暇つぶしです

私が思いついた事を書くだけのブログです。

才能がね

2020-11-28 10:50:35 | Weblog
才能がね

 『女性なら、料理が出来ないといけない』というのは間違いで。
 「料理が苦手な女性もいる」と。
 女優の作家さんで、本で、『私の料理はしばし科学実験に例えられ、計量の慎重さ、にも関わらずの、失敗の多さから』と書いていた人がいたが。

 「別に、女性だからと言って、みんな料理が得意な訳ではない」。
 しかし、別に、それ以外の能力があれば。
 この女性に関して言えば、女優の才能と作家の才能があるから、食べていくには困っていないけど。
 「働く能力もなくて、料理する能力もなくて、美人でもない女性はどうやって生きていけば良いのでしょう」と。
 別に、何らかの才能があれば、食べていけるのかも知れないけれども。
 「何の才能もない人はどうすれば良いのでしょう」と。

 能力というのは、みんなに平等にある訳ではない。
 『才能がある人には、色んな才能に恵まれていて』で、『才能がない人は、他の才能もない』事も多い、と。
 で、食べていける才能と食べていけない才能がある。
 声優の才能があっても、それで食べていける人は少ないと。
 劇団員の才能があっても、顔がかっこよくなかったら、それで食べていくのは難しい、と。
 世の中の人は、声優の才能とか劇団員の才能というのは、あまり求めていないから。

 「1時間会社で、残業するより、30分家で、料理作る方が、簡単だと思うけど」。
 でも、世の中には『1時間会社で、残業する方が、30分家で、料理するより、簡単だ』という人もいるのだと思う。
 多分、人それぞれなのだと思う。

 ポルポトとか、共産主義は、『みんな能力が同じはずだ』という前提で言っているけど。というか、『それが理想の社会なのだ』と。
 だけど、実際はそうではない、と。
 能力は不平等、と。
 で、「能力の不平等性が収入格差を生み出す」と。
 世の中は、声優の才能とか、劇団員の才能というのは、あまり求めていない。
 でも、プログラミングの才能があれば、大金持ちになれる、と。

 別に、『やりたいことだから』才能がある訳でもない。
 スティーブ・ジョブズなんて、発展途上国で、何年も旅行していたのに。ちょっとだけ、『お金を稼がないといけない』となって、ITの仕事をしたら、『自分にこの分野の才能がある』と気が付いて、結局、アップルの創業者として、有名になったのだから。

 『下手の横好き』みたいなのはある。
 
 あるブログで、『私なんて、10年も英語の勉強をしているけれども。TOICEの点数が、300点台とかよ』と。
 思わず、「TOICEのテストって、何点満点だったっけ」と調べた。
 980点満点らしい。
 「私たしか、TOICEのテスト600点台とかだったと思うけど」。
 この人はいい年をしているから、『学校卒業後、10年英語の勉強をしている』だと思うけど。
 「その点数、センター試験なら、選択肢の1つめに、全部丸つけても、それぐらいの点数取れるのではないか」と言う所だけど。TOICEはそういうテストではないから、そういう訳でもない。
 でも、私でも、「英検3級が合格しそうだけど、準2級は難しいかな」くらいだから。
 でも、『英検3級は、中学校卒業レベルと言われ』と。
 「実際は、英検3級は、中学生の英語が得意な子供でないと、取れないが」と。
 だけど、「TOICE300点代というのは、小学生の日本人ぐらいの点数じゃないの」と思う。
 うーむ。
 『好き』だったら、得意だったら、良いのだけど。
 実際は、そうでもないみたい。

 『Practice makes me perfect.』
 『習うより、慣れよ』と訳されるみたいだけど。
 直訳すれば、『練習すると完璧になるよ』みたいな、感じになると思う。
 『練習したら』みんな上手くなれたら、良いのだけどなあ、と。

 「同じように教えたら、同じように出来るはずだという神話」と思う。
 で、アメリカのマイナーリーグの野球選手になって、その後その仕事を首になった、黒人男性が言うのだ。
 『私が勉強を出来ないのは、学校の先生が「勉強頑張れ」と言ってくれなかったせいだ』と。
 でも、それは違うと思う。
 アメリカでは、『スポーツで、大学に入学しても、怪我をするとか、スポーツで実績をあげられなかったら、大学を辞める事になる。大学に残りたかったら、ある程度勉強が出来ないといけない』と。
 だから、「アメリカの場合、スポーツだけではなくて、勉強が出来たら、勉強が出来る方が良い」と。
 でも、それを、「学校の先生が『勉強頑張れ』と言ってくれなかったのは、その黒人の人が、頑張って教えても、勉強が出来そうに思えなかったから」だと思う。

 いや、「プログラミング能力も才能」なのだと思う。
 一見教える事で、能力が上がっているように見えるけど。「能力の上昇スピードに個体差がある」と。つまり、「それが才能と言う事」。

 ある精神世界系のブログで、『親が、バブルの頃土地買収の会社をしていて。で、その会社がバブル崩壊後倒産して。その人は、貧しい生活しか知らなくて。中学校卒業後、高級寿司屋で見習いの仕事をしていた。で、数年後その寿司屋で、「その寿司屋から一人海外の寿司屋に人を出さないといけない」となって、誰も行きたがる人がいなかったので、その人は一人フランスの寿司屋に行った』と。
 で、『フランス語が話せるようになって、1年後、シンガポールの金持ちから、「私の家の、寿司職人にならないか」と言って、シンガポールに行って、金持ちになって、その数年後、日本で、完全予約制の寿司屋をしている』という話が載っていたが。

 「私は、フランスの寿司屋で働いても、数年ぐらいで、フランス語が話せるようになるとは思えない」と。
 結局、「この人は、親から、語学の才能みたいなのを、遺伝子的に受け継いだのだと思う」と思った。
 結局、他の人が同じようにしても、同じような結果が出るとは思えないからである。

 科学というのはね。
 『同じ方法論を使えば、同じ結果が出るはずだ』と。
 共産主義もそれを言っている。
 で、人間も同じはずだ、と。
 違いが生じるとすれば、それは、周りの環境のせいだ、と。
 でも、本当に、「同じように教えたら、同じように理解するのだろうか」と思う。
 私はそれは違うと思う。
 「同じように教えても、同じように、出来るようにはならない」から。
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