マツダ工場で車暴走、次々はね1人死亡 「くび恨み」(朝日新聞) - goo ニュース
景気の悪化で期間従業員が首を切られた腹いせに、工場に自動車で侵入し次々と正社員をはねた。第一報ではおそらくこんな情報が入ったのではないか。マスコミが「飛びつくネタだ」。しかしその真相は、たった8日で自ら期間工を退職した人生を投げ出した男の無差別殺人だった。
●引寺容疑者は「マツダを2カ月前にくびになり、恨みがあった。精神的にむしゃくしゃして人をはねた。殺すつもりでやった」などと話し、容疑を認めているという。県警によると、引寺容疑者は22日午前7時35分ごろ、宇品工場の東正門前の路上で乗用車で2人をはねたうえ工場敷地内に侵入。専用の橋でつながっている本社地区工場内にも入り、延べ5キロにわたって走る間に計9人を次々とはねた疑いがある。被害に遭ったのはマツダの社員10人と期間従業員1人とみられている。
朝日新聞よりその記事を引用した。人は生きている限りにおいて自分では願ってもいなかった状態に陥ってしまうこともある。ある日突然に負債を背負ってしまうような。しかしどんな状況に陥ったとしても、「無差別殺人」だけは止めて欲しいものだ。当人にとっては「死への晴れ舞台」かもしれないが、巻き込まれる人間やその家族にとっては、地獄だ。もしそんな人がこのブログを見ていたら、「自分のことは自分一人で解決してください、人知れず、日本の隅っこで」。
今日の一枚も、「6月の花」です。