紳助さん以前も疑惑…「調べられず」甘いTV局
●暴力団山口組の最高幹部との交際を理由に引退した人気タレント、島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)を巡っては、以前から暴力団との関係が取りざたされていた。だが、各テレビ局で、島田さんの出演場面が減ることはなかった。「黒い交際」の疑惑は放置されたのか。2007年、島田さんと、今回問題になった幹部とのつながりを巡る記事が、複数の週刊誌に相次ぎ掲載された。当時について、18年間続く「クイズ!紳助くん」を制作する朝日放送広報部は「その記事を把握していたかどうかは不明」とする。一方、あるテレビ局幹部は「局側がタレントを調べるわけにもいかず、事務所との信頼関係に頼るしかない」と言う。別の局の制作幹部は「あってもおかしくないとは薄々感じていたが、積極的に尋ねようという雰囲気にはならなかった」。その理由を「紳助さんが吉本興業の大物だということが大きい」とし、「近年のバラエティー番組ブームを先導しているのは吉本のタレント。その源泉は視聴率だ」と明かした。
YMIURI ONLINE より引用した。あいも変わらず彼と共演していたタレントの間では「引退しないで欲しい」というコールが多いようだ。まるで裏社会の人間と交際し、記者会見の出来栄えまでお伺いを立てていたことなど、お構いなしという感じだ。おそらくは彼に追い打ちをかけるようなさらに悪いニュースが明るみになり、多額の損害賠償を要求されるようになれば、塩が引くようにそのコールも収まるのだろうが。いや、反対に「彼にはひどい目にあわされた」コールが飛び出すのかも。記事にあるようにテレビ局がタレントを調べるのは確かに難しいだろう。タレントの不祥事の責任の一切は、本人とそのタレントで稼いでいる事務所が負うのが常識だろう。今回のことでは、吉本は「そろそろ化けの皮が剥がれる時期」と判断をしたのだろう。
今日の一枚も、「花」です。