旧軍施設跡の銘板 「強制連行」でバトル(産経新聞) - goo ニュース
記事を詳しく読むまでは橋下知事に対する私のイメージから、「強制連行の文言をはずせ」といっているのか、橋下知事は。と勘違いをしていた。外せといっているのは市民団体「戦争資料の偏向展示を正す会」だった。
●府は平成6年、翌年の戦後50年事業の一環として、戦争の悲惨さを次世代に伝えるため、府内の旧軍施設跡などに銘板を設置する事業を企画。市町村や府民から情報を集めるなどして調査を進め、地下壕跡や飛行場跡など12カ所を選定、7~8年に設置した。このうち強制連行された朝鮮人が働かされたとの説明が記された銘板は、生玉公園地下壕跡(大阪市天王寺区)▽大阪城公園(中央区)▽タチソ地下壕跡(高槻市)▽大阪警備府軍需部安威倉庫跡地(茨木市)。
産経新聞の記事より引用した。戦時中の「朝鮮人の徴用」のことを詳しく勉強をしたことがない人間が言うのもおかしいかもしれないが、通説では「強制連行」された人もいた、というのが半ば常識となっているのではないか。もちろん今では、全員が連れてこられたのではなく徴用以前に自ら出稼ぎのために日本に来た人がいたというのもまた、半ば常識となっている。市民団体の言う「強制連行は虚構」という表現は、あの戦争を今でも日本は正しかったと賛美している一部の人々の夢物語ではないか。この件に関しては、右よりと思っていた橋下知事の発言が正しいと思う。何時の時代でもそうだが、物事を振り返る時はその時代の弱者の立場に立ったほうが、歴史としては正しい事が多いのではないか。
今日の一枚も、「いよいよ花の出番」です。