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殺人罪が妥当だろう。

2012-03-05 | ニュース 社会

下村早苗被告「殺すつもりはなかった」大阪2児虐待死事件公判

●大阪市内のマンションで平成22年7月、幼い姉弟2人の遺体が見つかった虐待死事件で、殺人罪に問われた母親の無職、下村早苗被告(24)の裁判員裁判の初公判が5日、大阪地裁(西田真基裁判長)で開かれた。罪状認否で下村被告は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認。弁護側も殺人罪は成立せず、保護責任者遺棄致死罪にとどまると主張した。判決は16日に言い渡される。検察側は冒頭陳述で、姉弟2人は幼く、被告は食事を与えなければ死亡することを認識していたと主張。にもかかわらず、リビングの扉に粘着テープを貼って閉じ込め、そのまま1カ月以上放置したと指摘した。これに対し弁護側は、被告は自身が受けた虐待の経験などから、激しい恐怖や不安を直視できない心理状態にあったと指摘。このため2人が死んでも構わないという認識はなかったと反論した。

産経ニュース より引用した。弁護側の主張はよくあるパターンで「幼い頃に虐待を受けた人間は自身もまた虐待を繰り返す」の類のもので「虐待を受けたからこそ自分はしっかりと子供を育てる」と頑張っている人が多い中では、ちょっと無理な主張ではないだろうか。この所、大人の餓死に関する事件が続いたが、この事件は遊びに忙しい母親に捨て置かれた3歳の桜子ちゃんと1歳の楓ちゃんが餓死するというむごたらしい事件だ。しかも玄関に出られないようにリビングの扉には粘着テープを貼ってあったというむごたらしさだ。弁護側が主張する「保護責任者遺棄致死罪」では罪状として軽すぎる、やはり殺人罪が妥当なところだろう。

今日の一枚も、「京都・鞍馬」です。

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