細野氏出馬断念で若手がっかり…浮足立つ党内
●「出馬は見送ります。ご期待に沿えず申し訳ない」細野豪志環境・原発相は、10日告示の民主党代表選への立候補を要請していた小川淳也衆院議員ら約20人を前に、出馬断念を表明した。細野氏への待望論が広まったのは、選挙基盤の弱い若手を中心に「野田首相では衆院選を戦えない」との危機感が充満していたためだ。清新なイメージを持つ41歳の細野氏に対し、鹿野道彦前農相グループなどのベテラン議員も支持に動き出していた。ところが、告示目前に有力な選択肢を失ったことに、細野氏を支援しようとしていた前原政調会長グループの若手は「破談直後に別の結婚相手を探す気にはなれない」とため息をついた。菅前首相グループの中堅議員も「もう少し早く言ってくれれば……」と失望感をあらわにした。
YOMIURI ONLINEより引用した。まさか細野原発相が代表選へ立候補することはないだろうと思っていたが、その通りになってよかった。それにしても国会議員というのは自分が生き残るためには「形振りを構わないものだなあ」と、改めて実感した出来事だった。一方自民党の方を見てみると、今度の総裁は総理大臣への道が開かれていると言われているだけに、幹事長が現総裁に対抗して立候補する動きを見せたりと、こちらもきな臭いことにはかわりがない。大阪維新の会も「日本維新の会」として国政選挙に出ることを固めたようだし、党首選が終わり国会が解散ともなれば、今度は我々国民の方がその存在感を示す番がやってくる。
今日の一枚も、「イルミナイト・夏」です。