韓国、日本を反面教師 中国の“資源武器化”警戒 中国船長釈放(産経新聞) - goo ニュース
● 東亜日報は「中国の強硬圧迫に降伏した日本」と題する社説で、「大国主義と中華思想が強い中国が、経済力と外交力を背景に国際舞台で発言力を強めつつある現実は、われわれにもっと緊張しろという信号を送っている」と指摘。「国家間に力のない正義が通用することはほとんどない」と警告している。
インド 広がる中国脅威論 一連の反応「狂乱に近い」(産経新聞) - goo ニュース
●ジャワハルラル・ネール大のG・V・ナイドゥ教授は、「インドの国益も脅かされかねない」との認識が改めて明確になったと指摘。その上で、「日本やその周辺国と連携して、中国を除いて、個々の地域的な政策を全体の政策に発展させることが、インドにとっても長期的な利益につながる」と主張する。
産経新聞より引用した。記事によると韓国もレアアース(希土類)の全てを中国から輸入しているという。今回のことで中国政府は「レアアースの対日輸出を止めるという指示は出していない」と回答してきているが、それをそのまま信じる人間はいないだろう。また東亜日報が書いているように「国家間に力のない正義が通用することはほとんどない」というのも事実であろう。アメリカから「尖閣諸島は日米安保条約の範囲である」という言葉を引き出したことは今回の事件での唯一といっていいほどの得点だが、実際問題としてこれ以上事態がこじれた場合に、アメリカが日本の見方になって中国と対峙してくれるのかといえば、甚だ心もとないようにも思う。ここは、インドの新聞記事にもあるように周辺国と連帯して中国と対峙するのが一番良い方法だろう。
今日の一枚も、「おのぼりさん、最終日」です。