出来る、出来ない

　出来る、出来ない

　２０１０年出版のバシャールとの対談本で、バシャールは『１０年後には、インターネットが量子コンピュータにアップグレードされます』と言っていて。
　で、その時に、私はインターネットで、『量子コンピュータ』で検索かけたけど。
　『量子コンピュータは実現不可能。出来たとしても、１００年後とか』
と書かれていた。
　実際としては、２０２０年の量子コンピュータは出来たと言っていいと思うけど。

　で、そうしたら、そうしたらで、毎日新聞に、『日本は量子コンピュータを作れなかった』と書かれていた、と。
　で、日本人の研究者で、『私は量子コンピュータを研究していた』とか言う人が出て来る。
　「いやそれではあなたは２０１０年に２０２０年頃に量子コンピュータが出来ると言っていたのですか」と思う。
　日本人はいつも、『最初にアメリカ人が出来てから』言うのだよね。それまでは、『そんなことは信じられない』と言う。
　で、アメリカ人が『最初に出来たら』私もその研究をしていた、と言う、と。
　「じゃあ、アメリカ人が最初に出来る前から日本人も出来たはずじゃないですか」と思う。
　でも、『信じられない』と言う、と。
　アメリカ人が最初に作るまでは、と。
　で、アメリカ人が最初に作った後で、日本人が進化させていく、と。
　これは日本がバブル経済の頃から、変わっていない。
　最初にアメリカ人が作って、日本人が進化、発展させていうという流れというのは。

　植物由来の肉、日本人が実際に普通の食卓にのぼるレベルまで発展させていくかも知れないと思う。日本の日清食品が今、その分野の研究開発にお金を使っている、と。
　でも、最初に動物を殺さないで、肉を作るという話が出た時、日本人は『信じられない』と言った、と。
　まあ、動物の繊維を培養して、肉を作るやり方と、植物性たんぱく質を、動物の肉みたいな味にするのとでは、技術は違うけど。
　でも、「消費者から見たら、どちらも一緒じゃないか」と。

　関係ないけど、台湾に旅行に行った時（パッケージツアー）に、『精進料理』とか言って、野菜を揚げたものが出ていた。
　「どこが精進料理なのだ」と思ったけれども。
　「でも確かに動物性のものは使っていない」と。
　「日本人も精進料理と言って、野菜を植物性の油で揚げたものを出せば良いのに」と。
　そんなカロリーの低そうなものを出さないで、と。

　『栄養』と言うけど。「人間にとって一番大事なのはカロリーだ」と思う。
　いくら栄養があっても、カロリーがある程度ないと、人間は生きていけないのだから、と。

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