大たこ営業再開…元の店から10m、初日から行列
この事件に関してはマスコミの取り上げ方はまるで「大たこ」が被害者のようだった。群がる若者や観光客はただの「ひやかし」で何の責任も取らない烏合の衆に過ぎない。一つ意見として「40年近くも違法状態で営業させていたのに、いまさら」と言うのがあるが、確かにこれは大阪市の怠慢で今までの担当者には処分があってもいい話だが、事実は今年の7月に最高裁で立ち退きが確定したということである。
●大阪市の市有地を不法占拠しているとして立ち退きを命じられ、今月16日に店舗を自主撤去した大阪・道頓堀の人気たこ焼き店「大たこ」が25日午前、営業を再開した。新店舗は、不法占拠していた市有地から約10メートル離れたビルの1階で、初日から大勢の客で行列ができた。ビル1階に同日オープンした土産物店に間借りしたスペースで営業を再開。ミナミの活性化に携わるメディアプロデューサーの沢田隆治さん(77)が「大たこがなくなってしまうのはもったいない」と、ビルのオーナーや土産物店との間を取り持ち、営業再開にこぎつけた。「大たこ」の林美樹店長(34)は「最高の場所で営業を再開できた。道頓堀を盛り上げていきたい」と話した。
毎日新聞の記事より引用した。最高裁判決をあざ笑うように元の位置からわずか数十センチ先の市道で営業を始めた時には「おまえらはヤクザか」と思ったものだが、強制撤去の費用負担を恐れてやっと家賃を払ってまともに商売をする気になったというところか。マスコミが面白おかしく取り上げるものだから、いまではすっかり観光地と化し、また若者の町となってしまった道頓堀だが、私には非常に近寄りがたい町になってしまったのも事実である。
今日の一枚はも、「クリスマス」です。
何度か食べた事はありますが、そのたびに美味しくないと思って残念に思っています。
観光客が主に購入されているようですが、本当に美味しくない『たこ焼き』です。