Union Station(ユニオン駅)の地下で朝ご飯を適当に済ませたあと、徒歩にてUnited States Capitol(国会議事堂)へ。見学には整理券が必要で、9時少し前に到着して9時40分の整理券を入手した。
1792年、一般公募から選ばれたのは医師のウィリアム・ソーントンのデザインであった。増改築を重ねほぼ現在の姿までになったのは1860年代。1863年に重さ4077トンの天井ドーム部分が完成し、てっぺんには身長5.5メートルの「自由の女神像」がつけられた。ツアーは、Rotunda(ロタンダ・円形大広間)から始まる。ジョージ・ワシントンと13人の女性(最初に独立したときの13州を象徴)が描かれた天井のフレスコ画、その下に描かれた絵に関する逸話など、おばちゃんの説明が興味深い。ここは国葬にも使われ、最近ではレーガン元大統領、ローザ・パークスさんなどの遺体が安置されたそうだ。
国会議事堂 と 大広間の天井絵(ワシントンと女性13人、見えるかな・・・)
また、となりにあるStatuary Hall(彫像ホール)には、アメリカ50州がそれぞれ寄贈した州の著名人の彫像2名分、の一部が飾られている。各州が既に寄贈した彫像は入れ替えを受け付けないというのがルールだったが、アラバマ州は長年のロビー活動により、1体をヘレン・ケラーの彫像に入れ替えることに成功したとか。
議事堂見学の後は、Supreme Court of the United States(合衆国最高裁判所)を外から見学(修復中)、Library of Congress(議会図書館)へ行った。
図書館は、3つの建物から成り、1897年に完成したトーマス・ジェファソン館は、床・天井のモザイク、壁画、ステンドグラスなど、ヨーロッパ寺院のような雰囲気で、とても図書館とは思えない。15世紀に初めて印刷されたグーテンベルグの聖書、1445年ドイツで42冊作られたマインツの大聖書のうち1冊が展示されていたが、500年以上も前に印刷されたものとは思えないほどの鮮明さに驚かされる。また、建物中央にある円形の閲覧室は特別に見学者用の回廊があり、そこからは、閲覧室の中段ほどにある、カテゴリーごとにその分野を象徴する人物のブロンズ像(Artにはベートーベンとミケランジェロ、Poetryにはシェークスピア、Scienceにはニュートンなど)が16体飾られているのを見ることが出来る。
ジェファソン館の大ホール と 閲覧室
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