≪川旅・暴れ天竜を下る!その2≫
時又は飯田市の中心より南7キロ位の位置にあり、天竜下りの弁天港から時又港の終着でもある。天竜下りにはもう一つあり、姑射橋の下から唐笠港までを下る2つがある。これは今回初めて知ったことではあるが、上流は鵞流峡を通るためにかなり過激なコースであり、下流は比較的穏やかな瀞や淵を行くのんびりコースであるようだ。
今日の夜は時又でキャンプの予定である。港の近くに素敵なキャンプサイトを見付ける。トイレがあって、東屋があり、水場もあって無料という好条件の場所で、オマケにテントの下は芝生で快適な一夜を過すことが出来た。
夜の部のメニューは豚シャブ、男ばかりのグループには下ごしらえが簡単で手早く準備出きるのが良い。それと、今日のスペシャルメニューは飯田名物?の馬刺し。地元のスーパーで値打ちに買うことができ、良く冷えた恵比寿ビールとのマッチングは最高であった。余談ではあるが、飯田は珍味の宝庫で、ザザ虫、ハチノコ、イナゴなどにも次回はチャレンジしてみたい。
翌日は時又港から唐笠港への川下り。今回は車を先に唐笠駅にパーキングし、飯田線で時又へと戻った。川下りスタイルのオッさん4人が手ぶらで電車に乗っているのも無様な感じではあるが、これから下る天竜を車窓から眺めて盛り上がっていた。
Tさん曰く、「今日は楽々ですよ!」の言葉に周りの景色を見るのにも余裕を感じる。天気は上々、鼻歌混じりに小さな瀬へと入って行く。前方に両岸が切り立ち、崖の上部にホテルが見え始めると天竜峡である。流れは比較的穏やかで、上部に架かる姑射橋をバックに記念写真を撮る。
吊り橋の下を通過し、飯田線の鉄橋を潜る辺りでちょとした瀬が現れた。カヌー下りでの橋脚は結構怖い存在で、その周りでは変な流れが発生していて不気味である。ましてや、艇を真横にぶつければ凄まじいパワーでカヌーはポキリと折れてしまうという怖い存在だ。
その後はのんびりカヌー旅が待っていた。両岸は切り立っていて、道路や民家もなく、部分的に現れる飯田線だけが人口物という区間である。流れは緩くなるために漕ぐ必要はあるが原始のままの景色が続くために飽きがこない。
瀞場の岸に無人の屋形船が停めてあった。船縁には缶ビールや地酒などの飲物が並べてあり、川下りの観光客向けの売店のようだ。時間がまだ早いためにまだ人影が無かった。
休憩を兼ねて白砂の河原に上陸してみる。そこは人の気配が一切無い変わりに動物の足跡が多数あり、多分それは水を飲みに来たカモシカであろうと思われた。充実した二日間の川旅も終わりに近いという余裕からか、ライフジャケットを着けたまま泳いでみる。多少、水は冷たいものの水質は綺麗で気持ち良く泳げた。
長瀞橋の手前の左岸が唐笠港であった。数羽のアヒルがガアガアと迎えに泳いで来て歓迎してくれる。後で知ったことであるが、これは天竜下りの観光客を出迎える演出のようであり、無賃の川下りのカヌー客はお呼びでないようであった。
上陸地点を間違え、観光土産屋の中を通ってカヌーを移動したためにひと悶着あったが、無事に二日目の川下りも終えることができた。
下條村の道の駅で美味な信州?蕎麦をいただき、次回のカヌー旅の約束をして仲間と別れた。一人旅も楽しいが、大勢での旅も素敵である。今回のプランニングをしていただいたTさん、激沈にもめげずに漕ぎ切ったMさん、いつも優しい目で安全に気を配ってくれているKさん、頼りになるカヌー仲間達にあらためて感謝を申し上げたい。
時又は飯田市の中心より南7キロ位の位置にあり、天竜下りの弁天港から時又港の終着でもある。天竜下りにはもう一つあり、姑射橋の下から唐笠港までを下る2つがある。これは今回初めて知ったことではあるが、上流は鵞流峡を通るためにかなり過激なコースであり、下流は比較的穏やかな瀞や淵を行くのんびりコースであるようだ。
今日の夜は時又でキャンプの予定である。港の近くに素敵なキャンプサイトを見付ける。トイレがあって、東屋があり、水場もあって無料という好条件の場所で、オマケにテントの下は芝生で快適な一夜を過すことが出来た。
夜の部のメニューは豚シャブ、男ばかりのグループには下ごしらえが簡単で手早く準備出きるのが良い。それと、今日のスペシャルメニューは飯田名物?の馬刺し。地元のスーパーで値打ちに買うことができ、良く冷えた恵比寿ビールとのマッチングは最高であった。余談ではあるが、飯田は珍味の宝庫で、ザザ虫、ハチノコ、イナゴなどにも次回はチャレンジしてみたい。
翌日は時又港から唐笠港への川下り。今回は車を先に唐笠駅にパーキングし、飯田線で時又へと戻った。川下りスタイルのオッさん4人が手ぶらで電車に乗っているのも無様な感じではあるが、これから下る天竜を車窓から眺めて盛り上がっていた。
Tさん曰く、「今日は楽々ですよ!」の言葉に周りの景色を見るのにも余裕を感じる。天気は上々、鼻歌混じりに小さな瀬へと入って行く。前方に両岸が切り立ち、崖の上部にホテルが見え始めると天竜峡である。流れは比較的穏やかで、上部に架かる姑射橋をバックに記念写真を撮る。
吊り橋の下を通過し、飯田線の鉄橋を潜る辺りでちょとした瀬が現れた。カヌー下りでの橋脚は結構怖い存在で、その周りでは変な流れが発生していて不気味である。ましてや、艇を真横にぶつければ凄まじいパワーでカヌーはポキリと折れてしまうという怖い存在だ。
その後はのんびりカヌー旅が待っていた。両岸は切り立っていて、道路や民家もなく、部分的に現れる飯田線だけが人口物という区間である。流れは緩くなるために漕ぐ必要はあるが原始のままの景色が続くために飽きがこない。
瀞場の岸に無人の屋形船が停めてあった。船縁には缶ビールや地酒などの飲物が並べてあり、川下りの観光客向けの売店のようだ。時間がまだ早いためにまだ人影が無かった。
休憩を兼ねて白砂の河原に上陸してみる。そこは人の気配が一切無い変わりに動物の足跡が多数あり、多分それは水を飲みに来たカモシカであろうと思われた。充実した二日間の川旅も終わりに近いという余裕からか、ライフジャケットを着けたまま泳いでみる。多少、水は冷たいものの水質は綺麗で気持ち良く泳げた。
長瀞橋の手前の左岸が唐笠港であった。数羽のアヒルがガアガアと迎えに泳いで来て歓迎してくれる。後で知ったことであるが、これは天竜下りの観光客を出迎える演出のようであり、無賃の川下りのカヌー客はお呼びでないようであった。
上陸地点を間違え、観光土産屋の中を通ってカヌーを移動したためにひと悶着あったが、無事に二日目の川下りも終えることができた。
下條村の道の駅で美味な信州?蕎麦をいただき、次回のカヌー旅の約束をして仲間と別れた。一人旅も楽しいが、大勢での旅も素敵である。今回のプランニングをしていただいたTさん、激沈にもめげずに漕ぎ切ったMさん、いつも優しい目で安全に気を配ってくれているKさん、頼りになるカヌー仲間達にあらためて感謝を申し上げたい。