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お金を落とそう

2010-01-20 | ニュース 社会

震災ハイチに豪華客船は適当?=「無神経」「経済支援」で賛否(時事通信) - goo ニュース

まさに天国と地獄が一つの島(国)に出現した、ということだろう。天災による、努力だけではどうしようもない現実にさらされた人々の国に、誰もが憧れる大型クルーズ客船が3隻も到着したのだから。

●同客船はロイヤル・カリビアン・インターナショナル社(米国)が運航。今週だけで計3隻が到着し、数千人規模がハイチを訪れる予定だ。報道によれば、観光客は被災を免れた北部の同社プライベートビーチで、厳重な警備の中で海水浴やバーベキューを楽しんでいる。 同社は震災支援で100万ドル(約9100万円)の寄付を表明したほか、寄港地プエルトリコで米や粉ミルク、水、缶詰などを積み込み、ハイチ側に提供。ゴールドスタインCEO(最高経営責任者)は自らのブログで、「島にいて、物売りや弊社従業員のために経済活動を生み出すことが支援になる」と今回の停泊を正当化している。

時事通信社の記事から引用した。一読した時は「なんと無神経な」と思ったのだが、ふと15年前の阪神淡路大震災のことを思い出した。2~3週間後に家族4人で神戸の街を訪れた時の事だ。こちらは「物見遊山」と思われはしないかと、内心びくついていたのだが食事に入った店の人から「いや、少しでも人が来てくれるほうが私らはありがたい、そのほうが復興も早いと思う」と言っていただき、救われた思いをしたのを思い出した。その頃は水を節約するために食器にはサランラップを巻いてあったのまで思い出した。記事によるとハイチの収入源は観光というではないか、旅行するお金と時間の余裕のある人は、彼の地を訪れ、迷惑を掛けない範囲でお金を落としてください。私にはその両方とも無いので出来ませんが。

今日の一枚も、’70万博パビリオンです。

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