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菅家さん、そして取調べの可視化。

2010-01-22 | ニュース 社会

DNA追及され涙ながら否認撤回 菅家さんテープ再生(朝日新聞) - goo ニュース

小沢民主党幹事長問題で、党の方が「取調べの可視化」を必要に叫ぶのは検察に対する圧力ではないのか、といった問題が持ち上がっている。元々民主党は「可視化」を訴えていたはずだし、圧力だという議論はためにするものだろう。それにしても検察はそれほど「可視化」が嫌なものか。足利事件の再審第5回公判で当時の取調べの録音テープが公開されているので紙面で4つのテープを読んでみた。

●冒頭、菅家さんが「森川さん、私は17年半の間、無実の罪で捕まっていました。そのことをどう思いますか」と直接質問。 森川元検事は「当時、主任検事として、全証拠を検討し、菅家氏が犯人と判断した。新たなDNA型鑑定で犯人でないと分かり、非常に深刻に思っている」と答えた。

上に産経新聞からの記事を引用した。世間やマスコミは森川元検事に土下座して「すいませんでした」とでも言ってもらいたいのだろうか。私には上の記事の森川元検事の言葉で十分だと思うのだが。勿論、無実で17年も服役した菅家氏には同情するが。警察の取調べのテープは論外だが検察のは節度のあるもののように思う。テープを読んで気になったのは、「取調べが夜遅くなりまして、これ以上10日も20日もやっていないと言うと、殴られたり蹴られたりするんじゃないかと思い、それで自分がやりましたと話した」というくだり。同じ日のテープに2度も出てくる。取調べが10日や20日に及んだのなら分かるが、まだ取調べの初日での発言としてはちょっと異様だ。それと裁判の最中に一転、自白に及んだのも「後ろの傍聴人の中に自分を取り調べた警察官がいると思って」という供述を新聞で読んだような気がする。されてもいない暴力行為に異様に敏感な人だ。トラウマでもあるのだろうか。

今日の一枚も、’70万博パビリオンです。

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