリセンボン・春菜など、女子ばかりの世界の激しいバトルが繰り広げられる。ちょっと目の離せないドラマになってきました!
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イル・フィオーレ、ファースト・コンサート🎵

2014-03-02 17:50:58 | Music
3月1日
兵庫県三田市の「三輪教会」で、アンサンブル仲間のコンサートがありました。


JR三田駅近の小さな教会ですが、牧師さんが音楽に協力的な方で、音楽には良い環境でした。


細い石畳の道は、奥に見えるとても由緒ある「三輪神社」へと続いている参道なのです。


地元のオーボエ&ヴィオラダガンバの太田賀之さんとバロックヴァイオリンの河内知子さんが、フラワータウンに住んでいるということで、名づけられたイタリア語でという意味の「イル・フィオーレ」
イタリア初期バロックを、二本のヴァイオリンで演奏するという意外とレアな編成のグループです。ちなみに"Il fiore"は男性名詞で、華のある立派な男性という意味でもあります。
超わがままなバロックヴァイオリンの上田浩之さんがリーダーで、チェンバロは山下佐智子さん。プログラムはオール二本のヴァイオリンと通奏低音によるものだけでした(;^ω^)。




ヴァイオリン奏者はあまり群れることを好まず、ちょっとでもフィーリングが合わないと、一緒にDuoをやろうという気にはならないそうで、バロックの奏者はいることはいますが、なかなかコンサートになるということは、極めてレアなのだそうです。しかもオールイタリア初期バロックというところが、本来は正当な編成なのですが、なかなか実現することのないプログラムです。
休憩時間は二階で、河内さんや太田さんの奥さまの手作りケーキなどを、お客さんに振舞われました。これは山下さんこだわりの音楽とスイーツでティータイムをの趣向かな
お客さんが二階におられるので、チェンバロ調律がしやすかったと太田さん(;^ω^)。これもこの教会の素敵な環境ですね。グランドピアノやフル鍵盤のオルガン、二階にもアップライトピアノやエレクトーン、ギターなど、なんと音楽的な雰囲気。キッチンにはガス・オーブンまで備えてあり、楽しい教会でした(*^▽^*)。
ヴァイオリン2本に飽き足らず、今度は3本という計画も企てている上田さんでした(^-^;。
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お庭とギャラリーの素敵な場所で♪

2013-11-08 09:07:18 | Music
11月2日
「プチ・フール」というアンサンブル・シュシュのメンバーで構成されているグループのコンサートでした。
堺市北区にある「ガーデン&ギャラリー KARATA」という個人のお宅に併設された美術展示場で、洋風のお庭が気持ちのいい場所でした。

壁にはオーナーの描いた、水彩の風景画が並んでいました。


財前奈緒子さん(リコーダー)、植田雅彦さん(フラウト・トラヴェルソ)、太田賀之さん(オーボエ&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、山下佐智子さん(チェンバロ)の編成で、主にフランス系のソナタや組曲などが演奏されました。

  
リコーダーとトラヴェルソは、なかなか溶け合ってよくハモっていました。オーボエの太田さんは近年始めたという、自らの手作りガンバで、マラン・マレの組曲を演奏。オーボエは体力的にきつくなってくるので、年をとってからも弾き続けられる、ヴィオラ・ダ・ガンバを始めたそうですが、めきめき上達していかれ、個人的にはこの方のガンバの成長を楽しみにしています

   
「プチ・フール」というのは、仏語で”小さなケーキ”を意味するらしいですが、このグループの演奏会では必ずお菓子がつくらしい。
チェンバロの山下さんこだわりの、ティーカップで、紅茶とクッキーがサービスされました。お天気も安定していたので、芝生の綺麗なお庭に出ていただきました。
芝生の手入れも、絵を描く奥様がされているということです。世話は大変そうですが、なんとも優雅な空間を作っておられるのが、うらやましいかぎりです。

 
ギャラリーの向かいには、堺市の有形文化財「愛染院」という綺麗な寺院が佇んでいます。けっこう大通りやパチンコ店など煩雑は場所とは、相容れないような静かなスポットで、いい感じでした
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~時は立ちどまらなくとも~エマ・カークビー、リュートソングコンサート。

2013-10-19 09:56:40 | Music
10月16日
「ザ・フェニックスホール」にて、ジョン・ダウランド生誕450年記念で、エマ・カークビーのソロと、後半は波多野睦美さんとのイタリア初期バロックの二重唱コンサートがありました。
リュート伴奏とリュート・ソロはお馴染みのつのだたかしさん。



おそらく60代後半かと思われる初老を迎えているエマさんは、Ⅰ部のダウランドはほぼ座って歌われました。
「あの人が泣くのを見た」「流れよ わが涙」「暗闇に私はすみたい」など、暗~い歌が多いダウランドですが、そういうものがダウランドらしさで、英語がストレートに解らないと、おそらく眠りに誘われていまいそうな(実際眠っている人もいました)曲が続きました。かつての美声は少し陰りをみせてはいますが、ひどい揺れもなく、演技力と粋なディミニューションで、ダウランドの世界を静かな情熱で表現されていました。

最後の「Time stands still・時は立ちどまり」は、急にに立ち上がって歌われました。本当に美しい歌です。解説によるとエリザベス女王が亡くなった年に作られた、女王に讃える歌だそうです。
肖像画の中に永遠に刻まれた、美しい絵姿を見ているような歌ですが、エマさんの美しい歌声は沢山のCD録音に残されています。
よく絵画の中に、新鮮な美しい花や人物と同時に、枯れた花や頭蓋骨などが描かれていたりしますが、美しさは永遠に続くものではないという教訓なのだそうです。
老いは必ず来るものですが、老いてこそ分かる物事がいかに多いことか…。年齢を重ねてもこう歌えばいいのよ、と教えてくれているような気がしました。
時は立ちどまらなくとも、年齢なりの歌い方で、しかもずっとチャーミングなエマさんは、永遠の目標です

Ⅱ部は今全盛期であろう波多野睦美さんが登場して、モンテヴェルディ、デインデイアなどの二重唱。
リュートはⅠ部と同じ小型のルネッサンス・リュートでしたが、小出智子さんによると、つのださんのリュートは10弦で、低音を出せるので、バロックの伴奏も可能なのだそうです。
そんなに練習が出来るわけでも無いと思われますが、出来る人同士の重唱は、とても気持ち良さそうでした。お二人とも癖のない明るい声なので、清楚で楽しい二重唱でした。ポピュラーな曲ではありましたが、イタリアものは俄然明るい、声ものびのび出る感じでした。

モンテヴェルディの「サンタ・マリア」、12月のアンサンブル・シュシュの定演で歌いますので、聴けて良かった~!
最後のサンチェスの楽しいチャッコーナの二重唱「Lagrimosa belta・哀れな美女よ」、意識してプログラムを組まれたのか、こちらは美は永遠には続かない、若い頃はもてはやされても、いつかは年をとるのだから、男をもっと大事にしろ…という内容です(^-^;。イタリアの歌って、大抵男性が失恋してる歌が多いのですが、それは若くて美しい女性に対してなのですね。テレビにイタリアに嫁いだ日本人妻の特集をやってて、そういうわりには超亭主関白な男性が多いみたいで、不思議に思っていました。でも普通にいけば、当然男性の方が先に弱ってくるので、現実は年老いたら妻を立てている方が断然得である( ^^) _旦~~。

 サイン会にて。


熟女ばかりで


コンサート前にリーガロイヤルで簡単な食事を。「リモネ」のご飯カフェ・プレートは、中之島名物の川に浮かぶ巨大アヒルの「ラバーダック・オムレツ」
頭はカボチャでしたが、どこから食べたらいいのか…可愛すぎる

    
ケチャップをかけたら、血まみれみたい( ;∀;)。リモネの中庭と、ラウンジから観える滝。
世界一流の二重唱が聴けて、ちょっと贅沢な女子会という感じになりました(*^-^*)。








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夏の思い出・4

2013-10-01 12:39:21 | Music
河口湖近くの、ちょーロマンティックな「オルゴールの森」(8月3日)



大きさでは日本一という巨大なオルゴールの演奏が聴ける、音楽と花の森です。パイプオルガンや、オーケストラの自動演奏で、デカい音と動く人形は、ふつうのオルゴールの音とはほど遠い(;´∀`)。


幸せを呼ぶバード・チャイム

   
庭にも音の鳴るものがいっぱい。アルペンホルンの演奏や、手回しオルガンなど。本来ならこの庭からも富士山が観えるビューポイントなのですが…
結婚式も挙げられるそうで、ちょーロマンティックな森です。ローズ・ガーデン、香りの館などフレグランスの楽しみも。薔薇パフェはほんのり薔薇の香り


野外ではモーツァルトの「トルコ行進曲」のオルゴールの演奏に合わせて、噴水が吹き上がる

  
富士山は観えなかったけど、色々と楽しい場所に連れていってもらいました。日本一デラックスなパーキングエリアといわれる「刈谷ハイウェイオアシス」には、観覧車やホテルのようなデラックス女子トイレ。でも世界遺産が決まっての過熱ぶりはとても感じました。富士山お菓子も充実(*^-^*)。
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秋分も音楽づけでした。

2013-09-27 00:50:42 | Music
秋がなかなか来ないように感じていましたが、秋分の日ともなると、合わせたように彼岸花が咲き始めるのですね。

 
最近は白い彼岸花も普通に観られるようになり、赤は昔のちょっと恐いイメージを持つよりも、むしろ秋らしい茜色で、綺麗だなぁ~と感じます。

9月21日は、豊中のノワ・アコルデ音楽アートサロンで、プリンチピ・ヴェネツィアーニのコンサートでした。

ヨーロッパで結成したメンバーだそうで、チェンバロの野澤知子さん、コルネットの上野訓子さん、歌とテオルボ、ギターの笠原雅仁さんによる
イタリア初期バロックのモノディーの世界でした。 

柄の長~いテオルボ(キタローネ)は、立てると天井につきそうですが、リュートの仲間よりはむしろギターの仲間だそうです。

 ノワの近くには、あまり気の利いた食べ物やがなか無かったのですが、小さな洋食屋さんが国道沿いに出来ていて、最近流行りのパンケーキがとても美味しかったです
ふつうの食事や、夜は飲み屋さんにもなるみたいです

22日シュシュ練で、新しいヴァイオリンの方が入っての、バッハのカンタータ52番、57番のアリアの練習も加わりました。
シュシュで宗教曲をやるのは初めてみたいですが、バロック声楽は半分くらい宗教曲が占めてるので、これからもバッハお付き合いしていただこっかな~、なんて厚かましく考えています。

23日は笠原さんの「古楽講習会・新大阪」でした。
カントゥス・フィルムスの上に新たなメロディーをつけていく。禁則もあるので、以外と難しい。あとは、初期バロック時代に流行っていた、色んな装飾の名称などをさらいました。
終わってから、チェンバロの山下さんがコンサートで出すお菓子の店、堺のケーキ屋さんへ付き合うことにしました。

ウインドウにケーキは並べられておらず、お客の注文を聞いてから、フレッシュな果物を使ってその場で作るという、お寿司屋さんのように、パティシエがカウンター客としゃべりながら、作っている変わった店でした。
無花果のタルトと、苺大福のような「ゆめいちご」を注文。コーヒーが先に出てきたのは、私的にはよろしくない、冷めてしまうからです
山下さんの「プチ・フール」というグループには、必ずスウィーツがつくそうです。女子ってどうして、最後にスウィーツで締めたくなるのでしょうねぇ…
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イタリアの風

2013-08-12 21:12:42 | Music
今日は豊中市39度台に気温が上がったそうですね。もうちょっとで40度じゃ

8月10日
大阪・豊中の「ノワ・アコルデ・アートサロン」にて、「イタリアの風」という古楽コンサートがありました。
イタリア人リコーダー奏者ロメオ・チウッファ氏、京都笠原雅仁氏の歌とリュート名古屋小原道雄氏のチェンバロによる、
イタリア初期バロックの歌とアンサンブル、中期~後期イタリア・バロックの器楽アンサンブルのプログラムでした。

カプスベルガー「優雅なそよ風よ」から始まりましたが、この曲は本当に素敵でずっと耳に残っています
カプスベルガーはリュートの作曲家としての方が有名らしいですが、歌の曲もいい曲がいっぱいあり、粋な和音で魅力的です。
テナー・リコーダーの音を入れて、穏やかな風の雰囲気が出ていました。
チーマ「立って来なさい、私の愛しい人よ」は、旧約聖書の「ソロモンの歌」雅歌といわれる詩で、二重唱の曲だそうですが、歌とリコーダーでエコーのような感じで演奏されました。
「ソロモンの歌」に曲がつけられた歌は魅力的なものが多く、人間キリストマグダラのマリアの愛の歌で、マイ・ブームになっています。歌う者としては、この2曲がとても気にいりました。

後半は器楽曲で、チェンバロ・ソロでスカルラッティの「フォリア」や、リコーダー・ソロで、アルビノーニコレルリのソナタでした。
イタリア語を喋っているようなロメオさんのリコーダー演奏でした。日本の尺八に興味があるそうです


左から小原道雄さん、ロメオ・チウッファさん、オーナーの平井悦子さん、笠原雅仁さん。とバックにチェンバロのアコルド王子


打ち上げに、こんなにお客が参加している…(*^^*;)

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懐かしき再会、笠原雅仁さんの古楽勉強会

2013-06-26 13:42:25 | Music
6月25日
初期バロックを専門にする京都の「プリンチピ・ヴェネツィアーニ」笠原雅仁さん&上野訓子さんによる勉強会が、平日に新大阪・ココプラザでありました。土日に京都よりは断然行きやすいので、久しぶりに参加しました。

テーマは「魅惑のディミニューション」、ルネッサンスの単純な歌の旋律が、華麗にディミニューションされた初期バロックの曲が、どのような構造で出来ているか…といったところを実践的に、自分達でデミニューションを考える、またディミニューションされた曲を、一番単純な旋律にもどしてみる、という作業をしながら学んでいくものでした。

華麗な装飾変奏は、バロックをやる者にとっては憧れというか、自分でカッコよく作れるのは、実に魅惑的なものです。
声楽、器楽のかなり専門的にやってる人達が、たくさん参加していて、とても懐かしい音楽家の人達との再会でした(*^_^*)。
課題をこなすのはなかなか大変で、音の長さを数えそこなっていたり、低音パートとハーモニーが合わなかったりと、頭の中で考えるのはかなり難しい…。魅惑のデミニューションが、困惑のディミニューションになってしまう私の頭の中(*_*;。でも知らないことをいっぱい教えて下さるのが楽しみで、参加して良かったといつも思うプリンチピさんの講座です(^_^)v。

  
終わってから、ココプラザのカフェでビールやお茶のひととき。
コルネットの笠原さん、上野さん、昔モンテヴェルディの「Vespro」でご一緒した、サックバット(トロンボーンの元)の織田さんや、ドゥルスィアン(ファゴットの元)の淡島さん、現在一緒にアンサンブルしてる、チェンバロの岡本さん、バロック・ヴァイオリンの上田さんと。

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