Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

自転車、登山、テレマークスキー、カヌー・・・そんな情報が満載ですよ!!

輪旅 南濃から海津の水郷地帯を走る!!

2011-12-29 22:36:51 | 自転車旅
《輪旅 南濃から海津の水郷地帯を走る!!》
 今年も残りわずか・・・正月の酒宴?に備え、ぷらっと海津の水郷地帯を走ってきました。天気は上々、白い雪をまとった養老山系を眺めながら、長良川沿いを南下します。このエリア・・・濃尾平野でも海抜の低い場所で、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)がたびたび氾濫を繰り返した歴史があります。

 輪中・・・集落を堤防で囲い、水害から家を守る。更に、屋敷の隅には水屋と呼ばれる蔵が高台に造られています。いざというときはここに避難をし、数日は暮らせるようになっているとか。

 今日のハイライト!??・・・とても人気のお千代保稲荷へ。おちょぼさんの愛称で呼ばれ、多くの参拝客が今日も押しかけていました。ここで外せないのがドテ(ホルモンを味噌ダレで煮込んだもの)と串カツ・・・立ち食いで頂いてきました。

 今日の画像は・・・
http://lumixclub.panasonic.net/front_mypages/myhome
左上のマイコンテンツから入り・・・「海津あたりを散策!」をクリック・・・下のスライドショーで!
※今日の愛車は、ツノダTu・グランプリ


(朝の光を受けて)
 ちょっと寒い感じがしますが、日差しがあって快適・・・長良川沿いに右岸を南下します。サイクリングロードは河原の外側のため、川面を眺めながらとは行きません。堤防の上を走る大型車がちょっと怖い感じがします。


(陽だまりを快走)
 冬・・・真夏のどうしようもない暑さよりは走りやすいです。工夫は、耳当て、裏がフリースの手袋、つま先の冷え・・・でしょうか。ウェアーは、インナーは少なめにし、風を通さないナイロン素材のアウターがあれば快適です。


(椿の花)
 木曽三川公園の手前、福江あたりで大江川に向かいます。途中のコンビニで肉まんを・・・蒸したてが美味でした。


(へら釣り?)
 水郷地帯独特の川・・・クリーク?ワンド?・・・絶好のヘラ鮒釣りのポイントのようです。テントの中に陣取り、そこから竿を伸ばす・・・何か時間が止まったような風景でした。


(大江川)
 輪中・・・たびたび洪水に見舞われた地域ならではの工夫のようです。木曽川の左岸・・・尾張側は堤防が一段と高いとか・・・太閤堤(たいこうづつみ)・・・秀吉は、わざと美濃側の堤防が切れて洪水にし、尾張を守ったようです。

 高須藩のお城(陣屋!?)・・・立派な歴史資料館が川のそばに建っていました。高須藩は尾張の支藩(尾張徳川家と高須松平家は縁戚関係?)とか・・・会津藩最後の藩主、松平容保は高須藩の出身。


(お千代保稲荷にて)
 レトロ?な高須の街並みを抜け、今尾へ。ここの街並みも昭和の風景が色濃く残っています。2月11日に行われる「左義長」は見もの・・・また訪れてみたい祭りです。

 大榑川・・・昔、長良川の氾濫を揖斐川に流すためのバイパス的な川だったそうです。片堤防・・・ちょっと不思議な堤防です。


(赤味噌で煮立てたドテ)
 商売の神様!?千代保稲荷へ寄ってみます。おちょぼさんの愛称で親しまれ、その賑わいは凄いの一言・・・その魅力は門前町に・・・ドテ、串カツ、ナマズの姿焼き、川魚の佃煮・・・その庶民的なお値段も魅力です(串カツ1本80円)

 まさしくポタリング!!といえるノンビリ旅でした。

輪旅 陽光を求めて志摩半島へ!!その2

2011-12-12 21:51:43 | 自転車旅
《輪旅 陽光を求めて志摩半島へ!!その2》
 今日も快晴・・・とても嬉しくなります。
朝の散歩・・・宿の周辺を散策します。日の出を見に海岸へ。地元の方と朝の挨拶をするのも楽しみです。宿に帰り、朝風呂で冷えた身体を温める・・・贅沢な朝です。

 朝食・・・朝からとても豪勢、夕食に残した刺身がズケに・・・ヒラメのお頭付きは煮付けに・・・もったいないの精神でした。宿の心配りが素晴らしいです。


(的矢から三ヶ所への渡船)
 相差は小さな町ですが、ホテルや民宿がいっぱい・・・関西ナンバーのクルマが多く停まっていました。的矢湾に沿った静かな道を走って行きます。小さなアップダウンが心地よい・・・

 自転車旅のベテラン、akutaさんより渡船の情報をいただく。的矢と三ヶ所を結ぶ県道の渡船(正式名称は県道船)・・・赤と白に塗り分けられた板の標識を横にすると、対岸より連絡船がやってきます。自転車用ではなさそうですが、気持ちよく船内へ入れていただけました。船長さんに感謝・・・志摩の人たちの心の優しさが嬉しかったです。渡鹿野島を横に見て・・・ここの書き込みは省きます(笑)


(三ヶ所の波止場にて)
 三ヶ所より磯部町を目指します。途中、安乗崎へ向かうサイクリングロードも・・・伊雑ノ浦へ出ますと、丘の上に志摩スペイン村が・・・シニア・サイクリスト集団には興味がないようでした。


(海苔の養殖)
 磯部よりは、県道16号「南勢磯部線」にて五ヶ所浦を目指します。昨晩の料理のせいか、とてもペダリングも軽く、快走してゆきます。


(伊勢うどん)
 海に出会ったところは神津佐、網に養殖された海草の緑が綺麗でした。更に進んで五ヶ所浦にて昼食(玉山食堂)・・・ローカルな食堂はとても流行っていて、次から次にお客さんが・・・カツ丼を食べる人、真っ黒なだし汁の伊勢うどんを食べる人、好みはまちまちです。


(紅葉の道)
 いよいよ今回のフィナーレ・・・県道12号「伊勢南勢線」にて剣峠を目指します。のどかな南勢地方の集落を通過しながらの旅は心がなごみます。標高が低いとの情報になめて掛かりますと、意外と後半はしんどく・・・紅葉の木々を見上げながら、ちょっと気合を入れて上がりました。


(五ヶ所湾)
 剣峠(標高330㍍)・・・かつては、志摩地方の人たちがお伊勢参りのときに利用した道だそうです。峠から眺める五ヶ所湾は逆光に輝き、とても幽玄な感じがしました。


(峠にて)
 峠越えを嫌う方もいますが、やはり自分の脚で登った峠は感動が違うようです。達成感!やったという気分はまた格別です。峠から眺める景色も数倍に美しく見えるように思います。


(剣峠)
 峠は風も越える場所・・・強い向かい風に逆らいながら反対側へ。ここよりは、伊勢神宮内宮の前までのダウンヒルが始まります。その道沿い・・・神宮林なのでしょうか、ほとんど人の手が入らず、原始のままの植生のようでした。まさしく神域・・・日常に感じることのない緊張感が漂っています。

 高麗広・・・ぽつんぽつんと建つ民家の軒先をかすめ、快調に自転車を走らせます。右下には五十鈴川・・・例の宇治橋の下を流れる清流です。清らかさ、透明度も違うように感じます。

 道が突然に終ったところ・・・内宮前の駐車場でした。大型バスや自家用車がうごめき、多くの参拝者で賑わう・・・夢のようなツーリングから現実に引き戻された瞬間でもありました。

 二日間の志摩半島ツーリング・・・天候にも恵まれ、コースよし、仲間よし、お宿よしで大満足な自転車旅を無事に終えることができました。多くのアドバイスをいただいたお仲間さんに感謝を申し上げます。

 来年も・・・次回は曽爾高原から御杖村、美杉村の三多気あたりを走りたいなと!

輪旅 陽光を求めて志摩半島へ!!その1

2011-12-12 21:35:22 | 自転車旅
《輪旅 陽光を求めて志摩半島へ!!その1》
 美濃や飛騨の山々には雪が・・・
冬になると温暖な場所へ行きたくなります。
遠州灘あたり・・・それとも志摩半島へ!

 できれば海の幸を鱈腹・・・志摩の相差に宿が決まりました。
伊勢神宮~鳥羽~浦村~石鏡(いじか)~相差(おうさつ)

 今年を締めくくる最高のツーリングでした!


(人混みのおかげ横丁を歩く!)
 不景気のせいでしょうか・・・東北地方を襲った未曾有の天災のせいでしょうか・・・伊勢神宮はとても混んでいました。人ごみを掻き分け、自転車を押しながらおかげ横丁を抜けて宇治橋へ向かいます。

 同行の方々と合流し、鳥羽を目指してスタート。県道37号「鳥羽松阪線」にて鳥羽を目指します。交通量も少なく、走行は快適、並走する近鉄特急のビスタカーが格好よいです。途中、伊勢神宮に供えられるお米を作る神宮神田へ寄ってみました。


(浦村で焼き牡蠣を!)
 池の浦駅を過ぎ、鳥羽商船高校のところより裏道に・・・鳥羽城跡へ出ます。昔、大漁で景気のよい猟師さんたちで賑わった鳥羽の繁華街・・・今はちょっとうらぶれていました。安楽島橋を渡って浦村方面へと・・・途中、波止場に座り込んで昼食。

 麻生の浦大橋を渡って左折・・・小さな漁村を通る道を行きます。浦村町というのでしょうか、もくもくと煙の上がっている倉庫を覗くと、そこは焼き牡蠣料理を食べさせる店(食べ放題で3千円位?)でした。「予約でない方はお断り!」の冷たい一言に意気消沈・・・次の店へ向かいました。

 集落外れにあった「モンキー」さんへ・・・ここはばら売りも可、一つ50円ととてもリーズナブル・・・なんとその倍もの焼き牡蠣を食べさせていただきました。おまけにアワビも・・・


(伊勢湾!?)
 パールロードの下を通るこの道はお気に入りのコース・・・車も少なく、太平洋を見下ろしながらノンビリと自転車を走らせます。「潮騒」で有名な神島も手に取るように見えます。

 石鏡あたりで小休止・・・12月にしてはそれほど寒くもなく、絶好のサイクリング日和・・・近況報告に花が咲きます。


(なごみのひと時)
 次に訪れたのが鎧崎・・・漁村独特の狭い路地を通り抜け、海辺に出ます。西に傾いた太陽に海面が反射し、キラキラと輝いていました。


(メインディッシュ?の伊勢海老)
 今宵の宿・・・相差の料理民宿「丸万」さん・・・同行していただいているBinさんの紹介・・・総桧の貸切風呂、イセエビ、アワビ、クルマエビ、カキ、タイにヒラメの刺身・・・大きな舟盛りに圧倒されました。もちろん味も絶品・・・ビールの本数がまたたくまに!??

 今日のみのサプライズ・・・皆既月食までも楽しむことができました。


(素敵なお仲間!)
 食べ切れない刺身を部屋に持ち帰り、再びの酒宴・・・夜遅くまでの自転車談義・・・至福の時間はエンドレスのようでした。

閑話休題!??
「私の宿の探し方」
お泊りツーリングの楽しみ・・・コースが良いこと、仲間が良いこと、自転車のチョイスが良いこと・・・そして魅力的な宿。素敵なコースを走ったあと、宿に着いての楽しみはお風呂(温泉なら更によし)、風呂上りのビール、食べきれないご馳走、またまた冷えたビール(できればキリン?)、部屋に戻っての反省会(ビール付き?)、もう一度お風呂、暖かい布団で就寝。

宿を選ぶには・・・
じゃらんなどのネットサイト(複数)で検索、観光協会のサイトも参考に。大きな観光ホテルは敬遠、築30年以上を経た公共の宿も敬遠(改装が要注意)、宿泊定員は20から30くらいが上限。料金的には7~8千円がベスト。きっちり飲んでも一万円で収まるように。

ホームページがあること、経営者のやる気が見える。外観は好みで選択。ネットで予約ではなく、電話で直接に(ネット業者はマージンを取るため)・・・応対時の人柄・・・オーナーさんの優しい感じが決め手。民宿、ペンションを選ぶことが多いですが、ローカルな公共の宿もねらい目です。

以上、ご参考までに!



山旅 下呂・御前山へ!!

2011-12-12 21:13:37 | 登山
《山旅 下呂・御前山へ!!》
御嶽信仰が盛んであったころ、美濃や飛騨の信者の方は御前山へ登り、そこより御岳さんを拝んだといいます。今回は、下呂温泉より下呂御前山へ登ってきました。

やはり雪の付いた山は雄大・・・まだ本格的な積雪にはなっていませんでしたが、御嶽の雄姿を間近に眺めることができました。

すぐ北には乗鞍岳、続いて穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳・・・ちょっと離れて白山も!絶好の大展望台でした。


(紅葉の終った林道を歩く!)


(桧の植林帯)


(下呂の温泉街が!)


(旧遥拝所跡)


(御嶽の雄姿)


(記念写真)